映画:スターウォーズ / スカイウォーカーの夜明け

「スターウォーズ / スカイウォーカーの夜明け」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(6件)

【結】– スターウォーズ / スカイウォーカーの夜明けのあらすじ4

スターウォーズ / スカイウォーカーの夜明けのシーン4

画像引用元:YouTube / スターウォーズ / スカイウォーカーの夜明けトレーラー映像

 ベンのファイターに乗ったレイは惑星オク=トーに向かっていました。1年前までルーク・スカイウォーカーが身を潜めながら生活していた場所です。

 ルークは甥であるベン・ソロを始めとするジェダイ候補生を訓練してジェダイの復活を目指していましたが、ベンがフォースの暗黒面に誘惑されていることに次第に気づき始めていました。そしてある夜、眠っているベンの心の中をフォースで覗いた際に彼の心はダークサイドに傾き始めていることを感じました。そしてダークサイドに堕ちたベンが恐ろしい未来を招くことを予期しました。ルークは一瞬の迷いから、眠っているベンの傍で自らのライトセーバーを抜いてベンを殺害しようと思ってしまったのでした。すぐに正気に戻ったルークでしたが、ベンは目を覚ましてセーバーを握っているルークを目撃してしまいました。結果的にベンは他の訓練生を皆殺しにして、ジェダイ聖堂をも焼き尽くして姿を消し、カイロ・レンとなったのでした。その出来事で深く傷ついたルークはこの島に身を隠したのでした。その後、レイがルークの前に現れたことで少しずつ彼の身上にも変化が訪れ、フォースゴーストを利用してカイロ・レンと対峙してレジスタンスを救い、亡くなったのでした。

 レイは自分が感情に任せてベンを殺害しようとしてしまったことに驚き、傷ついていました。自分がパルパティーンの孫であること。シスの王座に座る自分のビジョンが見えたこと。全てが繋がり自分の未来が暗黒面に繋がることを恐れたレイは、ルークのようにこの島に身を隠そうと決めました。島に上陸したレイはファイターに火をつけました。燃えているファイターに向かって薪を投げ込んだ後、レイはライトセーバーを取り出しました。かつて、ベイダーとなる前のアナキン・スカイウォーカーが使い、息子のルークに受け継がれ、そしてレイに受け継がれたこのセーバーを彼女はファイターの炎の中へ投げ込みました。すると突然、炎の中から青白い手が現れてセーバーをキャッチしました。その正体は、フォースゴーストとなって現れたルークでした。「一体ここで何をしている?」と厳しい口調で言うルークにレイは自分の考えを説明しました。ルークはかつての自分を引き合いに出し、「私は間違っていた。お前も私と同じ間違いをするつもりか?」と注意します。そして「見せたいものがある」とレイを自が暮らしていた小屋へ連れて行きました。そこにあったのは、見たことがないライトセーバー。これは、かつてレイアがルークからジェダイの修行を受けていた際に使用していた物でした。レイアはジェダイとなるべく修行を積んでいましたが、ハンの子供を妊娠した影響で修行を止めたのでした。レイはそれを受け取りましたが「しかしウェイファインダーもファイターもありません」と言いました。するとルークは笑い、「必要なものは揃っている」と言いました。ウェイファインダーはベンのファイターの中に彼が見つけたものが入っていました。そしてルークは海に向かって手を伸ばします。すると、海底からルークのX-ウイングが浮かんできました。かつてルークがこの島に到着した際に沈めたものでした。レイがルークの方を見ると、ルークは何も言わずに頷きました。

