映画:スターウォーズ / スカイウォーカーの夜明け

「スターウォーズ / スカイウォーカーの夜明け」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(6件)

【承】– スターウォーズ / スカイウォーカーの夜明けのあらすじ2

スターウォーズ / スカイウォーカーの夜明けのシーン2

画像引用元:YouTube / スターウォーズ / スカイウォーカーの夜明けトレーラー映像

 カイロ・レンは約1年前に破壊した自身のマスクを再び修復。スター・デストロイヤーの一室にファースト・オーダーの主要人物を集めて「ファースト・オーダーにスパイがいる。レジスタンスに情報を流している人物がいる」と切り出しました。そしてファースト・オーダーはこれからファイナル・オーダーとなり、戦いに勝利すれば真の帝国となると宣言します。その為にレジスタンス軍の動向を探るように命じ、自分はレン騎士団を従えてレイを探すため動き出しました。

 パサーナに降り立ったレイ達。パサーナでは大勢の住民が愉快な演奏に合わせて踊っていました。辺りではカイトが靡いています。C-3POによると、42年に1度開催される祭りだと言います。その祭りの中をオーチの宇宙船を探して歩いていると、レイは現地の子供に話しかけられます。手製の首飾りをかけてもらい笑顔を浮かべると、その子が「名前は?」と訊ねました。「レイ」と名乗ると、「名字は?」と訊かれます。レイは少し複雑な心境になりながら「私にはないの。ただのレイよ」と答えました。すると、フォースで何かを感じました。振り返るとレンがいました。レンとレイは度々フォースで繋がるようになっていました。マスクを被ったレンはレイに「パルパティーンにお前を殺すよう言われた」と言います。そしてレンはレイの首飾りを掴んで引っ張りました。するとレイの首から首飾りが消え、レンの手元に首飾りが現れました。フォースの繋がりを介して物体を移動させることに成功したのです。すると二人の繋がりは消えてしまいました。レイは急いでポー達の元へ行き「レンに見つかった」と言いました。一方のレンも部下に首飾りを調べさせ、それがパサーナの物であることを突き止めました。

 レイ達は急いで歩き回りますが報告を受けて偵察に来ていたストームトルーパーに見つかってしまいました。急いで逃げようとすると、突然どこかから弓が飛んできてトルーパーの頭を貫きました。振り返ると、マスクを被った何者かが放ったものでした。その男は「ついてこい」と言い、物陰まで案内してくれました。「レイアに言われて探していた」と言うその男にポーが「なぜ私たちだとわかったの?」と訊ねると男はマスクを外しました。その正体は、30年前のエンドアの戦いに反乱軍の将軍として参加していたランド・カルリジアンでした。「ウーキーは目立つからな」と言うランドに、ハン・ソロと共に昔からの仲であるチューバッカは抱き着きます。レイ達もランドの話は聞いており、感激していました。ランドもレイアから作戦について聞いており、オーチが最後に目撃された場所を教えました。レイは「あなたも来てください」と頼みましたが、ランドは「長い間飛んでいない」と断りました。「レイアに伝えてくれ」と言うとレイは「なら自分で」と言ってオーチの宇宙船の場所へ向かいました。パサーナにはレン騎士団も到着していました。複数に分かれてレイ達を探し始めていました。

 トルーパーが2台のスピーダーで追いかけてくるのに気づいたレイ達は現地のスピーダーを盗み逃げ始めます。空を飛ぶトルーパーに苦戦しながらもなんとか撃退に成功しました。オーチの宇宙船を見つけ喜んでいると、砂利のような地面に飲み込まれて地下に落とされてしまいました。暗い地下をレイがライトセーバーで照らしながら歩いていくと、そこにはシスのスピーダーが転がっていました。オーチがこれに乗っていたのだろうと推測し、どこから出ていったのかを探そうとします。レイがふと足元を照らすとそこにはオーチのものと思われる骨が落ちていました。そしてその傍にシスの短剣が落ちていました。レイがそれを拾い上げると、短剣にはシスの言語と思われる文字が書いてありました。これがウェイファインダーの場所を示していると考えたポーは通訳ドロイドのC-3POに読ませますが、3POは発言できないと言います。「読むことは出来ますが発音できません。シスの言語は発音禁止とプログラミングされているのです」と説明します。危険だと感じたその時、暗闇の奥から巨大な蛇のようなクリーチャーが姿を現しました。ポーとフィンは警戒してブラスターを構えますが、レイはそれを制止してクリーチャーに近づいていきます。すると、そのクリーチャーは体に大きな傷を負っていました。レイはそっと傷に近づいて手を翳しました。目を閉じて集中すると、その傷はたちまち治っていきました。クリーチャーはそれで安心したのかそのまま去っていきました。驚くフィンとポーに

