映画:クローン

「クローン」のネタバレあらすじと結末

クローンの紹介:SFの大御所作家フィリップ・K・ディックの『にせもの』という短編小説が原作です。2079年、近未来の地球が舞台のSFアクションとなっていますが。その実ミステリー要素もあります。ラストには驚きのどんでん返しが待ち受けています。ちなみに主人公を演じているゲイリー・シニーズは、人気海外ドラマ「CSI:ニューヨーク」で主演を演じていることでも知られています。もっとも「クローン」公開時はまだ「「CSI:ニューヨーク」は放送していませんでした。

あらすじ動画

クローンの主な出演者

スペンサー・オーラム(ゲイリー・シニーズ)、マヤ・オーラム(マデリーン・ストウ)、ハサウェイ少佐(ヴィンセント・ドノフリオ)、ケール(メキ・ファイファー)

クローンのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- クローンのあらすじ1

クローンのシーン1 2079年、地球では惑星ケンタウリとの長い戦いが続いていました。ケンタウリの目的は地球征服、人類の多くがこの戦いによって犠牲になり、主人公スペンサー・オーラムの父もまたケンタウリによって殺されています。

ある日の休日、妻マヤと共に森へキャンプに出掛けたスペンサー、帰宅した翌朝のニュースによって、その森が火事になったことを知ります。

その日、スペンサーが自身の勤める特殊兵器開発局へ出勤すると、いつもはない声紋チェックを受け、さらに局内には不穏な空気が漂っていることに気付きます。
と、そこへ地球保安局のハサウェイがやって来て、スペンサーはスパイ容疑で捕らえられてしまうのでした。その後スペンサーは薬を打たれ、意識を失います。しばらくして意識を取り戻したものの、体は椅子に固定され、頭には測定コードが付けられた状態でした。
ここでハサウェイは3日前にケンタウリのスパイを捕獲したスパイ局から、スパイに関する情報を手に入れたことをスペンサーに告げます。その情報によるとケンタウリの標的リストにオーラムの名があったとのこと。標的リストに名があった者はケンタウリのクローンに成り代わられ、スパイになるとのことでした。クローンはその体内にウラン爆弾を埋め込み、地球を破滅させようとしています。その標的リストに名があったため、スペンサーもスパイだと疑われたわけです。
こうしてハサウェイに殺されそうになったスペンサーですが、隙をみてどうにか逃げ出すことに成功しました。なおクローンは標的の記憶も意識もすべて受け継ぐため、仮に地球人がクローンになったとしてもスパイとしての自覚はありません。
しかしそれが分かっていてもなお、スペンサーは自分はスパイではない、何かの間違いだと、スパイではない証拠を見つけるための逃亡を始めます。

【承】- クローンのあらすじ2

クローンのシーン2 ハサウェイたちから逃げながらスペンサーは、軍病院の院長をしている妻のマヤに電話をします。スペンサーは3年前にその病院で検査を受けていました。その検査データと今の自分の体とを照合すればスパイではない、体内にウランなど埋め込まれていないことが分かるはずだと考えたのです。そのことをマヤに伝えたスペンサーは、やがて退廃とした場所へとたどり着きます。
そこはゾーンと呼ばれる、ケンタウリから攻撃を受けた街でした。この街の住人たちは周囲から隔離され、ゴーストと呼ばれて差別されています。ゾーンにはまともな病院も薬もなく皆、荒んだ生活を送っています。
ゾーンに逃げ込んだスペンサーでしたが、体内に埋め込まれたチップによってハサウェイをリーダーとする軍にすぐ見つかってしまいます。ハサウェイたち追手から逃げようとしたスペンサーはやがて古びたビルにたどり着きます。しかし逃げ込んだはずのそのビルもすぐにハサウェイたちに囲まれてしまうのでした。その直後、スペンサーは謎の連中に捕まります。軍かと思われたその連中はゴーストたちでした。
ゴーストの1人ケールに、スペンサーは逃がしてくれたら薬をやると交渉します。ですがケールは信用せず、スペンサーを軍に引き渡すことでお金を得ようとします。そこでスペンサーは自分の妻は病院関係者だから薬を手に入れるあてはあると、どうにか説得します。半信半疑ながらも渋々スペンサーに協力することにしたケールは、まず知り合いの闇医者のところへスペンサーを連れていくことにします。ここでスペンサーの体内からチップを取り出します。これでスペンサーの居所がハサウェイに知られることはなくなりました。取り出したチップは記念だからとスペンサー自身が持ちます。

