映画:セブンシスターズ

「セブンシスターズ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(3件)

SF映画

セブン・シスターズの紹介:「処刑山 デッド・スノウ」で注目されたノルウェー出身のトミー・ウィルコラ監督が、ヒロインに同じ東欧出身の「ドラゴン・タトゥーの女」のノウミ・ラパスを迎え、人口過剰のため出産制限をされている近未来を生き抜こうとする、七つ子の姉妹の運命を描く。ノウミ・ラパスがこの七つ子を、「1人7役」で演じきった。

あらすじ動画

セブンシスターズの主な出演者

セットマン家の7姉妹(ノウミ・ラパス)、エイドリアン・ノレス(マーワン・ケンザリ)、テレンス・セットマン(ウィリアム・デフォー)、ジョー(クリスティアン・ルーベク)、ニコレット・ケイマン(グレン・クローズ)

セブンシスターズのネタバレあらすじ

【起】– セブンシスターズのあらすじ1

セブンシスターズのシーン1

画像引用元:YouTube / セブンシスターズトレーラー映像

時は、近未来。過去50年で世界の人口は2倍に膨れ上がり、加えて天候不順による干ばつの影響などで、食料不足が深刻になっていました。遺伝子組み換えによる収穫量の多い作物の開発で、当面の食料危機を乗り切りましたが、新たな問題が発生します。遺伝子組み換えの食料を食べていた妊婦たちに、多卵生の子供が生まれ始めたのです。

双子や三つ子が当たり前のように生まれるようになり、再び人口過密問題が持ち上がります。ここで生物学者のケイマン博士が、「1家庭に子供は1人だけ」と限定する、児童分配法を設立します。2人目以降の子供は分配局が強制的に引き取り、コールドスリープさせ「人口過密が解決した未来」まで、冷凍睡眠させられるのでした。

「1家庭1子」の原則遵守のため、外出にも食料を買うにもIDの提示が必須となった管理社会にて。ある病院で、七つ子の姉妹が生まれていました。父親は誰かわからず、母親は出産の際に死亡。唯一の身寄りである祖父は、この七つ子を分配局から隠して育てる決意をします。

祖父は自宅に隠し部屋を作り、7姉妹に緊急時の身の隠し方を教えながら、7人分の「同じID」を作成。7姉妹が7歳になり学校へ通うことになった時、ちょうど7人なので、月曜日=マンデイから日曜日=サンディまでの名前を付けられた7姉妹は、7人で「カレン・セットマン」という1人の人格を演じることになります。それぞれの名前の曜日に外出し、カレンを1日演じた後に、家に帰ってその日に起きたことを皆に報告。こうして、祖父が死んだ後も、7姉妹は表向きは「1人のカレン」として、分配局の目を逃れて育っていきました。

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