映画:SPEC〜天〜

「SPEC〜天〜」のネタバレあらすじと結末

SF映画

SPEC〜天〜の紹介:2010年にTBS系列で放送されていたドラマ「SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」の続編として2012年に公開された劇場版作品です。特殊な能力を持つSPECホルダーたちが既存の権力者に対して組織的な反攻を行なう様子が描かれ、そこに巻き込まれることになる警察を軸に、自身もSPECホルダーであり、警視庁公安部の捜査官でもある主人公・当麻紗綾が葛藤する様子が描かれています。

あらすじ動画

SPEC〜天〜の主な出演者

当麻紗綾(戸田恵梨香)、瀬文焚流(加瀬亮)、野々村光太郎(竜雷太)、志村美鈴(福田沙紀)、一十一(神木隆之介)、伊藤淳史(伊藤淳史)、マダム陽・陰(浅野ゆう子)、青池里子(栗山千明)、正汽雅(有村架純)、津田助広(椎名桔平)、セカイ(向井理)

SPEC〜天〜のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- SPEC〜天〜のあらすじ1

SPEC〜天〜のシーン1 とある漁船が海に浮かぶクルーザーを発見し、漁師たちが中をのぞくと、ミイラ化した死体がいくつも発見されます。
科学では解明できないような不可解な事件を専門に扱う部署である「警視庁公安部公安第五課・未詳事件特別対策係」の当麻と瀬文のもとに、警視総監と内閣情報官が現れ、クルーザーでミイラ化死体が発見された事件の報告書を見せます。
「頼みがあって来た」と話す警視総監と内閣情報官は特殊能力者である「SPECホルダー」に体を乗っ取られており、世界の権力者たちが裏で行なおうとしているSPECホルダーの抹殺計画である「シンプルプラン」への見せしめとして、犯行を行なったことを話すと姿を消すのでした。
係長である野々村はSPECホルダー同士の覇権争いが始まったことを予感し、当麻と瀬文は捜査に乗り出します。
そして瀬文の元同僚の妹であり、サイコメトリーのSPECを持つ志村美鈴も、何者かに狙われていました。
美鈴からの電話で助けに向かった当麻と瀬文は、そこで同じく美鈴の身柄を追っていた内閣情報調査室(通称・サイロ)の青池里子らと出会います。
瀬文と里子はかつて恋人同士であり、瀬文と当麻は密命を受けて捜査しているという里子に同行し、美鈴は里子たちから取り調べを受けることになるのでした。
美鈴はたまたま購入したドラマのDVDからサイコメトリーを行ない、そこで何らかの情報を知りえたと言います。
意図せずSPECホルダーとなり、まわりに振り回されることで人生が狂ってしまった美鈴は、ただ普通に生活をしたかっただけだと話します。
命が狙われかねない美鈴の身柄は当麻らのいる「未詳」で保護することになりますが、そこに、時間が止まったように見えるほど高速で動くことのできるSPECを持つ、ニノマエが現れるのでした。