 ジャナたちを連れてレジスタンス基地へ戻ったフィンたち。「レイアに話がしたい」とフィン、ポー、チューバッカが彼女を探しますが、提督がレイアは亡くなったことを伝えました。チューバッカはハン、ルークに続いてレイアまで失った悲しみで雄叫びを上げました。更にそこへ、ファースト・オーダー側からの電波通信で、惑星エクセゴル上空でファイナル・オーダーの軍隊の準備が整ったという情報が入り、その手始めとしてスターデストロイヤーが惑星キジーミを破壊したとのことでした。いよいよ始まったファイナル・オーダーの攻撃。レイアの意志を継ぎ、ポーとフィンがレジスタンスの将軍としてファイナル・オーダーとの闘いの指揮をとることになりました。しかし、ファイナル・オーダーの戦艦が待ち構えているのはエクセゴル。その場所はフィンとポーは知りません。すると、R2-D2がルークのX-ウイングの信号を受信したと言います。レイがルークのX-ウイングでエクセゴルへと向かっていたのです。フィンは、彼女がレジスタンス軍に道案内をしているのだと直感し、彼女が飛んだ軌道に沿っていくことを決めました。レジスタンスにランドも合流。最後の戦いへ向けた最終準備が始まりました。数で劣るレジスタンスは、ランドとチューバッカがファルコンに乗って外縁部へ同志たちを集めにいくことになりました。ポー、フィンが指揮を執り、先にファイター・チームがエクセゴルへ向かいました。

 レイはX-ウイングでエクセゴルに到着しました。暗闇をライトセーバーで照らしながら進んでいくと、エレベーターが作動して地下まで潜りました。そこには大勢のパルパティーン支持者がおり、当の本人は機械のような物に繋がれていました。「ようやく来たか」と言うパルパティーン。「其方には私と同じ力がある。其方こそ新たな帝国の女帝に相応しい。さぁ、ライトセーバーを抜いて私を殺すのだ。そして其方がこのシスの玉座に座ることになるのだ」と言います。レイはそれを断り、パルパティーンのマグナガード達をライトセーバーで倒し始めました。

 レイが残した軌道を頼りに、ポーとフィンが率いるレジスタンスはエクセゴル上空へたどり着きました。膨大な数のスターデストロイヤー。その中の巨大な一機にはスターキラー基地に搭載されていた惑星破壊が可能なレーザー砲が搭載されています。そしてそのデストロイヤーに信号を送っているパラボラアンテナが地上に設置されています。そのアンテナを破壊する作戦を開始しました。しかし膨大な数の敵の戦艦やファイターに苦戦を強いられていまいます。

 ベンはデス・スターの残骸から抜け出し、タイ・ファイターを盗み出してエクセゴルへ到着しました。既に下がっていたエレベーターの場所をそのまま飛び降りるベン。急いでレイを助けに向かいますが、レン騎士団が待ち構えていました。携帯していたトルーパーのブラスターで応戦しますが、すぐにそれも使用不可能になり、一転ピンチに陥りました。

 ガードを倒したレイは再びパルパティーンに面と向かいます。しかしパルパティーンは上空で始まったレジスタンスとファイナル・オーダーの戦闘を見て笑みを浮かべます。そしてレイに「其方が私を殺し女帝となれば、あの幾つもの艦隊全てが其方の物となる。女帝としてあの戦闘を終わらせるべきではないのか?」と誘惑します。それを聞いたレイはフォースを通じて、ベンがエクセゴルにいることを感じます。そしてレイは決意を固めた表情でパルパティーンに歩み寄りました。パルパティーンは「そうだ。ライトセーバーを振り下ろせ。私を殺すのだ」と喜びます。レイはライトセーバーを自分の背後まで思いきり振り上げました。その時、ベンはフォースを通じてレイの考えを読み取り、笑みを浮かべました。次の瞬間、レイはパルパティーンに向かい右手を振り降りしますが、その手にライトセーバーはありませんでした。セーバーはフォースを通じてベンの手に渡っていたのです。突然現れたライトセーバーに驚く騎士団に対しておどけてみせるベン。そのままセーバーで騎士団を一掃しました。

 レイに失望したパルパティーン。レイは隠し持っていたレイアのライトセーバーを起動させます。そこへベンも合流し、ふたりでパルパティーンに対峙します。パルパティーンは玉座にゆっくりと座り、二人の動きをフォースで固めてしまいました。そしてふたりからフォースの力を吸い取り始めます。

