「ハプニング」のネタバレあらすじと結末の感想

SF映画

ハプニングの紹介:アメリカで実際にあった怪現象”ミツバチ失踪事件”をベースに、もしそれが人間に起ったら?という恐怖を描いた2008年公開のアメリカのミステリー・SF・パニック映画。製作/製作総指揮/監督/脚本は「シックスセンス」「サイン」のM・ナイト・シャマラン。音楽は「ダークナイト」「ヴィレッジ」のジェームズ・ニュートン・ハワード。主演は「PLANET OF THE APES 猿の惑星」のマーク・ウォールバーグ。

予告動画

ハプニングの主な出演者

エリオット(マーク・ウォールバーグ)、その妻アルマ(ズーイー・デシャネル)、ジュリアン(ジョン・レグイザモ)、その娘ジェス(アシュリー・サンチェス)、種育場オーナー夫妻(フランク・コリソン、ヴィクトリア・クラーク)、ミセス・ジョーンズ(ベティ・バックリー)、オースター(ジェレミー・ストロング)、ジョシュ(スペンサー・ブレスリン)、ジャレッド(ロバート・ベイリー・Jr)、ジョーイ(声/M・ナイト・シャマラン)など。

ハプニングのネタバレあらすじ

【起】- ハプニングのあらすじ1

AM8:33
NYのセントラルパークの散歩道は様々に楽しむ人々で賑わっていましたが、ベンチに座っていた2人の女子大生の1人が悲鳴に気づき、遠くの何かを見て、自分の身体をひっかいてるみたいと顔をしかめ、隣にいたクレアに知らせます。が、気づくと彼女の周囲にいたほとんどの人々が、ストップモーションのように止まり、人間以外のペットや木々だけが動いているのです。
あまりの異常さに彼女は隣のクレアに向き直りますが、彼女もまた止まっていて、先ほどと同じことをぼんやりと呟き、髪に刺した尖った髪留めを自分の首に突き刺します。
AM8:59
3ブロック先のビルの工事現場では、作業員たちが下ネタジョークで盛り上がってましたが、突然屋上で作業をしていた作業員の1人が墜落します。責任者らしき男性が駆け寄り無線で事故を知らせますが、それに続くかのように作業員が次々と叫びもせず飛び降り始めます。その男性は涙ぐみ、唇を震わせ、神に祈ります。
AM9:45
フィラデルフィアの高校では、科学教師のエリオット・ムーアが”ミツバチ失踪事件”の講義をしていました。それはある日突然無数のミツバチが死骸も残さず消えるというアメリカ全土で起こった怪現象で、ウィルスや感染症、環境汚染、地球温暖化の影響など様々な説がありましたが、彼はジェイクの「自然界の出来事は完全には解らない」と言う意見を取り上げ、科学で理由付けするのは理論に過ぎない、我々の理解を超えた力の存在をふまえ、自然の法則に畏敬の念を抱けと語ります。
が、その時、教師全員が講堂に呼び出され講堂で校長の話を聞くことに。校長は、セントラルパークがテロ攻撃されたらしいと言い、公園周辺に毒ガスが撒かれた、症状の第1段階は意味不明の発言、第2段階で体の動きが変になり、第3段階で方向感覚を失い死に至る、なにがか起きているので細心の注意を払い、生徒全員を帰宅させ自宅待機させるよう指示します。彼は生徒たちに帰宅の指示を出し、「対象の確認」「実験の設定」「注意深い観察と測定」「実験データの解析」という研究の基本ルールを暗誦させます。生徒たちにはまだ兆候は無く、黒板には「ミツバチが消えたら、人類の余命は4年だ」と言うアインシュタインの言葉が書かれていました。