【転】- クローンのあらすじ3

クローンのシーン3 こうしてスペンサーとケールは、病院に向かうことになります。ケールに渡す薬とスペンサー自身の検査データを手に入れるためです。
しかしゾーンを出て軍広場に来たところで、スペンサーを探し回っているハサウェイを見つけます。スペンサーはハサウェイに見つからないようサングラスでまず顔を隠しました。そしてさりげなくハサウェイに近づき、ぶつかります。この接触によってスペンサーは自分のチップをハサウェイの上着のポケットに忍ばせたのです。

こうして軍広場から軍病院にやってきます。その病院の幽霊病棟と今はもう使われていない建物から巨大プロペラを通って、病院内部に侵入します。そこでケールは医者にスペンサーは怪我人の振りをして、さらに病院奥へと潜り込むのでした。
薬の保管庫で、ケールがゾーンに持ち帰る薬を盗みだします。一方でスペンサーは検査データを盗みだします。この検査データと今の体を照合するため、妻マヤの同僚を脅して調べさせます。しかし照合している最中に入力障害が発生します。そのトラブルでもたもたしていると、病院関係者にスペンサーの存在がバレてしまいます。薬を盗み終わったケールはスペンサーを助けるため、ここに駆け付けますが、検査をしていた同僚の男に脇腹を刺されます。幸いそれは致命傷ではなかったため、スペンサーはケールに薬を持ってゾーンに帰って治療を受けるよう指示をし、自身もまたその場から逃げるのでした。

遅れてやってきたハサウェイは比較データを見て、何かに気付きます。

【結】- クローンのあらすじ4

クローンのシーン2 同じ頃、スペンサーもまた森で起こった火事のニュースを見て、何かに気付きました。
そしてすぐに妻マヤに電話を入れます。そこで森の火事はケンタウリの宇宙船が墜落し、磁気シールドに異常が発生したために起こった可能性のあることを示唆します。もし宇宙船が墜落したのであれば、スペンサーをクローンにする前にケンタウリのパイロットは死んだことになります。それが立証できればスペンサーはクローンではないという証明ができます。
そこでスペンサーは、二人が初めて出会った場所で話し合いをしようと妻マヤを呼び出します。

その場所とは火事のあった森の近くでした。スペンサーは自分がクローンでないと改めてマヤに伝え、マヤもまたあなたを信じていると言葉にします。
と、そのとき、またもやハサウェイたち軍に囲まれてしまいます。スペンサーとマヤは森の方へ逃げ、墜落したケンタウリの宇宙船を発見します。
スペンサーはその宇宙船の中にパイロットの死体があれば自分の無実が証明できると、その機体に手をかけます。宇宙船の扉をこじ開けようとするスペンサーとマヤ、そんな二人にハサウェイが「もうすべてが分かっている。私の勘違いだった。扉を開けるんじゃない。中を見るんじゃない」と語りかけます。しかしスペンサーは扉を開けてしまい、中にあった妻マヤの死体を見てしまったのです。
そう、スペンサーがクローンだというのは囮で、実は妻のマヤこそが真のクローンだったのです。逃げようとするマヤをハサウェイたちが撃ち殺し、スペンサーは呆然自失です。
ハサウェイは検査データを見て、マヤこそが真のクローンだと気付き、スペンサーを追ってきたわけです。
ところが軍の一人が壊れた宇宙船の中からもう一つの死体を発見します。その死体はスペンサーでした。驚くスペンサー、そしてハサウェイたち。その数秒後にはスペンサーの体内で起動したウラン爆弾によって、森は壊滅し、ハサウェイたちも死にました。

みんなの感想

ライターの感想

地球征服を目論む惑星との戦いが続いているという設定でありながら、その惑星と戦うシーンは皆無です。惑星との争いに関しては何一つ解決しないままという、ある意味とっても皮肉の効いた作品だと思います。そしてラストではおおいに驚かされました。

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