【承】- SPEC〜天〜のあらすじ2

SPEC〜天〜のシーン2 ニノマエは当麻の実の弟でのあり、以前に死亡したはずでしたが、本人は実は生きていたと語り、当麻を驚かせます。
ニノマエはシンプルプランを阻止するために権力者に戦いを挑むことを語り、同じSPECホルダーである当麻にも協力して欲しいと頼みます。
死んだSPECホルダーをよみがえらせることができる当麻のSPECこそ最強だと話すニノマエですが、SPECを使うことを止め、封印している当麻は断ります。
しかし一緒にいた美鈴はすでにニノマエの側についており、ニノマエは美鈴を連れて姿を消すのでした。
ニノマエは古来から日本を裏で操っていた組織である「御前会議」のもとを訪れ、自分をメンバーに入れてほしいと要求します。
世襲制である御前会議には入れることができないと拒否されたニノマエは、同じくSPECホルダーであり俳優の伊藤淳史とともに、内閣情報官や御前会議の組織の人間をその場で抹殺してしまうのでした。
その様子は監視カメラに収められており、ニノマエたちは警察に犯行声明ともとれるメッセージを発します。
これを受けて警視総監や公安の津田助広は、当麻や里子らを含めたテロ対策のための特別な組織を編成し、SPECホルダーの排除に乗り出します。
しかしその後、警視総監がニノマエたちによって誘拐され、里子の娘である潤も同じく誘拐されてしまうのでした。
これによって里子は捜査から外され、ニノマエの姉である当麻も一緒に未詳に残り監視されてしまうことになります。
当麻は食べていた鍋の中に薬を入れて野々村や監視役を眠らせたあと、里子と一緒に敵のアジトへと向かいます。
そこではすでに瀬文たちが作戦を開始しており、屋敷のようなアジトに突入する瀬文でしたが、部下たちはミイラ化した状態で見つかります。
建物のさらに奥に進むと待ち受けていたのは双子のSPECホルダーであるマダム陽とマダム陰でした。
冷気を操るマダム陽の攻撃によって銃は使えなくなり、炎を操るマダム陽の攻撃によって灼熱にさらされ、交互に行われる冷気と熱風でフリーズドライとなり、攻撃された者はミイラ化されてしまっていたのでした。
瀬文はマダム陽と陰の攻撃に必死に抵抗し、そこに当麻と里子が駆け付けて助太刀します。
マダム陽の冷気によって里子の銃も凍り付いてしまいますが、当麻は絶対零度でも使用できるようにあらかじめ対策しておいた自分の銃を渡し、マダム陽と陰は里子の撃った銃で倒れるのでした。

【転】- SPEC〜天〜のあらすじ3

SPEC〜天〜のシーン3 マダム陽と陰は倒れますが、次なる刺客として自分の体を自在に変化させることのできるSPECを持つ伊藤淳史が当麻たちを狙います。
自らの両腕を変化させ、離れた場所から巨大な生物のように襲いかかるその攻撃に成す術がなく、苦戦を強いられる当麻たち。
里子は当麻をかばって重傷を負い、当麻のSPECは暴走をはじめ絶体絶命というときに、操作している伊藤淳史の後ろから美鈴がバットを持って襲いかかり、攻撃を止めるのでした。
この一件で里子は病院へ運ばれ、瀬文も両足に重症を負ってしまいます。
そこに美鈴から連絡が入り、傷だらけになった美鈴は薄れゆく意識の中で瀬文に当麻のことを託すと、電話が切れてしまうのでした。
警察は携帯電話の電波を逆探知してニノマエたちの居場所を突き止めます。
SPECホルダーも人間なんだと主張する当麻に対し、SPECは私欲の産物だと語る瀬文は意見が食い違います。
自らの迷いから自身のSPECを抑え込むことができなくなった当麻は自我を失い、SPECの力が暴走を始めます。
拳銃を取り出し瀬文に銃口を向けて発砲しますが、そんな当麻を瀬文は撃つことができず、殴って正気を取り戻させるのでした。
当麻は自分がしてしまったことに動揺し自らを責めますが、そこに野々村がやって来て当麻を諭します。
当麻のSPECは使い方次第で神にも悪魔にもなりうる力があることを語り、だからこそ使う人間が真実を見極められなければならないと話します。
当麻は野々村から、最期の瞬間まで真実を求め続けることの大切さを教えられるのでした。
当麻たちは再び特殊部隊を組織し、ニノマエのアジトへ向かい、救出作戦を開始します。
両足に重症を負った瀬文は使い物にならず、待機するように言われ、当麻や特殊部隊だけでアジト内への潜入を試みます。
かつてニノマエを倒したときと同じように、毒ガスによってニノマエを仕留めようとする警察ですが、伊藤淳史の遠隔攻撃の前にあっさりと装置を破壊されてしまうのでした。

