「よい子の殺人犯」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

よい子の殺人犯の紹介:2018年製作の台湾映画。孤独なオタク青年が起こした事件を通して、現代社会の闇を映し出すサスペンスドラマ。日本のアニメに夢中のアナンは、母親と認知症の祖父と暮らしていた。ある日、彼の家に博打で失敗した叔父が乗り込んで来て…。「台湾巨匠傑作選2021」にて上映。

あらすじ動画

よい子の殺人犯の主な出演者

ホアン・ハー(アーナン) ワン・チェンリン(イチゴ) フー・ルールー(祖父) タミー・ホー(母) エンヤン・ワン(ガン)

よい子の殺人犯のネタバレあらすじ

【起】– よい子の殺人犯のあらすじ1

よい子の殺人犯のシーン1

画像引用元:YouTube / よい子の殺人犯トレーラー映像

台湾・桃園市。現在。

テレビでは日本のアニメが流れています。『最強のボビッター』という作品で、主人公の少年・カールをボビッターというロボットのキャラクターが助ける内容です。

青年の林宗南(リン ゾンナン)、通称:アーナンは大人になってもボビッターのアニメが大好きなオタクです。

アーナンは入社した職場でうまくなじめずに、会社を辞めることにしていました。その送別会の席でも、アーナンは居心地悪そうにしています。

周りの同僚はすっかり酔って出来上がっており、酒が飲めないアーナンにしきりと酒を勧めます。さらに酔っ払いの女性が「ウブなのね」と言って、アーナンに迫ってこようとしました。たまりかねたアーナンが相手の女性に水をかけると、場は盛り下がってしんとします。

同僚たちは去っていき、アーナンは誰もいなくなったカラオケ店で『最強のボビッター』の主題歌を熱唱しました。

アーナンは母と祖父と3人で暮らしています。母親は魚市場で働いており、重労働です。アーナンの父は他界し、祖父は認知症でした。家は公務員だった祖父が建てたものです。

母は息子・アーナンの仕事を斡旋してくれた女性に市場で「申し訳ないけれども、試用期間が終わったらアーナンには辞めてもらう」と言われました。市場から帰宅してアーナンに仕事のことを聞きますが、すでにアーナンのほうから切り出して会社を辞めていました。

2階のトイレが壊れたので、アーナンは1階で用を足します。認知症の祖父はところかまわず用を足すので、母とアーナンで世話を焼きます。

仕事を辞めたアーナンは、また家に引きこもるようになりました。オタク仲間とオンラインで、楽しそうに話をします。もちろん話題はボビッターのことです。

アーナンは仲間のガンに促されて、おもちゃのブロックでできたボビッターを他のメンバーに見せます。みんな驚きますが、なんのことはないガンから借りたものでした。

そのガンが、限定品の着ぐるみ帽を手に入れたと自慢します。ところがそれだけではありませんでした。帽子をかぶっているのは女子でした。ボビッターのファンの女性で、イチゴといいます。

ガンは「彼女だ」と紹介しますが、付き合っているかどうかは怪しいものです。ただイチゴとガンが仲良しなのは判りました。アーナンはイチゴにひとめぼれをし、みとれます。

アーナンは気の良い青年です。祖父思いで、家にいるときはきちんと祖父の世話を焼きます。祖父はオムツをしているのですが、その交換もいとわずに行ないます。

母はアーナンが無職なのを気にしていました。近所のドリンク店でバイト店員を募集していたので、それを勧めます。しかしアーナンは「金に困っていない」と言って、チラシを突き返しました。母は冷蔵庫にチラシを貼りつけます。

家に叔父の林元宏(リン ユエンホン)が若い愛人を連れてやってきました。叔父はアーナンの父の弟ですが、もう何年も家に寄りついていませんでした。認知症の父親の面倒を母とアーナンに任せきりでふらふらしていたのに、叔父は愛人と家で暮らすと言い出します。

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