「第9地区」のネタバレあらすじと結末の感想

SF映画

第9地区の紹介:2009年度の多数の映画賞でノミネートし、賞を受賞したSF作品。地球に難民としてやって来たエイリアンと、それを抑圧する人類の対立をドキュメンタリータッチで描いている。日本公開は2010年。

予告動画

第9地区の主な出演者

ヴィカス・ファン・デ・メルヴェ(シャールト・コプリー)、クーバス大佐(デヴィッド・ジェームズ)、クリストファー・ジョンソン(ジェイソン・コープ)、タニア・ファン・デ・メルヴェ(ヴァネッサ・ハイウッド)、ニコラス・ファン・デ・メルヴェ(ジョン・ヴァン・スクール)

第9地区のネタバレあらすじ

【起】- 第9地区のあらすじ1

28年前、南アフリカ共和国のヨハネスブルグ上空に、正体不明の巨大な宇宙船が飛来します。宇宙船は空に浮かんだまま動かず、政府は偵察隊を派遣し、船体をこじ開けて宇宙船内部に突入します。そこには不衛生で弱り果てたエイリアンの群れがおり、彼らが行き場を失った難民であることが判明します。
エイリアンは処遇が決まるまで、ヨハネスブルグにある「第9地区」の仮設住宅に住まわされることになります。ところが不潔で野蛮なエイリアンたちは、「エビ」と蔑称され下級市民として扱われます。
こうして何の進展もないまま月日が流れ、エイリアンの管理事業は民間企業「マルチ・ナショナル・ユナイテッド社(MNU)」に委託されることになります。

【承】- 第9地区のあらすじ2

MNUはエイリアンの生活環境に無配慮で、日ごとに第9地区はスラムと化していきます。やがて市民とエイリアンの対立が激化したことを受けて、MNUはエイリアンを第9地区よりも劣悪な環境の「第10地区」へ強制移住させることを決定します。
立ち退き作業における現場責任者として、ヴィカス・ヴァン・ダー・マーウィが指名されます。ヴィカスは事態を把握していないエイリアンたちから、承認のサインを無理矢理取り付け、歯向かうエイリアンはその場で射殺していきます。
ところがある小屋を調査している際に、ヴィカスは円筒状の物体から吹き出す液体を浴びます。謎のウィルスに感染したヴィカスは、左腕から次第にエイリアン化していきます。

【転】- 第9地区のあらすじ3

報告を受けたMNU上層部は、ヴィカスを捕らえて臓器を取り出そうとします。ヴィカスは実験室から逃げ出すも、包囲網が敷かれて追われる身となります。
仕方なく第9地区に逃げ込んだヴィカスは、クリストファー・ジョンソンというエイリアンに匿ってもらいます。彼の小屋の地下で、ヴィカスは宇宙船の母胎を発見します。
クリストファーは20年もの間、ヴィカスが回収した円筒状の物体の中に、母胎を動かすための液体を集め続けていました。宇宙船に帰ればエイリアン化を治せると聞かされたヴィカスは、液体を取り返すためにクリストファーとMNUに侵入します。
エイリアンの特殊な武器を扱って戦いながら、2人は液体を奪還することに成功します。

【結】- 第9地区のあらすじ4

MNU内で仲間が生体実験に利用されていることを知ったクリストファーは、ヴィカスを宇宙船に乗せられるまで3年はかかると告げます。3年も待てないと激昂したヴィカスは、クリストファーを襲って母胎を奪い取り、宇宙船に乗り込みます。
ところが宇宙船はMNUに撃ち落とされます。ヴィカスは戦闘ロボットを操縦しながらMNUと戦い、捕えられたクリストファーを救出します。MNUとの攻防の中、ヴィカスはクリストファーを母胎に乗せ、「必ず帰ってくる」と約束を交わし、宇宙船に帰します。
時が過ぎ、完全にエイリアンと化したヴィカスが、妻に手作りの造花を密かに贈りながらクリストファーの帰りを待ち続ける場面で、物語は幕を閉じます。

みんなの感想

  • rurusieruさんの感想

    今までに見たことがないエイリアン映画で、人間とエイリアンの間に芽生えた友情にぐっと来ました。
    エイリアンは強い存在ではなく、人間に虐げられている者として描かれており、主人公のヴィカスもまた虐げていた者の一人です。
    この映画は人間とエイリアンのヒューマンドラマを描いているといっても過言ではなく、主人公のヴィカスとエイリアンのクリストファーにものすごく感情移入してしまいます。

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