 フィンとジャナは二人でアンテナの元へ向かい、爆薬を設置しました。ポーはX-ウイングにR2を乗せてファイターを撃墜していきますが、膨大な数で追いつきません。

 力を吸い取られて倒れこんでしまった二人。一方のパルパティーンは徐々に力を取り戻し、フォースライトニングを上空へ向かて放ち、レジスタンスのファイターの機能を次々と停止させていきます。ポーはR2に修理を命じますが、なかなか復旧できません。その時ベンが目を覚まし、セーバーを握りパルパティーンに襲い掛かりますが、「最後のスカイウォーカーは死ぬべきだ」と言うパルパティーンにフォースで吹き飛ばされ、渓底へ落ちていってしまいました。レイは上空の戦いを見ていました。すると、突然星空から様々な声が聞こえ始めます。「レイ。これは大きな一歩だ」「やるのだ、レイ」「私のようにフォースにバランスをもたらせ」それらは先人のジェダイの声でした。それを聞いたレイはなんとか起き上がり、レイアのセーバーとベンが落としたルークのセーバーを二刀流で構えました。パルパティーンはそれに気づき、上空へライトニングを放つのをやめてレイに向かって放ち始めました。それをレイは2本のセーバーで必死に防ぎます。

 復旧したファイターでレジスタンスは再び動き始めますが、やはり劣勢です。ポーが諦めかけていると、ランドから通信が入りました。ランドとチューバッカはたくさんの同志を連れてやってきたのです。数でも一気に優勢となったレジスタンスはどんどんと戦艦を撃ち落としていきます。フィンとジャナもアンテナを破壊。徐々にレジスタンス優勢となっていき、遂に最後のスターデストロイヤーの破壊に成功。逃げ遅れてしまったフィンとジャナもファルコンが救出。見事レジスタンスが勝利を収めました。

 パルパティーンのライトニングを受け続けるレイ。パルパティーンはレイに「シスの全てを受けてみよ」と言います。するとレイは「私はジェダイの全て」と言い、徐々にパルパティーンの方へ歩み寄っていきます。ライトニングが跳ね返り、パルパティーンの復活した肉体を徐々に破壊していきます。そして、最後にはパルパティーンの体は大爆発を起こしました。崩れていく聖堂。パルパティーンとシスの痕跡は消え去りましたが、パワーを使い切ったレイは倒れて動かなくなってしまいました。それをファルコンに乗り込んだフィンも感じ取っていました。「そんな…レイ…」

 目を開いたまま動かなくなってしまったレイ。そこへ、渓底から這い上がってきたベンが歩み寄っていきます。レイの体を起こし抱きしめますが、もう息はしていません。落ち込むベンですが、そこでレイが自分に施したフォースの治癒術を思い出し、レイの腹部に手を当てて意識を集中させます。すると、レイの右手が動きベンの手を握りました。レイは息を吹き返したのです。レイはベンの頬をそっと撫で、その後ベンにキスをしました。キスを終えた二人は微笑み合いますが、ベンの体も限界を迎えていました。その場に倒れこみ、動かなくなってしまいました。そしてベンの体はフォースと一体となり消えてしまいました。それと同時にレジスタンスの基地では、レイアの遺体が消えていました。それを見たマズ・カナタは「さようなら、プリンセス」と呟きました。

 基地に戻ったレジスタンス軍は勝利を喜びます。そこへレイも戻り、フィン、ポーと3人で抱き合いました。チューバッカはマズから、ハンとレイアの形見であるメダルを受け取りました。ジャナはランドと初対面して、ジャナの親を探す旅に出ることを約束しました。

 薄暗くなり始めてた砂漠をレイはBB-8と共に歩いていました。ほとんど何もない砂漠にポツンと小さな小屋がありました。この惑星はタトゥイーン。アナキンの生まれ故郷であり、ルークが育った惑星でもあります。スカイウォーカー家の始まりの場所へ訪れたレイは、ルークが暮らしていた家にたどり着きました。黒く焦げた状態の家を一通り見たあと、その家の前の砂漠にルークとレイアのライトセーバーを埋めました。そして、自分で作成した新たなライトセーバーを見つめます。すると、現地の住民に「ここで久しぶりに人を見た」と声をかけられました。名前を訊かれたレイは「レイ」と名乗ります。するとその住民は「名字はなんだい?」と訊ねます。考えたレイがふと右を見ると、フォースゴーストとなったルークとレイアが微笑んでいました。それを見たレイは住民の方へ向き直り、「レイ・スカイウォーカー」と名乗りました。そしてタトゥイーンには、ふたつの太陽が映し出す夕日が浮かんでいました。

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