生徒たちが教室から出た後、数学教師で友人のジュリアンが母親が取り乱していて、家に避難して来いと言ってる、君もアルマと来ないかと言われます。彼は妻のアルマに電話をしますが、どこかよそよそしい感じだったとジュリアンに言い、結婚に向かない女性だと思ってたと言われます。
自宅では、身支度を終えたアルマが、携帯の着信を気にしながらも、避難勧告が出たNYのニュースに見入っていて、本来危険を避けるべき脳の電気信号が毒素によって狂わされ、幻覚や窒息、麻痺などが起き、自己防衛本能が狂い、自己損傷するようになるという解説を聞き、「自殺行為に走る…絶望的になり、死に追い立てられる…」と呟いていました。
エリオットは結婚写真の前に置いてあった(着けている人の感情を色で表す)ムードリングを付け荷造りをしますが、アルマはジョーイからの着信を慌てて切り、とぼけます。
フィラデルフィア駅は避難する人々で混雑していましたが、ジュリアンは幼い娘のジェスを抱き、「避難はまだNY市内に限られていて、毒物は天然化合物であると判明した」という街頭テレビのニュースを見ていました。彼は妻イヴェットは渋滞に巻き込まれ次の列車で向かう事になったと話し、アルマには皮肉っぽく「来てくれて安心した」と言います。
彼女はエリオットに、ケンカの事を言ったの?なんでも人に話さないで!と怒り、皆とは離れた席に座ると言い、彼はジュリアンに口出ししないでくれと言い、4人は列車に乗り込みます。

【承】- ハプニングのあらすじ2

AM11:31
フィラデルフィアのリッテンハウス公園近くでは、一陣の風が吹き、セントラルパークと同様、人々が突然止まり、交通規制をしていた巡査が拳銃で額を撃ち自殺、その拳銃を使って次々と人が自殺します。
そのニュースはたちまち列車中に伝わり、アルマはジョーイからティラミスを一緒に食べただけなのにもう電話しないで!と怒ってる最中に言われ、ジュリアンはイヴェットからニュージャージー行きのバスでプリンストンに向かうと聞きほっとします。エリオットはアルマの席に行き、異変はすでにボストンに広がったと聞き、何が起きてるのか解らないと呟きます。が、列車は山中の小村フィルバート駅で突然止まり、駅員たちにはここから先は運行中止だ、誰とも連絡が取れない、原因不明だと言われます。
4人は混雑したレストランに入り、エリオットは怯えて黙り込むジェスに、この指輪はその人の感情の色になると説明して嵌めさせ笑わせます。が、隣にいた夫人が妹が送ってきた動画だと言い、フィラデルフィアの動物園で飼育員が狂い、自らの腕をライオンに食わせる映像を見せます。その動画はすでに拡散されていて、その場にいた人々は凍りつきます。
テレビのニュースでは、テロの可能性は低いものの、フィルバードはその現象が起きている地域に含まれていました。
すると突然電源が落ち、1人が「ここにいればここで死ぬ事になる」「150キロ先ではまだ起ってない」と言ったのを皮切りに、客たちは一斉に外に逃げ出しますが、車で来ていた人々は列車の乗客を見捨てて走り去ります。が、近所で種育場をやってると言う夫婦がエリオットに、一旦家に帰ってから出発するが乗って行くか?と声を掛け、同行することに。
また、ジュリアンは2時間前から妻と連絡が取れない、プリンストンに行くジープに1人だけ乗せてもらえるので自分は妻を探しに行きたいと言い、エリオットにジェスを預かってくれと頼みます。彼は、アルマがジェスの手を取ろうとすると「最後まで守れないなら触るな!」と拒絶しますが、彼女はジェスと手を繋ぎ彼の乗った車を見送ります。

種育場は巨大な温室で静かな音楽が流れ、夫はこの事件は植物が放出する化学物質で起こってると言い、植物たちに「パパとママは出かけてくるがすぐ戻る」と優しく話しかけます。が、彼らが持って出たのは不味くて身体に悪いホットドッグでした。
その頃ジュリアンたちのジープはプリンストンに入りますが、農機具は路肩に置き去りにされ、人々は木の枝に縄をかけ首を吊っていました。
乗っていた人たちは慌てて車の隙間を塞ぎますが、女性は悲鳴を上げパニックになります。ジュリアンは落ち着かせるため数学の問題を出しますが、布製の屋根に隙間が空いているのに気づき愕然とします。
 間もなくジープは一旦止まり、全速力で街路樹に激突し大破、ジュリアンは無傷で車から出ますが、道に座り込み、ガラス片で手首を切り始めます。

