映画:アガサクリスティーねじれた家

「アガサクリスティーねじれた家」のネタバレあらすじと結末

アガサ・クリスティー ねじれた家の紹介:2019年に公開されたミステリー映画です。タイトルからも分かるとおり、ミステリーの女王と称されるアガサ・クリスティー氏の「ねじれた家」を原作とした作品となります。「ねじれた家」は1949年に発表された小説ですが、映画化されるのは本作が初めてのことです。この「ねじれた家」は著者自身が最高傑作と謳っているほどの作品なので、今まで誰も実写化に挑戦する人がいなかったのかもしれませんね。

あらすじ動画

アガサクリスティーねじれた家の主な出演者

チャールズ・ヘイワード(マックス・アイアンズ)、ソフィア・レオニデス(ステファニー・マティーニ)、タヴァナー主任警部(テレンス・スタンプ)、イーディス・デ・ハヴィランド(グレン・クローズ)、ブレンダ・レオニデス(クリスティーナ・ヘンドリックス)、ジョゼフィン・レオニデス(オナー・ニーフシー)、フィリップ・レオニデス(ジュリアン・サンズ)、マグダ・レオニデス(ジリアン・アンダーソン)、ロジャー・レオニデス(クリスチャン・マッケイ)、クレメンシー・レオニデス(アマンダ・アビントン)、ユースタス・レオニデス(プレストン・ナイマン)

アガサクリスティーねじれた家のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- アガサクリスティーねじれた家のあらすじ1

アガサクリスティーねじれた家のシーン1 イギリスのとある豪邸で、アリスティド・レオニデスという大富豪が不審な死を遂げました。彼は若い頃、無一文でギリシャからイギリスに渡り、一代にして大富豪に成り上がったほどの大物です。レオニデスが大富豪になったきっかけはレストラン経営の成功にありました。

そんなレオニデスの孫娘ソフィアは祖父が何者かに殺害されたと疑っていました。そこでかつての恋人で現在は探偵業を営んでいるチャールズに捜査を依頼します。
当初は断ろうとしたもののチャールズは結局引き受けることになり、警察官だった父の同僚タヴァナー主任警部に事件について聞きに行きました。その結果、レオニデスは毒殺されたことが分かります。
レオニデスは病気を患っていて、毎日インスリンの注射を行う必要がありました。その注射器に毒物が混入されていたのです。事件当夜、注射を打ったのはレオニデスの後妻ブレンダでした。
ブレンダは注射器に毒物が入っていたとは知らないと主張しており、別の誰かが注射器に毒を仕掛けたいに違いないと訴えていました。

チャールズはタヴァナー主任警部からも事件の捜査を依頼されます。その捜査依頼を引き受け、チャールズは郊外にあるというレオニデスの豪邸へと足を運びました。

【承】- アガサクリスティーねじれた家のあらすじ2

アガサクリスティーねじれた家のシーン2 当主のレオニデスが亡くなった今、家を取り仕切っているのはイーディス・デ・ハヴィランドです。彼女はレオニデスの亡くなった前妻の姉でした。
他にもたくさんの人間が豪邸には住んでいます。亡くなった当主の若き後妻ブレンダ、レオニデスの長男で無職のフィリップとその妻で売れない女優をしているマグダ、次男で経営危機に陥っているロジャーと彼の妻であるクレメンシー、フィリップ夫妻の長男で足の病気が原因で引き篭もっているユースタス、その次女で鋭い観察眼を持つジョゼフィーン、そしてチャールズの元恋人のソフィアと、誰も彼もが一癖も二癖もある人物です。

チャールズは調査を進め、一族全員に殺害の機会と動機があったことを突き止めます。それはソフィアも例外ではありません。
レオニデスの長男フィリップは妻のマグダを主演に据えた映画を作ろうとしており、その資金を父親にねだるも断られていました。
次男のロジャーは父から引き継いだ会社の経営がうまく行っておらず、倒産寸前の状況だったのです。
そして一番怪しいのが後妻のブレンダです。ブレンダとレオニデスはだいぶ年が離れており、財産目当ての結構ではないかと噂されていました。
それに加え、チャールズはフィリップ夫妻の次女ジョゼフィーンから重大な情報を聞き出します。その情報とは、ユースタスとジョゼフィーンの家庭教師ローレンスとフレンダが愛人関係にあるというものでした。
さらにチャールズはレオニデスの遺言状を管理する弁護士から、財産のほとんどはブレンダが相続することになるという情報を手に入れます。

