映画:X-MEN:ダーク・フェニックス

「X-MEN:ダーク・フェニックス」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

SF映画

X-MEN:ダーク・フェニックスの紹介:2019年公開。MARVELコミック原作の映画シリーズ「X-MEN」シリーズの第12作目であり、20世紀フォックス主導で製作されるX-MENの完結作である。2014年公開「X-MEN:フューチャー&パスト」にて生まれた新たなタイムラインでのストーリーで、2006年公開「X-MEN:ファイナルディシジョン」で要素として取り入れられた原作エピソード「ダーク・フェニックス」をメインストーリーとして描く。監督は、長年シリーズに携わりながら、初の監督となるサイモン・キンバーグ。

あらすじ動画

X-MEN:ダーク・フェニックスの主な出演者

プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア(ジェームズ・マカヴォイ)、ジーン・グレイ/ダーク・フェニックス(ソフィー・ターナー)、ミスティーク/レイヴン・ダークホルム(ジェニファー・ローレンス)、マグニートー/エリック・レーンシャー(マイケル・ファスベンダー)、ビースト/ハンク・マッコイ(ニコラス・ホルト)、サイクロップス/スコット・サマーズ(タイ・シェリダン)、ストーム/オロロ・マンロー(アレクサンドラ・シップ)、クイックシルバー/ピーター・マキシモフ(エヴァン・ピーターズ)

X-MEN:ダーク・フェニックスのネタバレあらすじ

【起】– X-MEN:ダーク・フェニックスのあらすじ1

X-MEN:ダーク・フェニックスのシーン1

画像引用元:YouTube / X-MEN:ダーク・フェニックストレーラー映像

 1992年。宇宙へ打ち上げられたシャトルが突然運転を停止し、乗組員は危険な状態に陥っていました。乗組員を救出するため、大統領はあるチームに救出を要請しました。

 大統領からの連絡を受けたプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアは、自らが結成したミュータントのヒーローチームX-MENにミッションを与えました。乗組員を救出するミッションを受けたX-MEN一期生である、様々な者の外見をコピーすることができるミスティークことレイヴン・ダークホルムは、同じく一期生であるビーストことハンク・マッコイと共にミッションの指揮を執ることになりました。帯同するメンバーは、瞬間移動ができるナイトクローラーことカート・ワグナー、素早く動くことができるクイックシルバーことピーター・マキシモフ、空気を操り風や雲を起こすことができるストームことオロロ・マンロー、目から光線を放つサイクロプスことスコット・サマーズ、そして人の心を読む能力やテレキネシスを使うことができるジーン・グレイ。このメンバーで、シャトルに乗り込み宇宙へ向かいます。チャールズは、自身の他人の脳内に語り掛ける能力を利用したセレブロから、メンバーたちに指示を送ります。

 宇宙に飛び出したX-MENは、停滞しているシャトルを発見しました。しかし、その周りには赤い靄のようなものが漂っており、容易に近づくことは危険であると判断したレイヴンは、カートにピーターを連れてシャトルの中へ瞬間移動するように指示しました。カートはピーターの肩を掴みシャトルの中へ瞬間移動。中では乗組員たちが浮かんでいました。ピーターはすぐに能力を発動し、周りが停止して見えるほどの素早さで、乗組員たちをカートの元へ近づけていきます。その時ピーターは、赤い靄が強く発光し始めていることに気づきました。急いでピーターはカートの肩を掴み、乗組員たちを連れて自分たちのシャトルに戻りました。自分たちが救出されたことに気が付いた乗組員たちは、口をそろえて「船長がいない」と言い始めました。船長は、乗組員たちから離れコントロールルームに入っていたため、ピーターは発見できなかったのです。しかし、赤い靄の光はますます強くなっていき、これ以上シャトルに近づくのは危険だと判断したレイヴンは基地に戻ろうとしますが、セレブロを通じてチャールズから「全員救出しろ」という指示が届きました。「危険だ」と判断するレイヴンとハンク。しかしチャールズは「全員助けるべきだ」と考えを曲げません。するとチャールズの指示を聞いたジーンが「私が行く」と言い始めました。レイヴンは止めますが、ジーンはカートにシャトルの中へ連れていってもらいました。中に入ったジーンはコントロールルームに入り船長を救出。カートに船長を任せますが、そこで赤い靄が大きな爆発を起こしました。カートは船長を連れてX-MENのシャトルに戻りますが、ジーンは逃げ遅れてしまいました。爆発に巻き込まれるジーン。ストームがその爆風を操り助けようとしますが、間に合いません。大量の赤い熱線を浴びてしまったジーン。カートが急いで救出に向かい、気を失っているジーンを救出して戻りました。ジーンと恋仲であるスコットが急いで彼女の元へ駆け寄ります。スコットの腕の中で目を覚ましたジーンは、命に別状はない様子。一同は安堵し地球へ向かい始めますが、レイヴンはチャールズの危険な命令に対して疑問を抱いたままでした。宇宙ステーションに到着したX-MENを一般市民が迎えました。無事に帰還したシャトルの乗組員たちと救出に成功したX-MENに対して拍手と声援を送る市民。その様子を見て、チャールズは満足そうに微笑んでいました。

 X-MENの面々と、ミュータントの子供たちが暮らすチャールズが運営するチャールズ・エグゼビア学園。子供たちは講師でもあるX-MENの面々が無事に帰還したことを喜びます。チャールズはジーンに念のため検査を受けるように言い、ハンクと共に彼の研究室へ向かいました。群がる子供たちに「俺が助けた」と自慢げに話すピーター。その横でレイヴンはやはりチャールズの指示に納得がいかない様子。笑顔で自分の部屋に車椅子で向かうチャールズ。レイヴンはその後を追いチャールズにその疑問をぶつけました。「あの指示は危険すぎる」と訴えるレイヴンに対し、チャールズは「私は間違っていない。全員を助けるべきだ」と考えを変えません。幼い頃からチャールズと共に過ごしているレイヴンは、最近のチャールズに対して常に疑問を持っていました。大統領に頼られ、世界中からもX-MENがヒーローとして認知されるようになっている現状に満足をして、そしてその現状にこだわるあまりに正確な判断ができなくなっている。そう訴えますが、チャールズは知らない顔。レイヴンはそのチャールズの様子を見て呆れたように「チーム名をX-WOMENにしたらどう?」呟き部屋を出ていきました。

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