【転】- ハプニングのあらすじ3

エリオットを乗せた車はホルコムからハイウェイに抜けるルートを進みますが、森の入口に無数の死体があったためルートを替えます。が、すぐ先の四つ辻で陸軍のジープに乗ったオースター二等兵と出会い、軍の基地は連絡が取れず有刺鉄線に軍関係者の無数の死体がぶら下がってると言われます。彼らは、間もなく別の方向からやってきた車の人々からも、何十もの死体がある、バスが湖に沈んでるなどの情報を得て、数十人がその場で立ち往生することに。エリオットは異変が公園から始まったことから種育場オーナーの説が正しいかもと言い、ジュリアンが電話に出ない事を気にします。
そんな中、彼はプリンストンにいる娘と携帯で話していた夫人に、樹木に近づくな、窓を閉めて家から出るなと言えと言いますが、娘の声は外ではみんな死んでると言い、やがて奇妙な事を言い出し、何かが割れる音に続けて風が吹き抜ける音がします。夫人は何度も娘の名を呼び泣き崩れます。
ジェスはアルマの手を離れ、一人輪を離れて座り込むエリオットに近づき、耳元で何かを言い、抱き合って泣いていました。
ほどなくしてジェスは車で眠り、オースターときびきびと打ち合わせをするエリオットを見て、種育場オーナーは気丈だと言い、アルマはけして諦めない人よと呟きます。彼は植物は敵を選んで威嚇する、タバコは天敵オオタバコガの幼虫だけを化学物質を放出して殺す、植物の進化は早く、草や樹木など異なる種類でも話ができると語ります。
オースターとエリオットは相談の結果、この異変をテロと想定し、大人数だと攻撃対象にされ、また道路は見張られている可能性があるため、安全確保を最優先してグループを2班に分け、不動産屋のコリンズの意見を参考に、未開発地域のアランデル郡を目指すことに決まります。
エリオットたちとコリンズ夫妻は人数の少ない1班に加わり、道のない草原を歩き始めますが、アルマは、ジョーイは同じ職場の男でデザートを一緒に食べただけだ、死ぬ前に言っておきたかったと告白します。
オースターと種育場オーナー夫妻は人数の多い2班に加わりますが、草原に一陣の風が吹いた途端、先を歩いていたグループが揉め始めて止まり、突然オースターが「銃はわが友!決して裏切らない!」と叫び悲痛な面持ちで銃を抜き、種育場オーナーはそっと妻の手を握ります。

エリオットたちは、何発もの銃声を聞き、怯えて立ち尽くします。いつまでも止まらぬ銃の音を聞くうち、一同はエリオットに判断を迫り、懸命に科学的に考えようとする彼に苛立ったアルマは、犯罪を見て見ぬ振りをする人間にはならない!助けに行こう!と言い出し、皆も続きます。
しかし彼は「植物が人間の起こす振動に反応し攻撃してるとしたら?!」と叫び、「攻撃は大都市から始まり集落へと移動してる、第2班は我々より人数が多いから先に攻撃された、次に狙われるのは第1班だ」と言い出します。アルマはそれでも助けに行かねばと言いますが、彼はもう死んでる、これは我々への威嚇だ、「風に捕まるな」と言います。すると、静かだった草原に強い風が吹き始め、彼はさらに少人数に分れようと言い、3方向に分れ走り出します。エリオットたち3人は中学生のジャレッドとジョシュと共に逃げますが、途中で風に追いつかれ息を詰めます。風は彼らの間を吹き抜けますが異常は無く、エリオットはやはり人数に反応したと確信します。
彼らはやがて警報が鳴ったまま放置されてる車と、その先に1軒の家を発見します。カーラジオからは原子炉からの放射能漏れを調べるべきだと流れていました。
また、家は全てが作り物のモデルハウスでしたが、宣伝用のイラスト地図を発見します、彼は、アランデルまではあと15キロ、空気で運ばれる毒素はすぐ消散するから発生源から遠いほど効かないと話し、オーストラリア沿岸で原始時代のバクテリアが発見され、接触した漁師たちが死亡したと言い、原因は不明だがこのような現象はピークに達し突然終わる、それまで生き抜くんだと話します。
彼らは大人数の2グループが近づいて来るのを見て逃げるように立ち去りますが、皆を先に行かせた彼は、そのグループに異変が起こり、1人が巨大な芝刈り機の前に寝そべり粉砕されていくのを見ます。

