映画:ライフ(2017年)

「ライフ(2017年)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

SF映画

ライフ(2017年)の紹介:2017年7月8日公開のアメリカ映画。国際宇宙ステーションという密室で宇宙飛行士たちを襲う恐怖を描くSFスリラー。火星で採取された地球外生命体の細胞を調査するために集められた宇宙飛行士たちが、次第に成長していくエイリアンの脅威に直面する姿が描かれる。ジェイク・ギレンホールやライアン・レイノルズらと共に真田広之も宇宙飛行士の一員として出演。

あらすじ動画

ライフ(2017年)の主な出演者

デビッド・ジョーダン(ジェイク・ギレンホール)、ローリー・アダムス(ライアン・レイノルズ)、ミランダ・ノース(レベッカ・ファーガソン)、ショウ・ムラカミ(真田広之)、ヒュー・デリー(アリヨン・バカレ)、エカテリーナ・ゴロフキナ〔キャット〕(オルガ・ディホヴィチナヤ)

ライフ(2017年)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①火星の土壌サンプルから地球外生命体が発見され、カルビンと名付けられる。喜んだクルーたちだがカルビンは急速に成長し知能を身に付け始めた。駆除を決断したが、カルビンは船員を襲い始める。 ②船員が次々に死に、このままだとステーションが地球に落下する事態に。デビッドはカルビンと共に救命艇に乗り込み、宇宙へ飛ぶつもりであったが地球に落下、地球に脱出するつもりだったミランダの救命艇が対照的に宇宙へ飛ばされる。

【起】– ライフ(2017年)のあらすじ1

ピルグリム(後述)に宇宙ゴミが当たり、ピルグリムが損傷します…。

〔国際宇宙ステーション(ISS)

火星ピルグリム7計画 初日〕

検疫官の女性ミランダ・ノースが、これから〝ピルグリム〟の回収を行なうと報告を入れていました。

ピルグリムとは、火星に派遣した無人探査機のことです。

火星の土壌サンプルを採取したピルグリムは、8か月かけて国際宇宙ステーションに戻ってくる予定でした。

ところが道中、ピルグリムが宇宙ゴミと衝突して損傷し、軌道を外れてしまったのです。

航宙エンジニアのローリー・アダムスが、船外活動をし、ロボット・アームを操縦してピルグリムを回収しました。

かなりの危険を伴うもので、作戦に失敗するとピルグリムが国際宇宙ステーションに衝突するという事態でしたが、作戦は成功します。

国際宇宙ステーションにいた6人は、ほっとしました。

・デビッド・ジョーダン…医師の男性。

・ミランダ・ノース…検疫官の女性。今回が初となるクルー(乗務員)。

・ローリー・アダムス…航宙エンジニアの男性。

・ショウ・ムラカミ…システム・エンジニアの男性。妻は地球で出産間近。

・ヒュー・デリー…宇宙生物学者の男性。

・エカテリーナ・ゴロフキナ〔キャット〕…司令官の女性。

宇宙飛行士はみんな、世界各国から集められた人たちでした。

ピルグリムを無事に回収したクルーたちは、中の土壌サンプルを調べ始めます。

〔ピルグリム7計画 2日目〕

採取したサンプルは、船内にあるラボ(研究施設)にて解析が始まります。

ラボは1つの部屋で、施設内には固定されたマウス(白ネズミ)もいました。固定されているのは、船内が無重力だからです。

土壌にはまさかの生命体が存在していました。

大きな単細胞の生き物で、地球の生物と同じように細胞核があります。細胞質もあり、細胞壁は地球のものよりも厚くなっていました。

形としてはミカヅキモに似ていますが、色は透明です。

表面にある繊毛のような毛は、地球上のものよりも長く、鞭毛に近いものでした。

持ち帰った当初は不活発でしたが、温度を上げて、原生代の地球に近い状態にしてブドウ糖を与えると、動き始めます。

初の地球外生命体(ライフ)ということで、クルーたちは興奮の色を隠せずにいました。

この知らせは地球にも届きます。

船内とテレビ通話した地球では、全世界の国民から地球外生命体に名前を募り、ある少年にその権利が与えられました。

少年は自分の学校名にちなみ「カルビン」と名付けます。

宇宙生物学者のヒューは、カルビンに思いを託していました。

ヒューは10歳で半身不随の身になり、地球上では車椅子の生活を余儀なくされています。

この国際宇宙ステーション内は無重力なので、車椅子は不要ですが、今回見つかった地球外生命体が、なんらかの形で医療の分野に貢献すればと願います。

〔ピルグリム7計画 12日目〕

カルビンは快適な環境とブドウ糖の摂取により、どんどん成長していきました。

最初はミカヅキモみたいなアメーバでしたが、その大きさも増して行きます。

驚くべきことに、カルビンは単細胞生物が集団で集まり、大きくなっていくというものでした。数兆もの細胞が協力しあい、1つの生命体を作りだしたのです。

カルビンは単体でも生きられますが、集合するに伴い、脳や筋肉というふうに、各所の役割を果たすようになりました。

観察していたヒューがシャーレに指を近づけると、この日、カルビンが近づいてきました。

シャーレの上に広がっていたものに突起ができ、指と同じような形になって、ヒューの指先に近づいて来るのです。

ヒューは「好奇心が旺盛な証だ」と言い、他のクルーもその様子に見入りました。

ヒューの指に接するまで近づくと、カルビンの先端はU字型のように、2つに分かれました。

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