「プロジェクト:ユリシーズ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

SF映画

プロジェクト:ユリシーズの紹介:2020年製作のドイツ&スイス合作映画。『HELL』などのティム・フェールバウムが監督を務め、同作に続いてローランド・エメリッヒが製作総指揮として参加したSFアクション。地球からある惑星に移住した人類に、存続に関わる問題が発生し、再び地球への帰還を目指す。『マニアック』などのノラ・アルネゼデール、『スパイ・ゾルゲ』などのイアン・グレン、『エスケープ -ナチスからの逃亡-』などのサラ=ソフィー・ブースニーナらが出演する。

あらすじ動画

プロジェクト:ユリシーズの主な出演者

ブレイク(ノラ・アルネゼデール) ギブソン(イアン・グレン) ナーヴィク(サラ=ソフィー・ブースニーナ) タッカー(ショペ・ディリス) ブレイクの父・スタフォード(セバスチャン・ロッシェ)

プロジェクト:ユリシーズのネタバレあらすじ

【起】– プロジェクト:ユリシーズのあらすじ1

プロジェクト:ユリシーズのシーン1

画像引用元:YouTube / プロジェクト:ユリシーズトレーラー映像

(原題『TIDES』=『潮汐。潮の干満』)

マッチが点されました。それを見る少女に「怖がるな」という男の声が聞こえます。

地球上空に差し掛かった宇宙船は、炎を上げて成層圏に突入しました。宇宙船のなかには成長したその少女が乗っています…。

〝気候変動、伝染病、戦争。地球は居住不可となり、富裕層はケプラー209に逃げ延びた。

2世代ののち、ユリシーズ計画が始動。

地球への期間を模索した1号機は地球到着後、消息不明に。

これはユリシーズ2号機の話である。〟

ユリシーズ2号機は成層圏の突入時に故障し、地球の海に沈みました。機内から脱出した女性ルイーズ・ブレイクは必死に水面へ顔を出します。

(映画タイトル)

環境が汚染された地球で生存は難しいと考えた人類の富裕層は、かつて地球から脱出してケプラー209という惑星に移住しました。しかしケプラー209の環境が影響し、人類は生殖機能を失われてしまいます。そこで人類は「ユリシーズ計画」を立てました。人類を再び地球に帰還させようという計画です。

ケプラー209の人類の希望を乗せたユリシーズ1号機は15年前に発射されましたが、音信不通でした。そこで15年後にユリシーズ2号機が打ち上げられました。ブレイクはそこに乗っていました。

ブレイクは浜辺に上陸すると、陸で横になっている女性に近寄りました。「ホールデン」と仲間の名を呼びながら手を伸ばしますが、ホールデンは死んでいました。立ち上がったブレイクは三角錐のポッドに近づいてなかに入ると、そこで気絶していた仲間のタッカーを起こしました。

タッカーは酸素マスクをしていますが、ブレイクは「空気は清浄よ」と言って外します。地球には放射線も被ばくするほどあるわけではなく、安全でした。ブレイクは「次の満潮まで6時間45分」と計測した結果を知らせると、早速地球を探索しようと考えました。タッカーも立ち上がろうとしますが、不時着時に右大腿部にケガを負っていました。ブレイクひとりで外に出ます。

干潟のような場所を歩いたブレイクは、周囲を調べます。タッカーもポッドのなかで移動し、交信機の前に座るとブレイクと連絡を取りました。ブレイクは映像をタッカーに送信しながら、外で見つけたものを教えます。カブトガニのような生き物を見つけて、ブレイクはそれを示しました。

ケプラー209から出て563日が経過していました。ブレイクは自分の生殖能力の有無を調べるために右手の親指から採血すると、バイオメーターに入れて調査しようとします。残念ながら結果は「無」でした。落ち込むブレイクに、タッカーは「望みを捨てるな」と励まします。ブレイクとタッカーは交配適合者として、将来を約束された相手でした。

天候が悪化し、周辺には霧が立ち込めます。タッカーは照明弾を撃って場所を示すと、ブレイクに場所を知らせました。もとの場所に戻った際に、船内にいた何者かに襲われます。

ブレイクはタッカーの危機を知り、急いで戻りました。濃霧のなか目を凝らしてみると、三角錐のポッドをおおぜいの人間が運んでいる姿が見えました。あぜんとするブレイクは、背後から殴られて気絶しました。

気絶から目覚めると、ブレイクもタッカーもどこかに連れられて大きな井戸のようなところに入れられています。タッカーは肩のところに重傷を負っており、ブレイクは心配します。

井戸をのぼって隙間から覗き見ると、そこには生き残った人類が暮らしていました。タッカーを襲いポッドを運んだのは、その人類だと判ります。

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