彼らは草原の柵に沿って進みますが、中学生たちは彼らに子供が無い理由を聞き、彼は、僕が頼りないから妻が承諾しないと答え、次の家を発見した時、アルマに薬局できれいな薬剤師を見て用も無いのに咳止め薬を買いそうになったと打ち明けます。「ジョークよね?」と聞くアルマは涙ぐんでいました。途中に吊るされていたラジオは西部地方に避難するよう伝えて壊れます。
家には年配の男性らしき住人がいましたが「毒ガスを入れるな!よそ者は去れ!」と怒り、エリオットが穏やかに説得しても扉を開けず、イラついた中学生たちはドアを蹴って罵り始めます。ジェスやエリオットは何度も止めましたが、2人ともショットガンで撃たれ亡くなります。
大学教授はエリオットと同じ突然の終息を考え明日の朝がピークだと推測しますが、CIAの研究施設での化学兵器説などもまことしやかに流れ、アメリカ北東部のメリーランドからマサチューセッツ州には防衛線が張られ、人々は武装したり、防毒マスクを着けて暮らしたり、バスルームに閉じこもるなどしています。

【結】- ハプニングのあらすじ4

次にエリオットたちがたどり着いたのは、外壁が朽ち果て電気も無く人の出入りも無い感じの家でしたが、テラスに座っていた身なりのいい老女ミセス・ジョーンズが皮肉めいた口調で彼らを招き入れます。
夫人は外界の全ての事を拒絶して暮らしていて事態を知りませんでした。彼女は、偏屈で気位が高く彼らの話にも耳を貸さず、厳粛な夕食を終えた頃、2人の関係を邪推して笑ったかと思えば、テーブルのクッキーを取ろうとしたジェスの手をいきなり強く叩いて叱ります。
3人は2階の寝室に泊まるよう言われますが、夫人が恐ろしく眠れません。すると夫人が廊下に夜着で現れ、何か盗む相談?私を殺す気ね?と言われなおさらにゾッとします。
翌朝、エリオットが目覚めると2人はおらず、微かに2人の笑い声が聞こえます。彼はわずかに開いていた扉をノックして開けますが、そこは夫人の寝室で、壁には聖書の絵が飾られ、ベッドには子供ほどもある不気味な人形が夫人とお揃いの夜着で寝かされていました。
彼が思わず「イカれてる…」と呟いた瞬間、背後に夫人が現れ、憤怒の形相で「盗む気だね!今すぐ出ておいき!」と怒鳴り、庭の菜園に飛び出していきます。
彼は夫人を追って庭に出て、僕は教師だと言い訳をしますが、菜園を風が吹き抜けた瞬間、夫人は止まり、彼をじっと見つめていました。彼は慌てて家に駆け込んでドアを閉め、窓とドアを閉めろと叫びますが2人は見当たりません。
夫人は茫洋と家の周囲を歩き、壁や窓に頭突きして突き破り、血だらけで死亡し、割れた窓からは風が吹き込みます。
彼は小部屋に隠れ隙間に布を詰めますが、2人の笑い声は続いていました。それは離れになった食料庫に通じている古い通話管から聞こえていたのです。
彼は通話管から2人に窓とドアを閉めるよう言い事無きを得ますが、1人でいる夫人が変わるのを見た彼は、植物が人数に反応するという説が間違ってたかもしれないと詫び、「私たち最期なのね、一緒にいたい」と言うアルマに、僕もだと答え涙ぐみます。
2人は初デートの時のムードリングの話をします。無口な彼女のリングの色は紫で、彼は恋をしている色だと言ったのですが、取説には”性的な興奮”とあって笑ったわ、そしてあなたは平和な青だったと。エリオットは、こんな死に方はイヤだ、君と一緒にいたい、今すぐ君の所に行くと言い、通話管を離れます。アルマは窓に駆け寄り、風が吹く庭に彼が歩き出すのを見て、ジェスと一緒に食料庫を出ます。

