映画:ジュラシックワールド2 炎の王国

「ジュラシックワールド2 炎の王国」のネタバレあらすじと結末

ジュラシック・ワールド 炎の王国の紹介:2018年にアメリカで製作されたSFアドベンチャー。「ジュラシック・ワールド」の続編となる作品で、監督はJ・A・バヨナ、前作に引き続き、クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワードが主演を務める。テーマパーク、「ジュラシック・ワールド」の崩壊から三年後、活火山の活動で絶滅の危機にある恐竜たちを救うべく、オーウェンとクレアがイスラ・ヌブラル島へと向かう。

あらすじ動画

ジュラシックワールド2 炎の王国の主な出演者

オーウェン・グレイディ(クリス・プラット)、クレア・ディアリング(ブライス・ダラス・ハワード)、フランクリン・ウェブ(ジャスティス・スミス)、ジア・ロドリゲス(ダニエラ・ピネダ)、ベンジャミン・ロックウッド(ジェームズ・クロムウェル)、イーライ・ミルズ(レイフ・スポール)、メイジー・ロックウッド(イザベラ・サーモン)、ヘンリー・ウー(B・D・ウォン)

ジュラシックワールド2 炎の王国のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

物語の舞台は、コスタリカのイスラ・ヌブラル島。かつてこの島では、科学の力で現代に蘇った太古の恐竜たちによって人間が殺されるという悲劇が起きた。それから20年以上の年月が経ち、島は今テーマパーク「ジュラシック・ワールド」の名で呼ばれ、厳重なセキュリティの下、恐竜たちが人間たちの見せ物となっていた。そんなある日、凶暴な恐竜インドミナス・レックスが檻から逃げるアクシデントが発生、ジュラシック・ワールドは一転して惨状と化す。ジュラシック・ワールドの運営責任を任されたキャリアウーマンのクレア、肉食恐竜ヴェロキラプトルの調教師で元海軍のオーウェンは互いに協力し合い、なんとかこの危機から脱するが、イスラ・ヌブラル島は人間が立ち入ることができない危険極まりない場所となってしまう。ジュラシック・ワールドは放棄され、恐竜たちは人間の管理から解放されることとなるが、それから3年、恐竜たちは絶滅の危機に直面する。島の火山が活動を始め、島全体が溶岩で飲み込まれようとしていたのだ。

【起】- ジュラシックワールド2 炎の王国のあらすじ1

テーマパーク、ジュラシック・ワールドで起きた悲劇から3年。恐竜たちが暮らすイスラ・ヌブラル島には傭兵の男たちがひそかに侵入していました。彼らはインドミナス・レックスのDNAを採取した後、島からの脱出を図りますが、その途上で恐竜たちと遭遇してしまいます。肉食恐竜ティラノサウルス・レックス、海に住まうモササウルスの急襲を受け、死の恐怖と直面する傭兵たち。彼らは仲間を失いつつも、なんとかDNAサンプルである骨の断片を持ち帰ることに成功しました。

同じ頃、アメリカの上院では、イスラ・ヌブラル島の恐竜たちを救うべきか?という議題が真剣に話し合われていました。そこに、一人の数学者が呼ばれました。その数学者はイアン・マルコム博士、カオス理論の提唱者であり、悲劇の始まりであるジュラシック・パークの惨事を実際に経験した人物でした。マルコム博士は、このまま自然の流れに任せて恐竜が絶滅すべきという意見を表明。太古の恐竜たちを科学の力で復活させた故ジョン・ハモンド博士が犯した過ちは、今こそ正されるべきと考えたのです。マルコム博士の意見を受けて、アメリカ上院は恐竜の保護政策を打ち出さないことを決定します。しかし、恐竜たちの救出に向けて地道な活動を続ける人々も存在しました。それは、恐竜保護団体、略称DPGのメンバーで、彼らを率いるのはジュラシック・ワールドの元運営責任者のクレアでした。

