「そして友よ静かに死ね」のネタバレあらすじと結末の感想

そして友よ、静かに死ねの紹介:2011年公開のフランス映画。1970年初頭のリヨンのギャングの事件をフィクションを交えて描いた作品。原作はエドモン・ヴィダルの自叙伝「さくらんぼ、ひとつかみで」。監督は「あるいは裏切りという名の犬」のオリヴィエ・マルシャル。

予告動画

そして友よ静かに死ねの主な出演者

モモン・ヴィダル (ジェラール・ランヴァン)、セルジュ・ステル(チェッキー・カリョ)、クリスト・アヴェティシアン(ダニエル・デュバル)、若い頃のモモン・ヴィダル(ディミトリ・ストロージュ)、若い頃のセルジュ・ステル(オリビエ・シャントロー)、マックス・ブロナー(パトリック・カタリフォ)、ジョン・シャベーズ(フランソワ・ルヴァンタル)、ブランドン(フランシス・ルノー)、ダニー・デヴェジアン(リヨネル・アスティエ)、ジャヌー・ヴィダル(ヴァレリア・カヴァーリ)

そして友よ静かに死ねのネタバレあらすじ

【起】- そして友よ静かに死ねのあらすじ1

伝説のギャングのリーダー、エドモン・ヴィダルことモモンは足を洗っていました。息子の結婚式に出席しています。
仲間のセルジュの娘のリルは、息子のルカを迎えに行きます。13年も逃亡していたセルジュがそこにやってきます。警察はセルジュを逮捕します。
そしてリルとルカをモモンの息子の結婚パーティーに連れて行きます。モモンはセルジュの逮捕を知ります。
モモンは苛められていた少年の頃、セルジュに助けてもらいます。それから成長して、さくらんぼを盗んだことで半年の禁固刑をくらいます。その時の苦しみを二人は味わいました。
どうやらセルジュは、麻薬取引で組んでいたゼルビブを裏切ったようです。モモンの仲間達はセルジュを助けることを考えます。
セルジュは仲間を売らないと、刑務所でゼルビブの部下に殺されるぞと警察に脅されます。仲間を裏切らないセルジュは刑務所に行くことを決めます。
モモンは足を洗っていたので、家族に迷惑がかけれません。良い弁護士をつけることを考えます。しかし、弁護士に断られて監視だけはつくことになります。
酒場の裏に集合して、モモン達はどうするか決めかねます。リルの夫のカイロはDVで最低男でした。彼が何もしようとしないモモンに喧嘩を売ります。

【承】- そして友よ静かに死ねのあらすじ2

カイロはモモンに半殺しにされます。リルの不倫相手のブランドンが、仲間を誘って救出すると提案します。モモンは受け入れます。
セルジュは食事の中からメモを発見します。中には刃物も入っていました。日曜日に病院で決行すると書かれていました。
モモン達は警察の尾行に気づいていて釣りに行きます。それは陽動で、ブランドン達は病院に向かいます。
セルジュは刃物でリストカットして病院に運ばれていました。モモン達の陽動で手薄になった所をついて、ブランドン達が病院を襲います。
警察官は死亡し、セルジュを救出することに成功します。モモンはブランドン達に報酬をもらって消えろと指示します。
カイロが駄々をこねていたのでセルジュが彼を射殺します。それ以外にも射殺したい理由があった様子です。
モモンは昔の事を思い出します。妻のジャヌーと出会って結婚を約束します。その後、刑務所で出会ったシャベーズから強盗の仲間に誘われます。
シャベーズの上にいるのは政府絡みの人間です。モモン達は税務署から金を盗んで大儲けします。セルジュも誘って、独立するまでやろうと言います。
口の軽い人間は駄目という条件があり、仲間の一人の弟が金について喋ります。弟と兄は拷問されます。
モモンは子供が生まれることもあって、足を洗いたいと言います。しかし、シャベーズ達は認めずに襲ってきます。

【転】- そして友よ静かに死ねのあらすじ3

セルジュに相談すると、やるかやられるかだとアドバイスされます。それからモモンをリーダーとするメンバーは、シャベーズ達を殺していきます。強盗もするようになって、新聞で大きく取り上げられます。
しかし、仲間の誰かが密告してモモン達は捕まります。セルジュはギリシャ人のニックが密告者だと叫びます。
仲間達が警察に拷問されていて、モモンは耐えれない状況に陥ります。仲間達は決して吐きませんでした。
モモンはジャヌーを共犯者にしたくないため、警察が見守る中で結婚することにします。
裁判が始まりますが、弁護士はシャベーズの事に関して面倒なので話しません。結局、モモン達は5~10年の禁固刑をくらいます。セルジュは皆より少なくて5年でした。
現在に戻って、モモン達はセルジュと久しぶりに集まって飲みます。昔話に花を咲かせます。
モモンはクリストを護衛につけてリルとルカを安全な場所に匿います。セルジュはゼルビブと何があったかは話しませんでした。
ブランドンの仲間が酔っぱらって喋りまくります。その情報がゼルビブに入ってきて、ブランドンの居場所を突き止められます。
ブランドンは玉を取られたくないので、愛人のリルの居場所を吐きます。

【結】- そして友よ静かに死ねのあらすじ4

ゼルビブは部下を連れてリルのいる場所にやってきます。クリストを射殺します。それに気づいたリルが応戦すると殺されてしまいます。
ルカは隠れていて助かります。モモン達が駆け付けて、セルジュがリルの死に悲しみます。
モモンはルカを息子に預けます。自宅で飼っていた犬も殺されて、ジャヌーも息子の家に隠れます。
セルジュはゼルビブの家をモモンに教えます。モモンとセルジュは忍び込んでゼルビブを殺します。
警察はモモンにセルジュの居所を吐けと言ってきます。モモンは二日待ってくれと言います。
モモンはルカから、ゼルビブがニックについて話していた事を聞きます。モモンは密告者がニックであり、ゼルビブを裏で糸を引いている人物だと気づきます。
ニックの屋敷を訪れたモモンは武器を取り上げられていました。しかし、カードを研いでいて、それでニックの首を切って殺します。
警察から当時の供述書を見せられるモモンでした。そこにはセルジュが密告者であることが書かれていました。
モモンはセルジュに金とチケットを渡します。そして弾を一発だけ込めた銃を渡します。
弾の使い道をよく考えるようにと言います。セルジュが裏切り者だとモモンは分かっているのです。
警察が包囲する中、モモンは出て行きます。モモンの後ろでは銃声が一発なります。そしてセルジュは静かに死んだのだと考えます。終わりです。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、実在したギャングの人生を二つの時代を織り交ぜながら描いています。過去と現実を交互に映し出していて、お洒落さとかっこ良さを感じます。
アクションシーンでは非道な戦いぶりが表現されています。決着が着くのが早いので、緊迫感と終わった感が同時にやってくる印象です。
ストーリーのメインテーマは男の友情です。仲間を信じ続けるモモンが最後にセルジュの裏切りに気づきます。そして弾を一発だけ込めた銃を渡します。
モモンの後ろから銃声が鳴るという最後の演出は、ハードボイルドで記憶に残りました。
全体を通して、誰が裏切り者なのかを考える楽しさが満載でした。ニックと思いきや、セルジュだと分かって、そっちだったのかあと楽しめました。
最後のテロップでモモンの年齢が出ていて、実話だったんだと驚きました。フィクションも交えているとはいえ、どこまでが事実だったのか気になりました。ギャングのお話しでサスペンスものを観たい時には、この作品をお勧めします。

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