レイは「フォースの治癒能力よ」と説明しました。チューイが短剣をバッグに入れ、レイ達は地下から抜け出しました。

 外に出ますがトルーパーが複数いたため、ファルコンを諦めてオーチの宇宙船で脱出することにしました。しかしレイは何かを感じ、一人外へ出ました。すると遠くからレンのタイ・ウィスパーが向かってきました。フィンはチューバッカにレイを助けるように命じ、チューバッカは外に出ていきました。レイは徐々に近づいて来るレンのファイターを見つめた後、ライトセーバーを起動させました。フィンも外に出ていくと、チューバッカの姿が見当たりません。ふと見ると、なんとチューバッカはトルーパーに捕まり輸送船に乗せられてしまっていました。レイはレンのファイターに背を向けて走り出すと、ファイターが近づいたギリギリのところでフォース・ジャンプをしてファイターの片翼を切り落としました。墜落して炎を上げるファイター。そこへフィンが走って向かってきて、レイに「チューイが捕まった!」と言って飛び立った輸送船を指さしました。レイは慌てて輸送船に手を翳し、フォースで船が飛んでいくのを引きつけ防ぎます。すると降りてきたレンもそれに気づき、フォースで引きつけます。二人のフォースはほとんど互角で輸送船はほとんど動きません。焦ったレイが心を乱すと、突然レイの指先から青い閃光が放たれ、輸送船は爆発して墜落してしまいました。レイは「チューイ!」と叫び、フィンも「ダメだ!」と叫びましたが、輸送船は大破し炎に包まれていました。レイは自分の起こした事態に呆然とします。レンもそれを見て動揺していました。レイが放った閃光は、フォース・ライトニングというパルパティーンが得意とするシスの技でした。トルーパーやレン騎士団も集まり始めており、ポーはフィンとレイに急いで船に乗るよう指示します。レイは自らの力に恐れながらも船に乗り込み、パサーナから脱出しました。

 スター・デストロイヤーの中ではハックス将軍がプライド将軍にパサーナでの出来事を報告していました。「パサーナで奴らを発見しましたが輸送機を1機失いました」と聞いたプライド将軍は「報告書は読んだ」と答えます。するとハックス将軍は「それが、実は輸送機はもう1機送っていまして。貴重な捕虜を連行することに成功しました」と加えて報告しました。輸送機から降ろされたチューバッカを見たプライド将軍はチューバッカを拷問室へ連れて行くように命じました。そして更に、騎士団はファルコンをデストロイヤー内部へ運び込んでいました。

 チューバッカを殺してしまったと思い落ち込むレイ。励ますフィンにレイは「恐ろしい映像を見たの」と告白します。「シスの玉座が見えた。座っていたのはパルパティーンじゃなかった」と言うレイにフィンは「レンだろ?」と言います。しかしレイは涙を流しながら首を横に振り、「それと私。二人で座っていた」と明かしました。ポーはシスの短剣も手元にない為、ウェイファインダーの場所がわからなくなってしまったと話します。それを聞いていたC-3POも頷き「ええ。もう私のメモリーにしか残っていません」と言いました。それを聞いた3人は3POの方を見て驚きます。ポーが「それを発音できるようにするにはどうすればいいんだ」と訊ねます。3POは「危険なバイパス作業を行うしかありません」と言いました。それを聞いたポーは「惑星キジーミに当てがある」と言いますが、どこか気乗りしない様子。フィンが「キジーミで何かあったのか」と訊ねるとポーは「まぁ、昔色々とな」と答えます。しかしフィンは「チューイのためだろ」とポーを説得します。そしてレイとポーの手を取り「チューイのために」と誓いました。ポーも覚悟を決めて「よしキジーミだ」と言って操縦席へ向かいました。船内を動きまわっていたBB-8が何かを発見しました。それについていたスイッチを押すと、起き上がり動き始めました。D-0というそのドロイドはオーチの持ち物だったようでした。BB-8とD-0は気が合うようで、D-0がBB-8の周りをぐるぐると走り回っていました。

 キジーミに到着したレイ達。キジーミではトルーパーが街をパトロールしていました。その中を見つからないように歩きながらポーの知り合いというその人物を追っていると、突然ポーが後ろから銃を突き付けられました。マスクを被ったその女性は「あんたが戻ってきたと噂を聞いたが、本当だったとはね」と言いました。彼女はゾーリと言い、かつてポーと共にスパイスの密輸を行っていた人物でした。彼女と知り合いの小さなエイリアンパブー・フリックは機械に詳しく、C-3POのバイパス作業を行うことができるのではないかと考えたのでした。フリックの作業場へ移動し、3POの頭にケーブルを接続します。そこでフリックは、シスの言語を発音させることはできるが、引き換えに3POの記憶は完全に消えてしまうと言いました。3POは驚きますが、レイの「他に方法がある?確率の計算は得意でしょ?」という言葉を聞き、覚悟を決めました。

 ゾーリとポーが外へ見回りに行くと、トルーパーの数が増えていました。そこでゾーリはポーに、ファースト・オーダーの通行バッジを見せました。「これがあればどこの港にも着陸できる」と言い、ポーに「一緒に来ない?」と誘いました。ポーは一瞬悩みますが「今は抜けられない」と断りました。

 

 カイロ・レンはキジーミ上空までスター・デストロイヤーで移動し、パルパティーンとフォースを通じて会話をしていました。「なんとしてでもあの娘を殺すのだ」と言われ、レンは再び騎士団を従えました。同じ頃、3POのバイパス接続が完了しました。3POの両目は赤くなり、座標を言い始めました。何度か繰り返した後、再び電源が落ちました。フリックが3POの再起動作業を行っていると、ポーとゾーリが「デストロイヤーが来た」と報告に来ました。3POは目覚めましたが「初めまして」と言い、本当に何も覚えていないようでした。そんな3POを連れて船まで戻ろうとすると、レイがフォースで何かを感じたようです。フィンが訊ねるとレイは「チューイが生きてる」と言います。レイたちはチューバッカを救出するためにデストロイヤーへ乗り込むことを決めました。ゾーリは行くことができない代わりに、ファースト・オーダーのバッジをポーに託しました。

次のページで起承転結の「転」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「スターウォーズ / スカイウォーカーの夜明け」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×