アメリカ上院の決定から間もなく、クレアは北カリフォルニアにあるベンジャミン・ロックウッドの屋敷に招待されました。ロックウッドは故ハモンド博士の研究パートナーだったことがあり、今回の恐竜たちの危機について深く心を痛めていました。しかし、ロックウッドは老齢のために体の衰弱が進んでいたため、側近のミルズに恐竜救出計画を一任していました。ロックウッド邸を訪れたクレアは、ミルズから恐竜たちが平和に暮らす島を用意していることを明かされます。ミルズは島に残った恐竜11種類の救出への協力をクレアに依頼、特に高い知性を持つヴェロキラプトルのブルーの救出を重要視していました。そのためにはブルーの調教師であり、育ての親であるオーウェンの協力は不可欠でしたが、クレアとオーウェンは今では疎遠になっていました。二人は3年前の惨事をきっかけに恋人関係に発展していましたが、すでに破局していたのです。それでもクレアは恐竜たちのためにオーウェンの元へ向かうことを決めます。

久しぶりの再会を果たす二人でしたが、オーウェンは協力を拒否。3年前の悲劇を繰り返してはならないと考えたのです。しかし、その後ブルーたちヴェロキラプトル四姉妹が育っていく姿を動画で観返したオーウェンは、いまだにブルーを思う気持ちが自分の中にあることに気づきます。オーウェンは一転して考えを改め、クレアたちの計画に参加することを決めました。

イスラ・ヌブラル島行きメンバーにはDPGのITエンジニアのフランクリンと、古生物学者で獣医のジアが同行し、一行が現地に着くとウィートリーが率いる傭兵部隊が待機していました。クレアとフランクリンがジュラシック・ワールド施設内の追跡システムを起動させると、ブルーが島の奥深くのジャングルにいることがすぐに判明します。オーウェンとジアはウィートリーら傭兵部隊と早速ブルーの居場所へと向かいました。

一行がブルーを発見すると、オーウェンは単身歩き出し、昔のようにクリッカーを使ってブルーとコミュニケーションをとろうと試みました。ブルーは3年の歳月で野生に戻っていましたが、懸命な呼びかけが功を奏し、ブルーはオーウェンにおとなしく近づいてきました。そのときでした。傭兵部隊が草陰から強力な麻酔銃をブルーの首に撃ち、ブルーの悲鳴が周囲に響き渡りました。しかし、麻酔銃を受けながらもブルーは反撃、傭兵の一人を襲い殺してしまいますが、その最中に実弾を受け、その場に倒れてしまいます。ブルーに対する残酷な扱いにオーウェンは猛反発しますが、ウィートリーは人間にも容赦することはなく、オーウェンに麻酔銃を撃ち気絶させてしまいました。

その直後、島は大噴火を始めました。ウィートリーはブルーの治療をさせるためにジアを拘束、大型船アルカディア号へと次々と恐竜たちを搬入していきました。一方、クレアとフランクリンも島の異変に気づき、施設からの脱出を試みていました。途中で恐竜に襲われる危機に遭遇しながらも、クレアたちがなんとか施設の外に出ると、迫りくる溶岩から恐竜たちが必死に逃げる光景が広がっていました。

【承】- ジュラシックワールド2 炎の王国のあらすじ2

その後、クレアたちは意識を取り戻したオーウェンと合流、なんとか傭兵たちに見つかることなくアルカディア号に乗り込むことに成功します。アルカディア号には数多くの恐竜たちが拘束され積載されており、その目的が恐竜保護ではないことは明らかでした。ミルズに利用されたことに憤りながらも、クレアたちはジアと治療を受けるブルーを発見します。ジアによれば、ブルーは出血がひどく、ティラノサウルス・レックスの血を輸血する必要があるといいます。クレアとオーウェンはこっそりティラノサウルス・レックスのいる檻へと向かい、慎重に採血を開始。分厚い皮膚に針を刺し、緊張の瞬間を迎えるクレアとオーウェン。途中でティラノサウルス・レックスが起き、危うくオーウェンは噛み殺されそうになりますが、二人はなんとか無傷で採血を成功させました。

同じ頃、ロックウッド邸ではロックウッドの孫娘でまだ幼いメイジーがミルズの怪しい動きに気づいていました。ミルズが裏社会の競売人エヴァーソルと恐竜たちのオークションについて話しているのを、メイジーは屋敷地下にある研究室で偶然聞いてしまったのです。そのうえ、その奥には謎の恐竜の姿もありました。その恐竜の正体はインドラプトル、インドミナス・レックスとヴェロキラプトルの遺伝子を人工的に操作したことによって生まれた獰猛な恐竜でした。この恐竜を創り上げたのはウー博士、故ハモンド氏の下で研究を重ね、ジュラシック・ワールドの惨劇を引き起こしたインドミナス・レックスの開発を手掛けた人物でもありました。しかし、研究室でウー博士はミルズと激しい口論に及んでいました。インドラプトルは未だ試作の段階であり、完成させるにはブルーの血液が必要とウー博士は訴えていました。

