映画:運命のボタン

「運命のボタン」のネタバレあらすじと結末

運命のボタンの紹介:原題「The Box」。2009年にアメリカで公開されたSFスリラー映画です。原作は1970年に発表されたリチャード・マシスン氏の短編小説「死を招くボタン・ゲーム」となっています。この短編小説はその後、世界各国で多くの映像化や翻訳がなされ、オマージュ作品もたくさん生み出されました。ちなみにリチャード・マシスン氏は「アイ・アム・レジェンド」の原作で有名な「地球最後の男」の著者としても知られています。

あらすじ動画

運命のボタンの主な出演者

ノーマ(キャメロン・ディアス)、アーサー(ジェームズ・マースデン)、スチュワート(フランク・ランジェラ)、ウォルター(サム・オズ・ストーン)

運命のボタンのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- 運命のボタンのあらすじ1

運命のボタンのシーン1 1976年、ヴァージニア州。クリスマス間近の12月16日早朝、ルイス夫妻の元に差出人不明の謎の箱が届きます。不審に思いながらも夫妻が箱を開いてみると「午後5時にスチュワードが伺います」という手紙とともに赤いボタンの付いた装置が入っていました。

夫妻ともにスチュワードという名に心当たりはなく、そのまま2人はそれぞれの職場へ出勤します。
教師をしている妻のノーマは過去の医療事故で足に障害を負い、片足を引きずっています。そのことをこの日、生徒たちにからかわれました。

一方、夫のアーサーは宇宙飛行士を目指しながら、NASAに勤務しています。夫妻にはウォルターという息子が一人います。

仕事を終えたノーマが自宅に戻り、約束の午後5時になると、スチュワードが訪ねてきました。彼の顔は頬がえぐれ、何とも不気味な雰囲気を醸し出しています。
そして彼は一方的に契約を告げます。それは『ボタンを押せばあなたの知らないどこかで誰かが死ぬ、その代わり100万ドルが手に入る』というものでした。
さらに『依頼者の情報は提供しないこと』『この提案はご主人以外の誰にも話さないこと』『猶予は24時間』と3つの制約を告げるのでした。
ボタンを押した後はどうなるのかとノーマが問うと、24時間後にはスイッチがリセットされ、また別の誰かの手に渡るとのことです。

ノーマは帰宅したアーサーにボタンのことを相談するものの、信じてもらえません。その後も何度か夫婦で話し合ったものの、最後にはノーマが100万ドルあれば幸せになれると言い、ボタンを押してしまうのでした。

【承】- 運命のボタンのあらすじ2

運命のボタンのシーン2 ノーマがボタンを押した瞬間、カーンズ家では夫が妻を撃ち殺すという事件が起こっていました。銃声を聞いて駆け付けた警察は、バスルームにカーンズ夫妻の子供が監禁されているのを発見します。

約束の24時間後、、アーサーとノーマの元に100万ドルを持ったスチュワードが現れます。そして100万ドルを夫婦に手渡すと「次はあなたの知らないどこかへ」と言い残し、立ち去っていきました。
これによって大金を手に入れた2人でしたが、アーサーはいよいよ怪しみ、やがてスチュワードの正体を探り始めます。

それからしばらく後、2人はノーマの両親が開くクリスマスパーティーに参加します。
そこでアーサーはプレゼントを貰うのですが、中から出てきてのはなんとスチュワードの写真だったのです。
と、そこへノーマに電話がかかってきます。それはスチュワードからで「あなたの御主人が私の車のナンバーを警察に通報した。私には大勢の従業員がいて、君たちを監視している」という内容でした。

次第に夫婦の周囲ではおかしなことが起こり始めます。鼻血を流しながら倒れる人々、スチュワードの部下だと思われる集団の出没など。

アーサーはその間もスチュワードの正体を調べ続けています。
まずスチュワードの車のナンバーを調べてみたところ、それは連邦政府のナンバーだと判明します。
こうして調べた結果、スチュワードの正体が過去に稲妻に打たれて行方不明になったNASAの職員だという事実にたどり着いたのでした。

