「マーズ/SETTLERS(2021年)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

SF映画

【承】– マーズ/SETTLERS(2021年)のあらすじ2

マーズ/SETTLERS(2021年)のシーン2

画像引用元:YouTube / マーズ/SETTLERS(2021年)トレーラー映像

翌朝。

まだ警戒したままのイルザは、刀を手にしてレミといっしょに部屋を出ようとすると、レミが母を小さく呼びます。イルザが振り返ると、レミの背後に足をケガした男が銃を向けていました。「刀を捨てろ」とイルザに言います。外で聞こえた物音は、豚が立てた音でした。

男は「ここにいるべきは俺の両親だ。ここは俺の家だ。嫌なら出ていけ」「俺ならここを再建できる」と話します。

【第2章 イルザ】

男は居住施設に住むと宣言し、イルザとレミにも住んで構わないと許可を与えました。しかしイルザはレミを抱えると、施設から出ました。物陰にレミを置くとハグし、「すぐに戻って来るからここにいて」と声をかけます。

イルザは建物に入って包丁を取ってくると、男に襲いかかります。しかし男はイルザを捕らえて銃をつきつけると「俺を殺してなんの得がある。俺と娘を2人にしたいのか」と言いました。自分に危害を加えるのなら殺すというわけです。

男はイルザに話します。「30日間大人しくしていれば、チャンスを与える」と言いました。それを聞いたイルザは、「夫を埋葬したい」と要求しました。男はレザの遺体を、丘の上の土中に埋めます。その横に、男側の仲間の遺体も男は埋めました。

レミは母・イルザに「ここを出よう」と言いますが、イルザは「それは無理よ」と答えます。

その日から、イルザとレミ母子は、男と一定の距離を保ちながら暮らし始めました。男はなにかと話しかけますが、イルザは半ば無視しています。男は刃物など武器を隠すくらいで、あとは母子の生活に干渉しませんでした。

レミが男の部屋をこっそり上から覗くと、男は床下に武器を収納していました。男が部屋を去ったあと、レミはこっそり入って男の荷物を物色します。男の荷物には酸素マスクがあって、レミはそれを顔につけてみました。男のノートをめくってみると、なかに折りたたんだ紙が挟んでありました。その紙には若い女性の姿が描かれていました。イルザにナイフで刺されて死んだあの女性だと、レミは気づきます。

男はイルザに話があると声をかけます。家事を分担しようと話しかけますが、イルザは無視しました。男は皿を紙で拭くイルザに「水道は直した」と声をかけました。男が去ったあと蛇口をひねると水が出たので、イルザは驚きます。

レミは窓の隅に何日経過したか、線を引いて日数をかぞえます。11日経過しました。

倉庫をいじっていたレミは、ずっとしまわれていたロボットが動き始めて喜びます。レミは男にそのロボットの名を聞くと「名無しだ」と返答がかえってきました。「スティーブ」という名をつけて、レミは構い始めます。

夕食後、レミはスティーブと外で遊びました。空の星を見るイルザに近づくと、男はジェリーだと名前を言います。イルザが返事をしなくても、ジェリーは一方的に話しました。両親と暮らすこの居住施設での暮らしが嫌で、出ていってから寄り付かなかったことを言います。「母親を殺したのか」と聞きます。

するとイルザが話しました。「私が来たときには、母親は既に死んでいた」と。

次のページで起承転結の「転」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「マーズ/SETTLERS(2021年)」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×