映画:ある男(2022年)

「ある男(2022年)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

【結】– ある男(2022年)のあらすじ4

ある男(2022年)のシーン4

画像引用元:YouTube / ある男(2022年)トレーラー映像

小菅は原に「自分が苦しんだら死んだ人が生き返るのか」と指摘します。「新人王になりたくてたまらない奴のことを考えたことがあるのか」とも言いました。それでも原は自分のなかにある父の姿から逃れられません。

茜と深い仲になりかけますが、鏡のなかの自分の姿を見た原はそれ以上できず、茜を置いて部屋を出ていきました。

苦しみ悩んだ原は、ランニングの最中に倒れて涙を流します。

原は「事故を起こした」と柳沢は言いました。事故という表現を使いますが、「ビルから落ちた」そうで、自殺未遂であろうことは明白でした。そのあと原はジムを辞めて去ってしまったそうです。

柳沢は城戸に、誠の最期は自殺だったのかと聞きました。違うと城戸が答えると、よかったと柳沢は言います。ボクシングをやっていなかったと聞いて、少し寂しそうな顔をしました。

自宅で外国人についてのヘイトスピーチの番組を集中して見ていた城戸は、息子が投げたぬいぐるみで飲み物がこぼれて書類を汚したので、ついかっとなって怒鳴りました。妻・香織が泣き出した息子を別室に連れて行きます。

戻ってきた香織に城戸が謝ると、香織は城戸がさいきん別の人のようだと言いました。仕事の不機嫌さを家に持ち込まないでほしいと言われます。他人の人生を追いかけていると気がまぎれると城戸が言うと、香織は「悪趣味。私から逃げたいの?」と聞きました。早く仕事を終わらせて元の城戸に戻れと言います。

香織が部屋を出たあと、城戸は消したテレビの画面にぼんやり映る自分の姿を見つめます。

城戸はXの妻・里枝と大祐の兄・恭一を呼ぶと、2人の前でXはなんの罪も犯していない善良な人間だと言いました。しかし恭一は名前を変えるくらいだから、ろくな人間ではないと言ってバカにしようとします。

城戸は、恭一の弟・大祐も自分の人生を捨てて新しい自分になりたいくらい追い詰められていたことを指摘すると、「こうでもしないと生き直せない人がいるんです」と言いました。恭一は「大祐ももう生きてないかもな」と呟きます。

宮崎に戻った里枝は、息子の悠人に武本姓に戻す必要があると話しました。悠人は寂しいと言い、泣きました。里枝は悠人の横に座ると、頭と肩を撫でます。

SNSで「谷口大祐」になりすました美涼のところへ、「あなたに警告する。すぐにこのアカウントを削除しろ」というメッセージが届きました。美涼は城戸に知らせます。

城戸はカラクリに気づきました。Xの正体は原誠で、まず曾根崎義彦という名に変えたのです。どういう事情があったかは不明ですが、そこからさらに谷口大祐と名前を変え、判らなくなるまで過去を上書きしたのだと悟りました。

美涼にメッセージを送ってよこした相手の居場所を探り当てて、城戸は美涼を連れて行きました。谷口大祐は喫茶店で美涼と再会すると、涙を浮かべました。美涼も黙ってうなずきます。城戸はなにも言わずにその場を去りました。

城戸は宮崎を訪れると、Xこと原誠の事故現場に手を合わせます。里枝も横で手を合わせながら、正体がわかると本当のことを知る必要はなかったのかもしれないと思えてきたと話しました。

城戸が作成した「原誠氏の身上調査」を里枝は、悠人に読ませました。悠人は、自分に義父が優しかった理由がわかったと里枝に言います。「自分が父親にしてほしかったことを僕にしてたんだと思う」と言うと、悠人は妹の花に「いつか僕が花ちゃんに教えてあげる」と言います。

城戸は自宅に戻ると、飲み会で帰宅が遅くなった妻・香織に「人探しの件、終わったよ」と報告しました。香織は「そう、よかったわね」と答えると、戸建てに住み替えるのはやめたと言い「手狭になったらそのときに考える」と話します。

その翌日は休みの日で、城戸は高級レストランに妻子を連れて食事に行きました。トイレに立った香織が、息子にせがまれて自分のスマホで動画サイトを見せます。操作をしてくれと言われた城戸がスマホを覗き込むと、ラインの通知が表示されました。そこには「遠山淳一」という男性からのメッセージで、「昨日の夜はありがとう。まだ夢のなかにいるようで余韻に浸っています」という内容が読めました。妻の不倫を知った城戸は、しかしトイレから戻ってきた香織になにも言いませんでした。

バーのカウンターで城戸は、男性と並んで話をしています。城戸は木こりをしていると相手に話しているようで、自分の植えた木は50年かけて育て息子の代で切られると言います。13歳と4歳の子どもがいると話した城戸は、神奈川県外から来ているけれども実家は群馬県の伊香保で温泉旅館をやっていると言います。

相手の男性から、実家だと毎日温泉に入れてよかったのにと言われた城戸は、群馬を出たから今の奥さんと出会えたと答え「自分の人生は自分だけのもの。この人生はもう、手放したくないですね」と言うと店から去ろうとします。

レジの横にはルネ・マグリットの『複製禁止』という絵画が飾られていました。男性が名残惜しそうに席を立つと、城戸と握手を交わして名刺をくれました。「鈴木」という名の男性でした。城戸は名刺を切らしていると言い、その場で名乗ろうとします。

その瞬間、遠くで木を切る音が聞こえました。

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