映画:ゴジラ-1.0

「ゴジラ-1.0」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

SF映画

【承】– ゴジラ-1.0のあらすじ2

ゴジラ-1.0のシーン2

画像引用元:YouTube / ゴジラ-1.0トレーラー映像

敷島がいっしょに働く新生丸の乗組員は、船長の秋津淸治、元技術士官の野田健治、若い乗組員の水島四郎でした。新生丸は仲間の船・回生丸とワイヤーを張って並走することで機雷の鎖を切り、浮かび上がった機雷を機銃で狙撃して爆破しました。

機銃でなかなか当てられない秋津と交代で敷島が行なうと、すぐ爆破できました。それを見た水島が喜び、敷島が実戦経験がないと知り「もう少し戦争が長引けば」という発言をしました。それを聞いた敷島は思わず水島に食ってかかり、秋津も水島をたしなめました。水島は反省します。

終戦以降も敷島は、ゴジラに襲われる夢を見ていました。悪夢にうなされる敷島を、典子が心配します。自分が生きているのかそれともいまが夢なのかと、敷島は悪夢を見たあと情緒不安定になりました。橘に渡された写真を見ながら、何度も自分に「判っている」と言い聞かせます。

【1946年7月 ビキニ環礁クロスロード作戦】

アメリカ軍は中部太平洋のマーシャル諸島、ビキニ環礁で核実験を行ないます。このときにゴジラが被爆しました。

明子はすくすく成長します。明子の成長を典子も敷島も楽しみにしていました。

敷島は秋津、野田、水島らとも良好な関係を築きました。高い給料で生活の心配もなくなり、敷島はバイクも購入し、小さな家も敷地内に建てます。

同僚の3人を家に招待すると、野田が典子に向けてカメラのシャッターを切りました。水島が「人妻だから」と注意すると、敷島も典子も否定しました。典子と敷島と明子が家族でないと知り、3人はあぜんとします。秋津が、結婚すればよいのにということを言うと、敷島が血相を変えて「黙れ、そういうのじゃない」と否定します。

【1947年3月】

いっしょに暮らしていながら敷島が家族になろうとしないので、典子は自立することにしました。ある日敷島が戻ると、よそ行きの格好をした典子がおり「銀座で事務の仕事を始めたの。いい加減自立しなくてはと思った」と言いました。

敷島が戸惑って留守中の明子はどうするのかと聞くと、澄子に面倒をみてもらうと典子が答えます。それ以上止めることができず、敷島はことばを失いました。

その頃アメリカでは、駆逐艦のランカスターが大破、撃沈されたことを受けて揺れていました。その後レッドフィッシュも大破しつつ「相手」の写真を撮り、被害を受けた船に残った生物の皮膚組織から大量の放射線を検出したと報告を受けます。それは、ゴジラの仕業でした。

ルートを観測してゴジラは数週間以内に日本の関東地方へ向かうものとされましたが、東西冷戦の緊張関係から、軍事的関与は行なえないとし日本が自国で問題を解決するようにとマッカーサーは言います。

【1947年5月 小笠原近海諸島】

日本近海に巨大な生物が現われました。その生物に襲われて大破した船を新生丸の乗組員は見ます。サメやクジラではないかと噂する秋津たちに対し、敷島は「ゴジラだ」と言いました。船のそばには深海魚の死骸が多数浮かんでいたからです。

野田はそれを聞いて、上層部から下った命令を教えます。シンガポールから接収した巡洋艦「高雄」がここへ到着するので、その到着まで巨大生物を足止めしておくというのが、新生丸に課された任務だと話しました。しかも武器は「現地調達」…つまり回収した機雷で行なえというもので、極めつけは他言無用の緘口令が敷かれていました。機雷は2つしかありません。

船に乗っていた敷島は、深海魚の死骸が浮き始めたのを見て「警戒配備!」と言います。大戸島のときとは比べ物にならないほど大きく成長していることを感じていると、ゴジラが回生丸にかぶりつきながらいきなり海中から現れました。回生丸は一瞬でオダブツになります。

ゴジラを見て新生丸の4人は恐怖にすくみ上ります。1つめの機雷を落として爆弾に点火しますが、あまり効果が見られませんでした。攻撃を受けてゴジラが新生丸に向かってきます。

敷島は機銃でゴジラを撃ちますが、機銃の弾など何の役にも立ちません。

野田が「口のなかならどうだ」と言い、2つめの機雷を口中で爆発させることにします。機雷を海に落としゴジラの口のなかに入れますが、コードが切れていたため点火ならず不発になりました。

敷島が口のなかの機雷を機銃で撃って爆破させました。ゴジラの顔が半壊しますが、敷島たちの目の前ですぐさま再生されます。ゴジラは起き上がると攻撃をしかけようとし、敷島らは絶望します。

ゴジラが攻撃を受けました。重巡洋艦「高雄」が到着したのです。高雄の砲撃を受けたゴジラは、それでもノーダメージです。高雄のほうへいくと攻撃を始めます。敷島らが呆然と見ていると、高雄から攻撃を受けたゴジラが海のなかで青い光を放ち始めると、背びれが青く光り口から青い熱線を吐きました。高雄は全壊し、ゴジラは去りました。負傷していた敷島は意識を失います。

目覚めた敷島は、病院に収容されていました。水島も左腕を負傷しています。重巡洋艦「高雄」の乗組員の生死は不明で、日本政府は混乱を恐れて情報統制を敷いているそうです。

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