祖父と同じように恐竜を愛するメイジーはすぐにこの悪事をロックウッドに報告します。ロックウッドはメイジーに自室に戻るよう言いつけると、すぐにミルズを寝室に呼び出し、事の詳細を問いただしました。しかし、ミルズにとって病弱な老人を消すことはたやすいことでした。ミルズはロックウッドを枕で圧迫し窒息死に追い込み、自然死に見せかけるのでした。

それから間もなく、恐竜たちが入った檻が次々とロックウッド邸に到着。フランクリンは傭兵たちに見つからずに済んだものの、クレアとオーウェンは捕らえられ、屋敷の地下の檻に入れられてしまいます。ミルズの目的が恐竜たちの競売であることを知ったクレアは激しく怒りますが、脱出する方法は見つかりません。そんな中、オーウェンはすぐ隣の檻に恐竜がいることに気づきました。ヴェロキラプトルの調教の経験を活用し、隣にいる恐竜に向かって口笛を吹くオーウェン。すると、恐竜は口笛に反応し、壁に向かって頭突きをし始めました。それを何度か繰り返すると、恐竜は壁を突き破って来ました。恐竜の正体は分厚く頑丈な頭部を持つスティギモロクでした。オーウェンはさらに檻を突き破るよう促すと、スティギモロクは見事檻を破壊。クレアとオーウェンは脱出に成功し、スティギモロクはどこかに姿を消してしまいました。

【転】- ジュラシックワールド2 炎の王国のあらすじ3

その後、二人は檻のすぐ近くでメイジーを見つけました。メイジーは祖父がミルズに殺されたことに気づき、ミルズから逃げていたところでした。メイジーはクレアたちに警戒心を抱きますが、すぐにオーウェンに抱きついてきました。メイジーは研究室内のパソコンでオーウェンがヴェロキラプトルの赤ちゃんを育てている動画を観たことがあったのです。

その後、メイジーは邸内に作られた巨大なオークション会場へ二人を連れて行きました。そこでは檻に入れられた恐竜たちが一体一体出品されていました。世界各国から集まって来た富豪や科学者、軍需産業関係者が次々と恐竜たちを競り落としていく様子に愕然とするクレアたち。その中でも目玉となっていたのは、ウー博士が開発したインドラプトルでした。高い知性を持ったインドラプトルは人間の指示通りに標的を殺す兵器として活用可能と宣伝するミルズ。赤いレーザー光で標的を指示しさえすれば、インドラプトルは恐るべきスピードで標的を攻撃するというのです。インドラプトルはまだ試作段階のため競売の対象ではありませんでしたが、多くの参加者がこの兵器に興味を持ち、ミルズはウー博士の反対を押し切りインドラプトルを競売にかけてしまいます。

この状況を見かねたオーウェンは、再びスティギモロクの力を借ります。オーウェンはスティギモロクを会場に乱入させ、オークションは一気に混乱状態に陥りました。オーウェンたちは屋敷内に逃げたミルズを追いますが、それと同じ頃、オークション会場では惨劇が起きていました。生きた恐竜から抜いた歯を集めることが趣味のウィートリーは、インドラプトルに麻酔銃を数発発射、インドラプトルは檻の中に倒れ込んでしまいました。安心して檻の中に入り歯を抜こうとするウィートリーでしたが、突然インドラプトルに襲われてしまいます。知性の高いインドラプトルは気絶したふりをして獲物を仕留める機会を窺っていたのです。ウィートリーを殺したインドラプトルはそのまま檻から出て人間たちの虐殺を開始。逃げ遅れたエヴァーソルと側近たちは惨殺されてしまいました。

一方、ミルズと対峙したオーウェンたちは恐るべき事実を知らされていました。メイジーはロックウッドの娘のクローンだとミルズが暴露したのです。人間のクローンを作るという道を選んだことが、故ハモンド博士とロックウッドとの関係断絶の原因だといいます。自らの出自に衝撃を受けるメイジーでしたが、気持ちの整理がつかないまま、今度はインドラプトルの脅威にさらされることになってしまいます。

