「タイタン」のネタバレあらすじと結末の感想

SF映画

タイタンの紹介:2018年3月30日公開のアメリカ映画。滅亡間近の地球を舞台に、移住先の土星の環境に適応するため、肉体改造実験を受ける兵士の姿を描いている。サム・ワーシントンとテイラー・シリングが主演を務めたSFドラマ。

予告動画

タイタンの主な出演者

リック・ジャンセン(サム・ワーシントン)、アビゲイル・ジャンセン(テイラー・シリング)、マーティン・コリンウッド教授(トム・ウィルキンソン)、フライア・アプトン博士(アギネス・ディーン)、タリー・ラザフォード(ナタリー・エマニュエル)、ルーカス・ジャンセン(ノア・ジュペ)、ジム・ペーターセン大佐(コーリイ・ジョンソン)

タイタンのネタバレあらすじ

【起】- タイタンのあらすじ1

太平洋上に核降下物が降り注ぎ、砂嵐が発生したことで、住民は避難をします。ビーチは大洪水となっていました。
2048年、NATO作戦基地に、リックとアビゲイル、そして2人の息子のルーカスはやってきます。
この基地の労働人口は3000人で、スーパーや映画館もあります。
リックはパイロットで、シリア砂漠を飲まず食わずで3日間歩き続けました。
地球の人口は増加する一方で、資源は枯渇していました。戦争が起こって、人類はまだ争いを続けています。
10年以内に地球の半分は居住不可能になり、15年以内に世界人口の半分が餓死します。もう時間がありませんでした。
希望は土星の最大衛星のタイタンです。タイタンは太陽系で唯一、大気があり、生命誕生間近の地球に似ています。
液体メタンが降り注ぐタイタンの空気は、窒素が濃くて呼吸ができません。そして寒すぎる環境となっています。
しかし、最新の遺伝学ならば、この環境下でも生きることは可能です。
星を人類に合わせるのではなく、人類を星に適応させるのです。つまり改造人間となるのです。
コリンウッド教授は、実験に参加する兵士たちに、これらを説明します。
肉体改造によって、拒否反応が起こりえます。何の保証もありませんでした。大半は脱落すると予想されています。

【承】- タイタンのあらすじ2

コリンウッド教授は、16か国の5000人のファイルから、参加する兵士を選びました。
彼らは、過去に極限状態における生存能力を発揮したことが挙げられます。
リックは、肉体改造の一環として、注射を300回以上される覚悟を求められます。これからの子供たちのためにも、リックは改造人間になると強い意志を持っていました。
実験が始まって、リックは発熱と呼吸困難に襲われますが、水の中で42分以上潜ることができます。
摂氏10℃でも、暑くて敵いませんでした。氷に手を入れても、何も感じないのです。
20%の液体メタンの中でも、兵士たちはプールに飛び込んで泳いでいきます。
リックは髪が抜け始めたことに気づきます。
シャワーを皆で浴びていた時、ラモス大尉がけいれんを起こし、血を吐き始めます。そのまま彼女は帰らぬ人となります。
法律が変わって、許可なしでは子供が持てなくなりました。実験に参加している兵士・タリーは、これが終わったら、普通の主婦になりたいと願います。
その話しが終わった後、アビゲイルは彼らの異変に気づきます。皮膚から血管が浮き出ており、動いているようでした。
突然、兵士が暴れ始めて、リック達が止めに入ります。
アビゲイルは、教授に相談したいと申し出ますが、会うことができませんでした。

