「DUNE/デューン 砂の惑星」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

SF映画

DUNE/デューン 砂の惑星の紹介:2021年10月15日公開のアメリカ映画。砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に、宇宙の未来を託された青年の運命を描くSFアドベンチャー。SF作家、フランク・ハーバートのベストセラー小説を原作に、『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴが監督と脚本を務め映画化した。主人公をティモシー・シャラメが演じるほか、ゼンデイヤ、ジェイソン・モモア、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、オスカー・アイザック、レベッカ・ファーガソンらが共演する。

あらすじ動画

DUNE/デューン 砂の惑星の主な出演者

ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)、レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)、レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)、スフィル・ハワト(スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン)、ウェリントン・ユエ博士(チャン・チェン)、ガーニー・ハレック(ジョシュ・ブローリン)、ダンカン・アイダホ(ジェイソン・モモア)、ガイウス・ヘレン・モヒアム(シャーロット・ランプリング)、ヘラルド・オブ・ザ・チェンジ(ベンジャミン・クレメンティーン)、ウラディミール・ハルコネン男爵(ステラン・スカルスガルド)、ラッバーン(デイヴ・バウティスタ)、パイター・ド・ヴリース(デヴィッド・ダストマルチャン)、チャニ(ゼンデイヤ)、スティルガー(ハビエル・バルデム)、リエト・カインズ博士(シャロン・ダンカン=ブルースター)、ジャミス(バブス・オルサンモクン)

DUNE/デューン 砂の惑星のネタバレあらすじ

【起】– DUNE/デューン 砂の惑星のあらすじ1

DUNE/デューン 砂の惑星のシーン1

画像引用元:YouTube / DUNE/デューン 砂の惑星トレーラー映像

〝夢は深淵からのメッセージだ〟

時は10190年。一度は高度な文明を築いたものの、人工知能の反乱により人類の既存の文明は崩壊してしまいました。そこで人類は現在、高度な精神文明を築いて宇宙帝国として世界を支配しています。

惑星アラキスは別名:デューン(砂丘)とも呼ばれる、砂の惑星でした。そこにはサンドワーム(砂虫)と呼ばれる超巨大なミミズのような生き物がいます。口は大きくたくさんの歯が生えており、何も蚊も呑み込む危険な存在でした。このサンドワームがいる星にメランジという貴重な香料(スパイス)があります。メランジは人間の寿命を延ばしたり、思考能力をアップさせたりするもので、宇宙では重宝されていました。誰もが欲しがっています。

その惑星アラキスでは何世代にもわたって、ハルコンネン家が統治していました。ハルコンネン家では香料を採掘して流通させていました。アラキスには原住民のフレメンという民族がいるのですが、ハルコンネンに迫害されています。

昼の暑さを避けて、惑星アラキスでは夜に砂漠にある採掘機で香料を採掘します。一定程度たまると運搬機という機械がやってきて、香料を集めて持っていきます。その場所をフレメンが襲撃しました。ハルコンネン家の方も迎撃します。そんな状態のある火、皇帝の命令によって、ハルコンネン家は惑星アラキスを去りました。(タイトル『DUNE Part One』)

〔10191年 惑星カラダン アトレイデス家の領地〕

ポール・アトレイデスはアトレイデス家の後継者です。眠っていたポールは母レディ・ジェシカの声で起こされました。夢を見ていたかと聞かれ、「ノー」とポールは答えます。

母と朝食を取りながら、ポールは会話をします。

宇宙帝国の皇帝シャダム4世はハルコンネン家から惑星アラキスを取り上げて、代わりにアトレイデス家に統治を任せるという決定を行ないました。今日はアトレイデス家が惑星アラキスを統治する儀式を行なう日なのです。

正装して儀式に臨めと言われたポールは、服装に重要性を感じていなかったもののしぶしぶ頷きます。ポールは母にボイスを使いました。母方の一族は声を使って相手に命令をきかせる能力を持っており、ポールもその練習をしていました。ポールは母ほどうまく使えずに、残念がります。

食事のあと、ポールは惑星アラキスについて本で調べました。星全体に砂漠が広がり、金属の砂嵐が舞う世界、先住民はフレメンと言い、サンドワームのことを「シャイ=フルード」と呼んで崇拝している、フレメンは「イバードの目(青い目)」をしている…というのを読んだポールは思いを馳せました。

迎えに来た宇宙船に乗って、ポールは出かけていきます。儀式にはポールの父レト・アトレイデス公爵やアトレイデス家の者のほか、背後にはおおぜいの兵士が控えています。そこへ皇帝シャダム4世の使いがやってくると、惑星アラキスの管理者となるようにという命令を読み上げました。受諾したレト公爵は文書の溶かしたロウの部分に指輪の印章を押して印をつけます。

アトレイデス家の剣士ダンカン・アイダホがやってきました。ダンカンは翌日に惑星アラキスにひと足先に出発する先遣隊です。ポールは一緒に連れて行ってほしいと言いますが、ダンカンは「駄目だ、軍法会議ものだ」と止めます。ポールは「夢を見るんだ、アラキスとフレメンの」と話します。フレメンと一緒に行動するダンカンが戦闘で死んでいる姿を見たと言い、一緒にいたら助かったかもしれないと話しますが、ダンカンは「アラキスで会おう」と言って連れていってくれません。

父・レト公爵は先祖の墓参りをしていました。ポールが父のところへ行ってダンカンの話をしますが、父も「数週間後に我々と発て」と止められます。

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