映画:ザメッセージ地球侵略

「ザメッセージ地球侵略」のネタバレあらすじと結末

SF映画

ザ・メッセージ 地球侵略の紹介:ほぼ全編に渡り、主要登場人物3人の会話と行動のみで進んでいく、地味なテイストのSFサスペンスです。極力特撮などは省いて、日常的なドラマで「異星人の侵略」を描こうとする手法は、なかなか珍しいものと言えます。

あらすじ動画

ザメッセージ地球侵略の主な出演者

アビー(アンジェラ・ディマルコ)、カルヴィン(デヴィッド・ホーガン)、レベッカ(ケイト・オルデン)

ザメッセージ地球侵略のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- ザメッセージ地球侵略のあらすじ1

ザメッセージ地球侵略のシーン1 恋人のカルヴィンとの結婚を控えたアビーは、カルヴィンと共に、妹のレベッカに久し振りに再会します。レベッカと暮らしていた2人の母親が死亡し、妹とは10年以上ぶりの再会でした。3人は、姉妹の思い出の地である山中の別荘へと向かいます。アビーとレベッカは、別荘地にある湖に、それぞれの思い出を語りながら、母親の遺灰を蒔きます。

実はこの別荘地で、レベッカはある「事件」に遭遇していました。当時の恋人だったチャックに、別荘地の森で誘拐されていたのです。チャックとの交際を反対していたアビーが、レベッカと口ゲンカになり、怒ったレベッカが別荘を飛び出した後に誘拐されたのでした。

妹が酷い目に逢ったのは自分のせいだと嘆くアビーを、カルヴィンは慰めます。レベッカも、トラウマに向き合うには現地を訪れることも必用だとセラピストから言われた、だからここへ来たのだと語ります。レベッカは誘拐され発見された後に、妊娠が発覚。母親が強引に、その子を中絶させていたのでした。

【承】- ザメッセージ地球侵略のあらすじ2

ザメッセージ地球侵略のシーン2 別荘に到着後、森へと入っていくレベッカを、アビーは追いかけていきます。すると森の中に、飛行物体が不時着したような跡を見つけます。アビーはそこで、小さな黒い球体を発見。珍しいものだと、別荘へ持って帰ります。

アビーが持ち帰った球体を見たカルヴィンも、興味を示し始めます。そして、球体をテーブルの上で転がしても、落ちる前に「ピタッ」と止まることがわかり、ますます球体への興味を増していくのでした。

レベッカは別荘にある球体を見て、すぐに捨てて来てと嫌悪します。しかしカルヴィンは、これは最新技術を使ったブラックボックスかもしれない、「金になるかも」と手放そうとせず、2人に内緒で別荘から自宅へ持ち帰っていました。アビーもそんなカルヴィンに、何か様子がおかしいと感じ始めます。そしてアビーも、夜な夜な「得体の知れない何かに襲われる」夢を見るようになります。

【転】- ザメッセージ地球侵略のあらすじ3

ザメッセージ地球侵略のシーン3 やがてカルヴィンは鼻血を出すようになり、明らかに体調も精神面もおかしくなっていきます。一方アビーは朝方吐き気を覚え、病院で診察してもらったところ、妊娠が発覚。カルヴィンに報告すると、2人の子供が出来たことを喜んでくれます。しかし、それもつかの間でした。カルヴィンも鼻血が出ると同時に頭痛が続いていたことから診察を受けていたのですが、精子がなく「子供が出来ない体質」という診断が出たのです。

お腹の子は誰の子なんだと、アビーを責めるカルヴィン。アビーはカルヴィン以外にありえないと否定しますが、カルヴィンは納得しません。そしてアビーのもとに、レベッカの世話をしていた叔母のリンダから電話が入ります。レベッカと別荘へ行ったことを告げると、リンダは「なぜそんなことを」と怒りだします。

アビーは、レベッカが失踪した時に自分が知らないことが起きていたのだと察し、リンダに真相を尋ねます。リンダは、「知りたいのなら、レベッカの中絶手術をした医者に会いに行くといい」と告げるのでした。意を決して、リンダの言った医師に会いに行くアビー。医師は、自分が中絶したのは「怪物のような胎児だった」と語ります。

リンダもレベッカの母も、レベッカの失踪中に「何が起きたか」を知り、彼女を「守って」いたのでした。レベッカはチャックにさらわれたのではなく、アビーとケンカをしたあとに、自分から別荘地に呼び出し、会いに行っていたのです。アビーはレベッカに、失踪の真相を問いただします。

【結】- ザメッセージ地球侵略のあらすじ4

ザメッセージ地球侵略のシーン2 レベッカがチャックの車で別荘地を離れようとすると、そこにUFOが現れ、2人をさらっていったのです。レベッカは気を失い、気が付くとチャックはそのまま連れ去られ、レベッカは妊娠していたのでした。レベッカは「異星人の子」を宿っていたのです。衝撃の真実に、言葉を失うアビー。そしてアビーが家を留守にした隙に、カルヴィンはレベッカを襲い、強引に別荘へと拉致します。

カルヴィンを追って別荘へ来たアビーに、カルヴィンは「頭の中に、ずっと奴らがいる。君たちを引き渡すことによって、俺を解放してもらうんだ」とアビーに訴えます。アビーは、カルヴィンに子供を作ることが出来ないという診断が、「本物」だったのかと尋ねると、カルヴィンは「もうわからない」と混乱状態に。アビーは、これが全ての元凶だと、黒い球体を森の中へ投げ捨てます。

カルヴィンが球体を探しに森へ入ると、そこにエイリアンが現れます。「姉妹を引き渡すから、俺を解放してくれ」というカルヴィンでしたが、エイリアンに睨まれ顔面から血を流し、息絶えます。レベッカとアビーは、エイリアンに対抗しようとしますがそれもむなしく、2人とも捕らえられてしまいます。

アビーが目を覚ますと、そこは病院の一室のようなところで、すでにアビーは出産していました。生まれたばかりの「我が子」の顔を見ると、それは異形の姿をしていました・・・。

みんなの感想

ライターの感想

登場人物は、アビー&レベッカの姉妹と、アビーの恋人のカルヴィン、ほぼこの3人だけ。電話の声でリンダおばさんと、レベッカの中絶手術をした医師が中盤少し出演するだけで、全編に渡り「3人芝居」の日常ドラマが続く構成になっています。序盤は、ほんとにこれSFドラマ?と思うほどです。そう考えると、邦題の「地球侵略」というサブタイトルは、ちょっと大げさ過ぎですかね?

SF的な「モノ」と言えば、森で見つけた小さな球体だけ。これがおかしな動きをすることで、「センスオブワンダー」な世界であることを主張していまう。低予算でなんとかSF的設定を作り上げようという試みは面白いと思いますが、それならいっそ最後まで、異星人の姿は見せない方が良かったんじゃないかと。

途中、アビーの見る夢として「エイリアン」が何度か登場するのですが、ここはもう少しぼやかしても良かったんじゃないですかね、「3人の日常」との乖離が激しすぎるので。見る者には、「何か地球外生命らしきものに遭遇したらしい」と匂わせておいて、最後にちょこっとだけ「姿を見せる」くらいがベターだったのではないかと思います。

アビーが終盤に真相を知る展開も、サスペンスチックではありますが少し急すぎる気がしますし、アイデアは良かったけどもうひとつ消化しきれなかった印象でした。でも、地味ながらも色々と「頑張った」、ちょっと珍しいタイプのSFドラマになっていると思います!

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