映画:この子は邪悪

「この子は邪悪」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

【転】– この子は邪悪のあらすじ3

この子は邪悪のシーン3

画像引用元:YouTube / この子は邪悪トレーラー映像

純が花に写真を持ってきました。写真を渡したあと、純は花に初めてくぼ心理療法室を見に来たときに、繭子を見たと話しました。4月ごろで、そのときには繭子は患者として訪れていたと話します。花は、繭子が退院したのは5月に入ってすぐで、最初は違和感を抱いていたと言いました。純は花に、繭子が母親の振りをしていて花たちは母親と思い込まされているのではないかと指摘します。

花の父・司朗が治療に使う退行催眠で、洗脳みたいなこともできるのではないかと話すと、花は反論しました。繭子は料理の味付けも母と同じで、花自身が忘れていた刺繍のことも覚えていたと言います。

純が花と別れて帰ろうとしたとき、司朗が純に療法室で会話をしようと誘います。司朗は、純の母が6年前に治療で療法室にやってきて、そのときに花と1度だけ遊んだことを話しました。司朗は純の母を治療したかったけれども、母が強迫性障害、パニック障害、若年性認知症を併せ持っていて寛解が難しかったと話します。

司朗は療法室に並べてあるケージからウサギを1匹出すと、純に抱かせました。純の母が「私は純を愛している」とここで最後に言ったということを話しながら、司朗は純に鈴を鳴らして聞かせつつ、指で∞の形を描きました。純を抱きしめると「大丈夫、もう頑張らなくていいんだよ」と言い、鈴を鳴らしました…。

純と別れた花は、リビングのソファでうたたねしている繭子を見つけます。左目の下のほくろをウェットティッシュで拭ってみると、ほくろは描いていたらしくシミのように広がりました。反射的に繭子が目覚めますが、繭子の眼球が忙しなく∞(無限大)のように動いたので、花は絶句しました。花は再び繭子への疑惑を抱きます。

繭子の目が不気味に動いたことを花は純に告げますが、純は以前と態度を一変させ「見間違いだろう」と言い出しました。司朗を擁護するような見解を述べる純は、司朗からもらったとバッグにつけている鈴を見せました。純の急な態度の変化に、花は困惑します。

花は母・繭子が長期入院していた中部総合病院へ足を運びました。母がいた病室を覗いてみると、なんとそこにはまだ母・繭子が眠っていました。人工呼吸器を装着し、意識不明のままです。

花が純にそれを話すと、純は花を連れて役所に行きました。花に戸籍謄本を取らせると、前に新聞記事で見たとおり、妹の月は死亡して除籍扱いになっていました。戸惑いを募らせる花に、純が「お面の下の顔を撮影できないか」と言ってデジカメを渡し、調べてみると言って純は司朗からもらった鈴を捨てました。先日信じてあげられなくてごめんと謝ります。

意識不明の繭子の病室へ司朗が行くと、気管切開で取り付けている呼吸器を外しました。意識不明の繭子は亡くなります。

花は妹・月のお面の下の顔を撮影できないか、デジカメを持って月の部屋に行きます。しかし月は部屋にいませんでした。あきらめて自分の部屋に戻ると、花の部屋のベッドの上に月がいました。手には花が役所で取り寄せた戸籍謄本を持っており、月のお面の下の目は、いつぞやの繭子のようにぐるぐると回転しています。

純は家のパソコンで「女の子 行方不明 甲府市」でネット検索します。すると鮫川愛華という少女が検索結果に出てきました。愛華について調べると、行方不明になる前に愛華は父親から虐待を受けており、父はベランダで柵を舐める奇行を繰り返す、鮫川祐一でした。

司朗は妻・繭子の死亡届を書くと、家にいる繭子に見せました。ショックを受ける繭子を、司朗は優しく抱きしめます。

翌日、純がベランダで柵を舐める鮫島を見に行って帰ってくると、家に司朗が上がり込んで母親を診ていました。純は、司朗が母をこんなふうにしたのだろうと責めます。町には母以外にも5人の妙な人物がいると指摘すると、司朗は純に「大切なことを話すから座って」と促します。

司朗は純に、虐待する親から子供を救済していることを告げました。純の母親も純を虐待していたのだと話します。純が否定すると、司朗は「君を救うために記憶に蓋をしたんだ」と言って、記憶の蓋を開けるために純に催眠を施しました。純の脳裏に幼少期の記憶がよみがえり、母親から「あんたなんか生まれてこなきゃよかったんだよ」と言われながら殴られたことを思い出します。

純は花に相談を受けていたことを話し、それを聞いた司朗は大きく目を見開きます…。

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