【転】- タイタンのあらすじ3

血を吐いているリックを見て、アビゲイルは綿棒で血液を採取しておきます。
すると、家の中に小さな監視カメラがあることに気づきます。
リックの皮膚がボロボロに剥け始めます。
アビゲイルは、夫の血液を顕微鏡で調べて見ます。何かが生きているようでした。
タイタンでは、光量が少ないことから、暗闇でも見えるように、教授はリックの目をネコ科の目に近づける手術を施します。
しかしリックは、目をこすり始めて血が流れ出てきます。
教授は一時的な盲目だと説明し、監視カメラは安全確保のため、ペンタゴンの意志であると、アビゲイルに説明します。
ある夜、隣りの家に軍がやってきて、アビゲイルは隣に住むレヤンヌが血まみれで倒れているのを見ます。実験に参加している彼女の夫が、狂暴化して吠えていました。彼に近づく軍の姿と、銃声を聞くアビゲイルでした。
危険すぎることから、ソラーノ大佐は実験の中止を求めますが、ペンタゴンの意志であり、電話で伝えるよう言われます。ソラーノ大佐は引き下がるしかありませんでした。
コリンウッド教授は、これは宇宙研究ではなく、ナチと一緒ではないかと、ブレイク博士から非難されます。
アビゲイルは、リックのIDを使って基地に潜入し、コリンウッド教授のオフィスから書類を見つけます。
書類には、ラモス大尉が死の直前にエラが発生していたこと、コウモリ遺伝子により狂暴化した兵士がいるなどが書かれていました。
そして、改造人間となったものを、ホモ・タイタニアンスと名付けてもいました。
コリンウッド教授は、動物の遺伝子を組み込んでおり、人類の新種として、名前もつけていたのです。

【結】- タイタンのあらすじ4

リックは、手術をしなければ48時間以内に精神崩壊し、72時間以内に死ぬと宣言されます。
反対するアビゲイルでしたが、リックはやり遂げたいと、手術を受けます。
他の実験参加者は、手術で次々と死んで行きます。そしてリックとタリーだけが成功します。
2人の姿は人とは異なっていました。その姿を見たアビゲイルとルーカスは唖然となります。
リックとタリーは、周波と触覚で意思疎通します。人間の耳では聞こえません。
翌日、タイタンに出発するまで、2人は家族と過ごします。
しかしタリーは夫を殺します。そしてリックの家にやってきます。
軍がやってきてタリーを射殺し、リックは逃げます。
リックには、3億ドルの研究費がかかっていました。コリンウッド教授は、ソラーノ大佐に殺さないよう頼みます。
アビゲイルは、リックを追いかけてキスをします。そして目を覚ますと病院のベッドの上でした。
リックは捕まっており、アビゲイルはコリンウッド教授から、記憶を消すクエチアピンの注射の説得を頼みます。
コリンウッド教授は、強制させてリックを殺したくありませんでした。
なぜ記憶を消したいのかと言うと、地球に未練があるからでした。
アビゲイルは、大切な記憶を消すことに悩みますが、リックに注射をします。
しかし、アビゲイルは食塩水に変えていました。
リックは兵士を殺して行きます。
逃げ出したアビゲイルやルーカスでしたが、コリンウッド教授や兵士に囲まれます。
コリンウッド教授は、容赦なく撃つと脅し、アビゲイルに去るよう命じます。
ソラーノ大佐は女子供に出来ないことから、コリンウッド教授に銃を向けるよう、部下に指示します。
その後、NASAタイタン2計画が始まり、そこにはアビゲイルの姿がありました。
そしてタイタンには、リックの姿がありました。彼は崖の上に立って、背中を変化させ、飛び降りた勢いを利用し、空を飛びます。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、人類を救うため、改造されていく兵士と家族の姿をメインに映し出しています。
愛する夫が苦しみ、不安感に苛まれる妻をテイラー・シリングが見事に演じており、その演技が光っています。
そして実験が進む中、狂暴化するなどの異変が起き始めます。人類を滅亡させるのは、もしやリックたちでは、と先の展開にハラハラせずにいられなくなります。
結果、夫婦の愛が、情のない教授を倒します。その過程で、正義感あふれる大佐の心意気にも満足できます。
ホモ・タイタニアンスとなったリックは、異質な姿をしており、特殊メイクは本格的になっています。
専門用語なども台詞に組み込まれており、そう遠くない未来に、もしかすると本当に起こるかもしれない現実感を与えてきます。

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