「ゼブラーマン」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

SF映画

精力的な活動を続ける三池崇史監督が、宮藤官九郎の脚本を得て、主演の哀川翔をコスプレヒーローに仕立て上げるという、奇想天外な市民ヒーローもの映画です。防衛庁の役人を演じる渡部篤郎の、素っ気ない態度やセリフが存在感を示し、「ゼブラナース」に扮する鈴木京香の魅力も見どころです。

あらすじ動画

ゼブラーマンの主な出演者

市川/ゼブラーマン(哀川翔)、浅野可奈(鈴木京香)、及川(渡部篤郎)、瀬川(近藤公園)、浅野晋平(安河内ナオキ)、市川の娘・みどり(市川由衣)、市川の妻・幸世(渡辺真紀子)、市川の息子・三島圭将)、教頭・目黒(大杉漣)、一本木教諭(内村光良)、カニマスクの男(柄本明)、放火魔(徳井優)

ゼブラーマンのネタバレあらすじ

【起】– ゼブラーマンのあらすじ1

ゼブラーマンのシーン1

画像引用元:YouTube / ゼブラーマントレーラー映像

時は2010年、横浜市の八千代区では凶悪犯罪が多発し、地域にいる動物たちが一斉に逃げ出すなど、不穏な空気が漂っていました。そんな中、防衛庁で秘密会議が開かれます。アメリカからの極秘情報で、八千代区に人間以外の生命体が生息している可能性があるということが判明し、その真偽を確認するための会議でした。

防衛庁に勤務する及川は、異種生命体の確認という現実離れした任務に呆れつつ、上司の命を受け部下の瀬川と共に八千代区に向かいます。およそ政府のものとは思えない線路際の安アパートに住み込み、設置された小さなレーダーで異種生命体の動きを探る及川の日々が始まります。

八千代区の小学校では、中年の市川という男が教員をしていました。市川はその年齢から学年主任という役付けになっているものの、これは名ばかりで、自己主張をせず生徒に厳しいことも言えず、学内では「暗い先生」だとウワサされていました。

同じ学校に通っている市川の息子の一樹は、父親が暗いことを理由にイジメに遭っている有様でした。妻の幸代や娘のみどりも市川を相手にせず、妻は家の外で浮気をし、みどりは学校が終わった後に中年男性相手に援助交際に励むという状態でした。

そんな市川の楽しみは、家族に相手にされないことを逆手に取って、1人でいることが多い寝室で好きなヒーローのコスプレをすることでした。市川が手作業で作っていたのは、市川が子供の頃にTV放映され、低視聴率で打ち切りになった不人気番組「ゼブラーマン」のものでした。

ある日市川の小学校に、車椅子に乗った浅野晋平という生徒が転校してきます。シングルマザーで母親1人で晋平を育てているという、看護師をしている晋平の母親・可奈は、晋平が車椅子だからといって特別扱いしないで下さいと市川に告げます。

市川は授業中に、晋平がノートにイラストを書いているのを見つけます。そのイラストは、誰も覚えていないはずの不人気ヒーロー、ゼブラーマンの絵でした。市川が晋平にゼブラーマンのことを聞くと、今はネットで情報が得られるんだと晋平は答えます。

自分よりもゼブラーマンに詳しい晋平のことを、市川は尊敬の意味を込めて「浅野さん」と「さん付け」で呼ぶようになります。

その頃八千代区では通り魔殺人が多発し、市川の学校でも生徒が夜遅くまで出かけていることがないよう見張るため、順番でパトロールをすることになります。市川は、自分とは正反対の熱血タイプの一本木という教員と組んで、放課後のパトロールに出かけますが、コスプレをする心境がわからないという一本木の話に市川は黙り込んでしまいます。

市川は晋平からもらった資料を元に、自作のゼブラーマンコスプレを強化していました。以前は少し動いただけで破れてしまうような粗末なものでしたが、鏡で見てもそれなりの見栄えになったコスプレを、市川は「尊敬する浅野さん」=晋平にも見てもらいたいという気持ちになります。

学校の名簿で浅野家の住所を調べ、ゼブラーマンのコスプレをしたまま人目を避けるようにして浅野家まで向かった市川でしたが、現場まで来て肝心の住所を間違えていたことに気付きます。

夜中にコスプレをして出歩いていたことがバレたら、きっと学校をクビになると考え、市川は急いで家に帰ろうとします。すると、遠くから女性の悲鳴が聞こえてきました。市川が悲鳴のした方へ向かうと、そこには通り魔に襲われた女性が倒れており、そしてカニのマスクを被った通り魔の犯人がいました。

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