それと同じ頃、ジアはいまだにブルーとともに捕らわれの身となっていましたが、そこにオークションから逃げてきたウー博士が現れました。ウー博士は今後の研究のためにブルーの血液を採取しようとしますが、ジアがすでにブルーの血液には別の恐竜の血が混ざっていることを明かすと、絶望的な表情を浮かべました。ウー博士の研究には、ブルーの純粋な血液が必要だったのです。そこに研究員に扮したフランクリンが現れ、ジアとの連携でブルーを解放。ブルーが警備員を攻撃している間、ジアとフランクリンは研究室からの脱出を試みました。

【結】- ジュラシックワールド2 炎の王国のあらすじ4

同じ頃、オーウェンたちは暗闇にまぎれて必死にインドラプトルから逃げていました。恐竜の標本が何体も飾られた巨大な展示室で息をひそめるオーウェンたちでしたが、インドラプトルについに見つかってしまいます。恐怖のあまりにメイジーが一人逃げ出すと、インドラプトルはすぐさま猛追を開始。オーウェンはインドラプトルの襲撃で怪我を負ったクレアを心配しますが、そんなオーウェンにクレアはキスをし、メイジーを助けに行くよう伝えました。

メイジーは屋敷の最上階にある自分の部屋に逃げ込み、ベッドの中でインドラプトルの恐怖に怯えていました。ベランダから侵入し、ゆっくりとメイジーのベッドに近づくインドラプトル。メイジーは間近に迫るインドラプトルの鋭い牙に怯えますが、そこに麻酔銃を持ったオーウェンが現れました。オーウェンは麻酔銃を撃ちが、インドラプトルにはまったく効果はありません。危機的状況に陥るオーウェンでしたが、そこにブルーが加勢に現れました。インドラプトルより体格で劣りながらも、奮戦するブルー。オーウェンはメイジーを連れて、ベランダから展示室のガラス製の天井へと逃げますが、すぐにインドラプトルが二人を追ってきました。

するとそのとき、クレアが銃を持ってその場に現れ、オーウェンに向かって赤いレーザー光を照射しました。オーウェンはクレアの意図にすぐに気づきました。レーザー光めがけて突進してくるインドラプトルをぎりぎりのタイミングでかわすオーウェン。すると、インドラプトルは展示室の天井を突き破り落下、展示室の標本に突き刺され、息絶えるのでした。

その後、オーウェンたちが檻の中の恐竜たちの様子を見に行くと、この騒動で有毒ガスが漏れ、このままでは恐竜たちは死んでしまう状況となっていました。屋敷の外へと繋がるゲートを解放すれば恐竜たちは助かりますが、それは恐竜たちが人間たちの暮らす世界に踏み込んでしまうことを意味していました。クレアが決断できずにいると、突然屋敷のゲートが開かれました。ゲート解放のスイッチを押したのは、メイジーでした。メイジーは自分と同じようにクローンとして作られた恐竜たちが死んでしまうのに耐えられなかったのです。その直後のことでした。ひそかに研究サンプルを持って逃げようとしていたミルズは、突然現れた恐竜によって殺されてしまうのでした。

舞台は再びアメリカの上院へ。そこでマルコム博士は、新たな時代が始まったことを宣言していました。そして、恐竜との共存という想像不可能な世界に人類は直面していることを冷静に指摘しました。「ようこそ、ジュラシック・ワールドへ」…マルコム博士は演説をそう締めくくりました。映画は、世界各地に現れた恐竜たちの姿を映し、幕を閉じます。

みんなの感想

ライターの感想

前作以上にリアルな恐竜たちがたくさん登場し、恐怖感が倍増しています。特に見所なのが、後半のロックウッド家でのスリリングな展開です。モンスターパニック映画の要素に加え、寒気を感じさせるホラー要素もあり、また新たな魅力が加わっています。主人公たちが恐竜の存続について葛藤するシーンも多く、生命倫理について考えさせられる映画でした。
  • 匿名さんの感想

    一度生まれたものを完全に制御することはできない。

    最後、「安全なところに行こう」とオーウェンから手を差し伸べられたブルーが、檻を見やり、考えるような間を置いた後、森へ逃げて行ったシーンが印象的だった。最後の、別れを告げるような鳴き声も。
    高い知性を誇るブルーが、「管理された上での安全」よりも「保証のない自由」を選んだかのようだった。

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