【転】- 運命のボタンのあらすじ3

運命のボタンのシーン3 アーサーはスチュワードの正体を調べている時に、カーンズ家の事件を知ります。そして事件が起こった時刻とノーマがボタンを押した時刻が同じだったことに気付くと、カーンズ家に向かいます。
そこで「人的資源開発マニュアル」と書かれたメモを見つけます。

同じ頃、スーパーで買い物中だったノーマは、見知らぬ女性からメモを手渡されます。

アーサーはメモの内容を調べるため、ノーマはメモを頼りに、2人がたどり着いたのは図書館でした。

アーサーが館内に入ると、そこに居た人々が無表情で彼の後ろを着いてきます。大勢の人々から逃げるようにして、たどり着いたのは閲覧室でした。

閲覧室にはスチュワードの妻だと名乗る1人の女性が居て、床には3つの穴が開いていました。そしてアーサーに救済の道は1つ、どの穴か選べと選択を迫ってきます。
アーサーが1つの穴を選ぶと、その直後、穴からは透明な液体が溢れ出し、彼の体はその液体に吸い込まれるように消えたのでした。

次の瞬間、アーサーは自宅のベッドに横たわっていたノーマの元に瞬間移動します。
寝室は水浸し、2人にはその直前の記憶がありませんでした。

さて、アーサーの上司もまた、稲妻に打たれてからのスチュワードの消息を独自に調べていました。
ほどなくしてかつての同僚から知らされたのは、驚くべき事実でした。
稲妻に打たれたスチュワードは一旦死ぬものの、その後、生き返り、驚異的な治癒力を手に入れたというものです。

【結】- 運命のボタンのあらすじ4

運命のボタンのシーン2 その頃、スチュワードは部下と話をしていました。彼が言うには、この実験を終えたらすべてを雇い主に報告する、それを聞いた雇い主の考え方次第で人類の運命が決定するとのことです。人類が救われるにはボタンを押さないことであると。

水浸しになった寝室を片付けたアーサーとノーマ、2人はこの翌日、妹の結婚式に参加します。
しかし式場でアーサーは、妻殺しの容疑者として追われているカーンズに銃を突き付けられ、無理矢理車に乗せられてしまいます。

その車内でカーンズは驚くべきことをアーサーに告げました。カーンズの妻もまたボタンを押してしまったこと、自分たち夫婦もスチュワードに試されたことなど。
さらにカーンズは、アーサーの息子ウォルターが奴らに誘拐されたことを伝えます。

息子をさらわれたと知ったアーサーは、すぐに自宅へと向かいます。すると自宅にはスチュワードとノーマがいるではありませんか。

そこでスチュワードは、ノーマがボタンを押したことによって、ウォルターの視力と聴力が失われたことを2人に告げます。
そして最後の選択を2人に迫るのでした。
それは100万ドルは手に入るが息子の障害は治らない、アーサーがノーマを銃で殺せば息子の障害は治り、五体満足で戻ってくる、どちらかを選べというものでした。
それから息子はバスルームにいるとだけ言ってスチュワードは去って行きました。

自分のせいでウォルターが障害を負うなんて耐えられない、私を殺してと訴えるノーマに、妻を殺すなんてできないというアーサー。

しかしバスルームから助けを求めるウォルターの声に、2人はやがて決心をします。
そしてノーマに向けてアーサーが銃を発砲した瞬間、どこかの知らない家ではボタンが押されていたのでした。

みんなの感想

ライターの感想

他人の死と引き換えに大金が手に入るという究極の選択を迫られる、というテーマは面白いと思います。ただ中盤から後半にかけて、余計なSF設定が加えられて、一気に失速した感じです。もっと人間の欲や闇の部分を掘り下げて描いた方が良かったのではないでしょうか。

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