【結】- SPEC〜天〜のあらすじ4

SPEC〜天〜のシーン2 警視総監を救出した警察でしたが、美鈴や潤の姿は見当たらないままでした。
アジト内へ潜入した津田たちは、何度も同じ場所をループしていることから敵の罠であることを見ぬき、当麻たちに潜入することを止めさせます。
アジト内で孤立し伊藤淳史やニノマエの攻撃を受けた津田は最後の手段として全身に巻き付けた爆弾を起動させ自爆を行ない、建物ごと敵を爆破させるのでした。
木っ端微塵になったアジトでしたが何事もなかったかのようにニノマエや伊藤淳史が現れます。
当麻たちを抹殺し、次の計画を話している2人の前にがれきの下から当麻と瀬文が姿を見せるのでした。
「まだ生きていたのか」と当麻に言うニノマエですが、当麻は目の前にいるニノマエが本人ではなくクローンによって作られていることを見抜くと、さっきの言葉をそっくりそのまま返してやると言い、最後の決戦が始まります。
次に瞬間に当麻は持っていたキャリーバッグを放り投げ、伊藤淳史はとっさに攻撃して撃ち落とそうとします。
それと同時に動き出す瀬文。
キャリーバッグが罠であることを見抜くニノマエですが、構わず当麻はニノマエに向けて銃を撃つのでした。
時が止まったように見えるほど速く動くことのできるニノマエに、銃は通用しません。
彼の見る世界では銃弾も止まっているかのように遅く移動し、その向きを反転させるだけで放った銃弾は本人に向かって飛んでいくのでした。
伊藤淳史が破壊したキャリーバッグには爆弾とともに多くの釘が込められており、四方八方に釘が飛んでいました。
これらの釘のひとつを当麻に向けて飛ばすニノマエでしたが、当麻に向かって飛んでいく釘は当麻の目の間で停止してしまいます。
釘はすべて糸で結ばれ、その先には電気を流す装置が取り付けられていました。
ニノマエのスピードは電気の流れる速さには及ばず、ニノマエは通常の数万倍遅い世界で電気によるショックを受け続けることになってしまいます。
たまらずSPECによる能力を解いたニノマエは重傷を負ってその場に倒れ込み、伊藤淳史も同様に倒されてしまうのでした。
銃弾から当麻をかばった瀬文は電気や釘の傷も合わせて負い、病院へと運ばれます。
意識を取り戻した瀬文は当麻に「お前の抱えている傷みはお前だけのものじゃない」と話し、どんな生き方をしようと当麻は当麻でしかないことを伝えるのでした。
病院の屋上ではクローンであるニノマエが4体同時に現れますが、セカイと名乗る人物が全て消し去ってしまいます。
セカイの傍らには里子の娘であるはずの潤がいるのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

SPECホルダーを取り巻く世界の様子が少しずつ明らかになり、壮大な物語へと発展していく重要な位置づけの作品になっていると思います。
小ネタ満載ですがニノマエとの勝負なども見ごたえのあるシーンもあり、テレビシリーズから続く独特の世界観を保っている作品だと思います。
  • 匿名さんの感想

    デレビドラマ版の謎は大半が前作(テレビスペシャルドラマ)「翔」で片付けられてしまい、今作「天」から「結」にかけては翔で「新たに」出された謎解きや蛇足の話になってしまっている。デレビドラマの「スペックホルダーの起こす事件に頭脳で挑む」という面白さではない、壮大な終末論へ変化する元凶の話がこの「天」。こんな壮大な展開はドラマを見ていた時には全く想定していない、蛇足の中の蛇足。そもそもの主要人物をこの天で2人も殺し、更に新たな主要人物を出してくると、もうまるで別の物語である。にもかかわらず、この天はドラマを見ている事前提となっている。ファンサービスが弾けすぎて明後日の方向に向かってしまう…のは堤作品に良くあるが、元凶はプロデューサーの植田氏ではなかろうか?堤作品の中でも植田氏絡みがファンを置いてけぼりにするケースが多い傾向がある為だが(ケイゾク等)…

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