AM9:58 アランデル郡。
彼らは、風が吹きすさぶ草原で手を取りますが、異変は起りません。3人は母屋に戻り、通話管のある小部屋に座り難を逃れます。
「異変は終わってたんだ…」エリオットが呟きます。

3か月後。
新しい小学校に行くジェスに、アルマはジュリアン夫妻の写真を持たせ「大丈夫?」と涙ぐみ、「大好きよ、アルマ」と言うジェスを抱きしめます。エリオットはジェスをスクールバスに送り、終わる頃迎えに行くと約束します。
テレビでは学者が植物が出す化学物質が原因だと種育場オーナーと同じことを言い、これは人間が地球を脅かしている事への警告だ!と力説していましたが、彼はなぜ火曜の朝8時33分に突然始まり翌朝9時27分に突然終息したのか、アメリカ北東部だけに起ったのかは説明できず、各地でも起きたら信じましょうとツッコまれていました。その様子は出来の悪いコメディのようでした。
アルマはバスルームで妊娠検査薬の陽性反応を見て微笑み、エリオットを階段で出迎えます。

そしてある日のパリ。ルーヴルに続くチュイルリー公園の並木道では、2人連れの男性の1人が「仕事に行く前に自転車を家に」と言う話を繰り返し始めます。やがて遠くで悲鳴が上がり、振り向いたもう1人の男性は周囲の人々が止まっているのに気づき…。
美しい並木を、一陣の風が吹き抜けます。

みんなの感想

ライターの感想

出典は完全に失念してるんですが、昔何かに「風に吹かれる」と言う表現があって。
貧農に嫁いだ若い女がある日突然行方不明になる。原因は男との駆け落ちだったり、辛い農作業や鬼姑の仕打ちの果ての刃傷沙汰だったりするんですが、幾人かはやはり原因行き先とも不明の者がいる。それを村人たちは”神隠し”とは言わず「風が吹いた」「風に吹かれた」とやり過ごす。それが記憶の隅にこびりついて離れない。
”風に捕まった”人々たちは、皆一様に困ったような泣きそうな表情で狂っていく。死にたくない、でも、死にたかった気がすると”思い出した”瞬間、矢も盾もたまらなくなり死んでいく。それは凄まじく漂漠としたシーンで、どれも心に響きます。
ミセス・ジョーンズはかつての大農場の農場主の末裔で、奴隷や使用人の色事や悪事を通話管で盗み聞くのを楽しみにしていた歪んだ少女だったのでは。けれど制度が廃止され、労働力を失った農場は没落し家族は死に絶え、本当の独りになった時、彼女の心に風が吹く。
初見では、人形は夫人に愛想を尽かし出て行った娘と思ったんですが、だとすれば幼いジェスを叩くはずがない。あれは彼女がお嬢様と呼ばれ楽しかった頃の自分自身。それから数十年間、彼女は朽ちていくテラスに1人座り、いったい何を待ち望んでいたのかと思わずにはおられません。
”風”に攻撃されたのは怯えたり尖ったりする荒れた心に風を抱える人間たちで、ほとんどの被害(災)者はその巻き添えだった気がします。
評判はあまり芳しくない作品ですが、このミセス・ジョーンズと、天然だけどやっぱりいい人だったアルマと、小心ながらバリバリ学者肌のエリオット、変人扱いされても堂々と我が道を行き正論を語り、しかも役名すら与えられないまま巻き添えとなった種育場オーナー夫妻に★をあげたい大好きな作品です。
本作では声優で張り切っていた出たがり屋シャマラン監督が「僕はヒットの法則を知ってるからね」なんて言ってると卵ぶつけたくなっちゃうんですけどねww
  • ちゃーちゃんさんの感想

    ミストを観たときと同じ不気味な感じでした

  • うなぎの寝床さんの感想

    ミツバチの大量失踪(CCD)と関係があるのかな?…現実に起きた、未だに解明されていない事件と作品の内容が被って怖いです。
    1番の怖いなと感じたのが「原因がわからない」って所でした。
    突然始まって、突然終わる…。
    誰にもわからないまま、また変わらない日常に戻って行く…そこが現実にも起こりえそうに思えて、妙に薄気味悪く感じました。
    なんか変に答えを知ろうとしても釈然としなさそうというか…うーん。
    不思議な読後感です(笑)

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