「デンジャー・ゾーン」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

画像引用元：YouTube / デンジャー・ゾーントレーラー映像

2036年、東欧で激しい内戦が勃発、米軍は無法地帯と化した前戦に駐留し平和維持活動に従事中。戦場で暗躍するのはヴィクトル・コバル。人前に姿を見せず幽霊と呼ばれる。コバルの勢力増大に抗うべく米軍はロボット兵士団、通称ガンプ隊を創設、戦地に派遣した。ロボット兵団による激しい戦闘の様子。

負傷者が多数出て、全員で退避しようと前線では苦戦している中、戦闘機が飛んでくる。ハープは操縦桿を握りながら、隣に置いたスナック菓子の袋に手を伸ばしテレビでも見ているかのように頬張りながら画面を見つめている。前線の隊長に正体不明の車が近づいているのを見つけて、負傷していない38名の兵士を連れてそこから退避するよう話、車に対する攻撃許可を取るが、断られてしまう。本部に攻撃許可を取るように隣の女性に話し、本部に攻撃許可を乞うがなかなか許可が降りない。車がミサイル発射装置に違いないとハープは許可をくれるように畳かけるが、味方の兵士の近くのため許可が降りない。じっと画面を見続けるハープ。前線ではなかなか負傷兵を助け出すことができず苦戦している。するとハープは本部からの許可が降りていないにも関わらず、独断でミサイルを落としてしまう。辺り一面は大爆発。イヤホンからは何度も「人殺し！」と叫ぶ声が聞こえてくる。

米国ネバダ州　クリーチ空軍基地。ハープは呼び出されて先日の独断を責められている。自分の判断は間違っていないかったと憮然とした態度だが、軍曹なら全員が救えていた、その機会を奪ったと責められている。さらに紛争地域での経験は？と聞かれ、ありませんと答えると、データを渡されて修了される。

部屋を出て上官に、婚約者には何て言えばいい？と詰め寄るハープ。世界平和のための再教育だと言えばいいと言われ、さら期間はいつまでかと尋ねると合格するまでだとの回答。さらに詰め寄ろうとすると、「・・ですか？」だとそもそもの態度を注意される。配属される場所を確認すると、小隊の基地でリオ大尉の元だと説明される。謙虚な態度で同僚と関わるようにと注意され、立ち尽くすハープ。

他の兵士と共にナサニエルへ到着したハープ。同僚にリオ大尉はどこかと尋ねるが、わからないからエックハート大佐に聞くようにと教えてもらう。エックハートにリオ大尉の場所を尋ねると、君は相当な問題児のようだと言われ、自分のことを話そうとすると、質問されるまで話すなと注意される。さらに、ここに来た経緯を尋ねられ説明すると、淡々と君は逃げ道を与えられた、本来なら収監されるべきだと真顔で言われ、目を逸らすハープ。だが、2名の命より再訓練が優先された耐え抜けば復職できる、逃げ出せば悪例として語り継がれると吐き捨てられる。ですが、と喋り出そうとするハープに質問はしていないとピシャリと止めるエックハート。じっと見つめ合い、13区画だ、音楽を頼りに行けと教えてもらえ、感謝しますと敬礼をする。踵を返し向かおうとすると呼び止められ、振り返ると我々とは違うと声をかけられる。

言われた区画へ向かうと、そこはロボットのガンプ隊が充電されている建物。建物の中を進んでいくと、レコードの音楽が聞こえてくる。リオ大尉かと声をかけて部屋へ入っていくと、リオ大尉が部屋の奥でタイプを打っている。自分の経歴ですとデータを渡すハープ。受け取ったデータを隣へ置き、タイプを止めようとしないリオ大尉を見て周りを見回し始めたハープ。するとリオ大尉がハープの経歴をそらんじ始める。実際に殺した敵の数と殺してしまった民間人の話をして、民間人に対しても数字としか認識していないハープに君には血も涙もないと笑うリオ大尉。荷物を運ぶように指示し、荷物を置いたハープは自分にも罪悪感はありますと言う。さらに周りを見渡して、ここは補給係？と尋ねる。遠くからきて補給は嫌か？自分の役割はなんだ？と詰められ、しどろもどろになるハープ。するとリオ大尉は違う、ワクチンを届ける、実際は幽霊さがしだ、海兵隊特別組織だと笑う。書類の保管については、ロシア人ハッカーに勝つためだと笑い、ハープにサインをするように書類を渡す。

サインを終えたハープにようこそと握手をし、ヴィクトル・コバルトの名を聞いたことがあるかと尋ねる。通信傍受の際に聞いたというハープに、君は地上に降りた、忘れろと言い、コバルはクラズニーの首領であり、狙いはロシアのウクライナ併合だと。昔に戻るというハープに、対応する組織も存在する、独立を守るために結成された市民軍だと説明を続ける。だが、クラズニーはロシアの支援で勢力を増大し国連の手に負えなくなり、我々が平和維持軍として非武装地帯に派遣されたと説明される。自分達だけが虐殺を止めることができる・・と続けたハープに、本当にそう思うのか？と笑うリオ大尉。核兵器もとつけたされ、核兵器？と聞き返すハープ。キエフの爆弾事件も奴の仕業だ、25000人もの命を奪った、システマ・ペリメーターも狙ってると聞き、それはソ連の自動核報復装置ですよね？と聞き返すハープ。そうだ、ウクライナは独立後もソ連の核兵器の3分の1を保有、発射装置は国内に秘密裏に点在し、世界各地を狙ってると。ハープは肩をすくめ、知っているが、50年前の冷戦後に停止したはずと続けると、リオ大尉は信じるのか？と肩を叩く。つまりまだ作動しているのかとハープ。コバルは核兵器を狙っている、情報提供者によれば24時間いないにコバルが動く、その情報が事実なら何が起こるかは明白だとリオ大尉。

犯人に核かとハープが言うと、リオ大尉はイカれたテロリストに核だと言い換え、どこに落ちるか全くわからない、ハープが挙式を上げる場所でもだと脅す。黙ったハープに荷物を見せて、ワクチンを病院に運び、情報提供者から話を聞く、夜明けに出ると促す。それって今だと急いで追いかけるハープ。

何か間違いがあったようですとリオ大尉にいうと、自分は間違わないと、着替えをハープに投げつけてくる。制服では狙われるぞとリオ大尉。自分は軽微だと思っていたというハープに問題ない、自分が2倍働くと笑うリオ大尉。服を脱ぐと体が透け始めて、機械であることがわかり、マジかよと思わず呟いたハープに、言い直すように指示し、自分は君の指揮官、第四世代のバイオテクだと説明するリオ大尉。60秒やるから理解しろと言い放ち、掠れた声でちょっと待ってくださいと理解が追いつかないハープに自分が信用できるか

この先は戦地だ、自分への不信感が残るなら解任手続きをする後は自分で対処しろと畳み掛けられる。

どうだ？信じるか？と改めて問われ、リオ大尉の透けた体の中を見ていたハープは掠れた声で「はい」と返事をする。

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