「スペースキャンプ」のネタバレあらすじと結末の感想

SF映画

スペースキャンプの紹介:1986年に公開されたアメリカ映画。監督は『女教師グロリア』『クローゼン桟橋のさざ波』など、主にテレビ映画で活躍するハリー・ウィナー。アメリカで現実に存在する青少年向けの体験学習講座をモデルに、宇宙に憧れる少年少女が事故によってスペースシャトルで打ち上げられるという物語である。NASAの協力によってシャトルや宇宙服などの機材がリアルに再現されているが、同年のチャレンジャー号爆発事故の影響で興行収入的には失敗に終わった。しかし、丁寧な作劇による王道の冒険物語や、『スターウォーズ』でおなじみのジョン・ウィリアムズの印象的なスコアなどが高く評価されている。

予告動画

スペースキャンプの主な出演者

キャスリン(リー・トンプソン)、アンディ(ケイト・キャプショー)、マックス(リーフ・フェニックス)、ザック(トム・スケリット)、ケヴィン(テイト・ドノヴァン)、ルディ(ラリー・B・スコット)、ティッシュ(ケリー・プレストン)

スペースキャンプのネタバレあらすじ

【起】- スペースキャンプのあらすじ1

キャスリンは幼い頃から宇宙への夢を抱いている少女でした。高校生になった彼女は、スペースキャンプに参加するためNASAのスペースシャトル発射基地にやって来ます。
そのスペースキャンプには、シャトルのチームから外されたばかりの女性宇宙飛行士アンディが、夫である元宇宙飛行士のザックの招きで教官として参加していました。
父親に車を買ってもらうことと引き換えにキャンプに参加したナンパ少年のケヴィンがキャスリンに目をつけ、強引に彼女と同じ班になります。
他のメンバーは、「スターウォーズ」マニアで10歳の少年マックス、科学マニアで17歳の少女ティッシュ、12歳の黒人少年ルディといった面々です。
マックスは基地のロボット・ジンクスと仲良くなり、他の参加者たちにイタズラされて壊れたジンクスを修理してやりました。
さっそく彼らの実習が始まりました。その中でもキャスリンは人一倍積極的でしたが、アンディは彼女に対して厳しく接していました。
そのことで苛立ちをつのらせたキャスリンを、ケヴィンがデートに誘います。ケヴィンは基地を抜け出すルートをジンクスから聞き出し、夜中にこっそりとキャスリンを連れ出しました。
星空の下でキャスリンとケヴィンは語り合いますが、いいムードになったところで、二人の脱走に気づいたザックとアンディが連れ戻しにやってきます。ザックはジンクスからケヴィンたちが抜け出したことを聞き出したのでした。
基地に戻ったキャスリンは、どうして自分にだけきつく当たるのかとアンディに不満をぶつけます。アンディはキャスリンの素質を見抜いていて、いつか本当に宇宙飛行士になるために鍛えようとしていたのだと言いました。
一方、脱走のことをバラされたケヴィンは、ジンクスを抑えておかなかったマックスを非難します。そしてスターウォーズのことばかり言うマックスに、「フォースなんて本当はないんだ」「どこか遠くへ行っちまえ」と辛辣なことばを投げかけました。
落ち込んだマックスは宇宙飛行士の展示物の前で、「遠くに行きたい」「宇宙へ行きたい」とつぶやいてしまいます。その言葉をジンクスが聞きつけました。ジンクスはマックスの願いを叶えるため、基地のコンピュータにアクセスし、マックスを宇宙に送る方法を模索しはじめます。

【承】- スペースキャンプのあらすじ2

再び実習が始まりましたが、チームはバラバラで機長役のケヴィンはやる気がなく、アンディは本当なら全員死亡していると苛立ちを見せます。
そんな中、本物のシャトルに登場して実際の打ち上げ手順を体験する実習が始まりました。全員がシャトルの座席についてエンジンテストが開始されましたが、その時ジンクスによってプログラムが改編され、シャトルは現実に打ち上げられてしまいました。
とっさにアンディが操縦席につき、なんとかシャトルを軌道に乗せることに成功します。はじめて訪れた現実の宇宙です。無重力や窓からの壮大な景色に最初ははしゃいでいた子供たちですが、すぐに現実を思い出します。地球に戻るためには全員で協力しなければなりません。
帰還コースである「窓」にたどりつくには12時間かかりますが、それまで空気が持ちません。アンディは建設中の宇宙ステーション「ダイダロス」から酸素ボンベを回収することを思いつき、シャトルのコースを変更しました。その際、アンディは真面目に勉強していなかったケヴィンを操縦席から追い出し、キャスリンを座らせます。ケヴィンは仕方なくマックスの世話を焼くしかありませんでした。