【転】- アガサクリスティーねじれた家のあらすじ3

アガサクリスティーねじれた家のシーン3 そうして捜査を進めていく中、チャールズはソフィアが回想録の原本を燃やしている現場に遭遇します。証拠隠滅を疑うチャールズに、ソフィアはレオニデスの悪行を隠すために回想録を燃やす必要があると答えました。
そもそもチャールズとソフィアが出会った理由もレオニデスの悪行が関係しています。レオニデスは反共主義者で、CIAに資金援助を行っていました。その見返りとして、彼は事業を成功させることができ、さらには裏の事業を黙認されていたのです。
かつて外交官だったチャールズはレオニデスの動きを探るため、ソフィアに近づき、本気の恋愛関係に陥ってしまったのです。その結果チャールズは外交官を退職することになりました。

ついにマスコミにレオニデス殺害事件の情報が漏れてしまい、豪邸に記者が集まりました。
事件について報道された途端、レオニデスの遺言状を持っているという人物が姿を現します。遺言状には遺産の一部をブレンダ、それ以外のすべてをソフィアに相続させると書かれていました。ソフィアはこの遺言状の内容をすでに知っていたということも分かります。

そんな折、ジョセフィーンがツリーハウスから落ちるという出来事が起きました。驚くべきことに縄はしごには切れ目が入っており、これは殺人未遂事件に違いないと警察は考えます。
豪邸を調べると、家庭教師ローレンスの部屋から現在の主イーディスが使っているという剪定ばさみが見つかりました。
そのうえブレンダとローレンスが愛人関係だったことを示す決定的な証拠ラブレターも発見されます。
こうしたことからタヴァナー主任警部はブレンダとローレンスがレオニデスを殺し、ジョセフィーンを口封じに殺害しようとしたと考え、2人を逮捕しました。

治療を終え、ジョセフィーンが屋敷に戻ってきたとき、彼女の乳母が毒殺されるという事件が起きてしまいます。

【結】- アガサクリスティーねじれた家のあらすじ4

アガサクリスティーねじれた家のシーン2 チャールズは再び豪邸を訪ねました。家族の秘密を記したノートがないと、ジョセフィーンが騒いでいます。乳母が毒殺されたのはジョセフィーンとココアを飲んでいるときでした。
チャールズは犯人は乳母ではなく、ジョセフィーンを狙ったのではないかと考えます。そのため彼はジョセフィーンに気をつけろと警告しました。

乳母の毒殺に使われたものはシアン化合物だと判明します。チャールズはシアン化合物はイーディスの物置部屋にあると考えました。というのもイーディスがモグラ駆除にシアン化合物を使っていることを思い出したからです。
チャールズは物置部屋に行き、シアン化合物の瓶とジョセフィーンのノートを見つけました。そこにソフィアがやってきて、イーディスとジョセフィーンが車で外出したと知らせます。

チャールズはソフィアと共にイーディスたちを追いかけました。その間、ソフィアがノートを読みます。そこには驚くべきことが記されていました。
なんとレオニデスを殺害したのはジョセフィーンだったのです。彼女は大好きなバレエを無理やり辞めさせられた過去があり、その恨みを晴らすためにレオニデスを殺したのでした。
しかもジョセフィーンはラブレターの証拠を偽造しており、ブレンダとローレンスを犯人に仕立て上げていたのです。そのことをノートで読んで知ったため、乳母は口封じに殺害されたのでした。

同じくイーディスもノートを読んで、事件の真相を知りました。イーディスはジョセフィーンの罪を被り、共に心中しようと考えていたのです。そのうえでブレンダの容疑も晴らそうとしていました。

チャールズとソフィアの車が、ようやくイーディスとジョセフィーンの乗る車を捕らえます。
イーディスはチャールズたちに気づき、車のスピードを上げました。加速した車は崖へと突っ込み、転落していきます。ジョゼフィーンは悲鳴を上げ、車は爆発炎上しました。
その惨劇を前に、思わずソフィアは泣き叫びます。チャールズはソフィアをぎゅっと抱きしめました。

みんなの感想

ライターの感想

犯人には意外性があり、レオニデス家も良くも悪くも個性的でした。ただ探偵役のチャールズが魅力には欠けているような気がします。容疑者たちの癖が強すぎて、探偵の個性が薄れているような印象を受けました。とはいえストーリーそのものは面白かったです。

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