【転】- スペースキャンプのあらすじ3

シャトルはテスト用なので基地との通信はできません。帰還コースについて連絡する方法を考えていた時、ティッシュがモールス信号を送ることを思いつきました。アンディは彼女にスイッチを操作してモールス信号を送り続けるよう指示しました。
シャトルがダイダロスに接近し、アンディは宇宙服に着替えるとキャスリンを機長に任命して後を任せ、宇宙遊泳でダイダロスに向かいました。目指すはダイダロスに設置された酸素ボンベです。ボンベは建設中の骨組みの奥にあり、キャスリンでは手が届きません。
そこで小柄なマックスが宇宙遊泳で向かうことになりました。ところが宇宙に出た途端、マックスは尻込みしてしまいます。するとケヴィンが「フォースを使え」とスターウォーズの名セリフを使ってマックスを励まします。マックスはようやくやる気を取り戻して、アンディのところに向かいました。
途中、マックスが漂流しかけたものの、なんとか無事にボンベを回収してシャトルに戻ることに成功します。しかし機体に繋ぐためのバルブがどれかわかりません。間違った接続をすると機体が爆発してしまいます。
どのバルブが正しいかをめぐり、キャスリンとルディの意見が対立します。機長として責任を感じていたキャスリンは自分の意見を押し通そうとしましたが、正しかったのはルディの方でした。なんとか無事に酸素の供給には成功しますが、キャスリンは自信を喪失してしまいます。

【結】- スペースキャンプのあらすじ4

作業を終わらせ機内に戻ろうとしたアンディですが、事故によって機外に投げ出されてしまいます。命綱によってなんとか機体から離れずにいられましたが、このままでは大気圏に突入できません。
帰還コースである「窓」に入るタイミングはすぐそこまで迫っています。アンディは自分のことは構わず、自動操縦で帰還するよう指示しました。アンディを助けるためには自動操縦を切らなければなりませんが、すると着陸コースには乗れなくなってしまうのです。
キャスリンは無事に帰るためにアンディを見捨てるかという決断を迫られ、動揺します。その時、ケヴィンが迷わずに自動操縦を切りました。彼はテキパキとみんなに指示し、負傷したアンディを助けさせます。
キャスリンは自信を喪失して落ち込み、自分一人ではなにもできないとケヴィンに言います。ケヴィンも自分の決断が正しかったのか自信が持てず、彼女を抱き締めるのでした。
そこにルディが来て、新しい着陸コースがあることを提案します。一同は再び希望を見出し、地球に戻る準備を始めるのでした。
一方、地上の基地ではシャトルが帰還コースから外れたことで動揺が広がっていましたが、ジンクスによってシャトルからのモールス信号に気づき、同じくモールス信号を返すことでシャトルと通信することに成功します。
地上の基地に新たな着陸コースに向かうことを連絡し、キャスリンの操縦でシャトルは地球に降下していきました。そして無事に大気圏を突破し、地上へと到着します。歓声に湧いたシャトルのコクピットで、ティッシュが「やったね!」とキャスリンを賞賛します。しかしキャスリンは「わたしたちがやったのよ!」と、全員で勝ち取った成果であることを語るのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

非常に面白い映画です。個性的なチームの全員にそれぞれ見せ場があって、ちゃんと役割分担が出来ているところとか、一見チャラ男で不真面目だったケヴィンが、危機に陥るとリーダーシップを発揮してみんなをまとめる一方、真面目だけど頑固なキャスリンが自信を喪失していって、最後には活躍するあたりとか、かなりうまく出来ているのではないでしょうか。
キャスリン役のリー・トンプソンは、当時『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などで日本でも人気でしたが、この頃25歳にも関わらず高校生役に違和感のない可憐さです。そんな彼女の魅力も見所のひとつではないかと。

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