「アダン 禁断の果実」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

アダン 禁断の果実の紹介:2019年製作のフィリピン映画。パッケージの愛らしさとは裏腹の、壮絶なラストに見る人が限られそうな内容。フィリピン映画界の鬼才『オーロラ 消えた難破船』のヤム・ララナスがメガホンを握る。親友同士から同性の恋人関係になった2人の女性に訪れる、驚愕の結末を描いた作品。

あらすじ動画

アダン 禁断の果実の主な出演者

エレン(レン・エスカノ) マリアン(シンディ・ミランダ) ルーカス(ベンボル・ロッコ) 警察署長(エピ・キゾン) 女社長(ルビー・ルイズ)

アダン 禁断の果実のネタバレあらすじ

【起】– アダン 禁断の果実のあらすじ1

アダン 禁断の果実のシーン1

画像引用元:YouTube / アダン 禁断の果実トレーラー映像

(「アダン」=「タコノキ科の常緑低木」亜熱帯から熱帯地域の海岸近くに生息する樹木)

フィリピンの山奥にある田舎。

早朝の薄暗いころに少女・エレンが泣きながら母を追いますが、母は振り返りもせずに家を出ました。エレンは追いかけますが、母はエレンを置いて去ります。

泣きじゃくるエレンの口を手でふさいだ父・ルーカスは、エレンを抱き上げると「母さんは出て行った。これからは2人だ」と言い聞かせました…。(映画タイトル)

それから十年ほどが経過しましたエレン・サンタクルスは16歳に成長しています。

父・ルーカスとエレンが暮らすのは、山奥の辺鄙な場所です。インフラは当然、整備されていません。家には電気が通っておらず、あかりはランプです。水は井戸で汲み、火をおこして料理をします。ガスはありますが、切らしています。

携帯も電波が通じないほどの山奥で、電話をかけたいときにはふもとまで降りて、携帯電話を貸す人から借りています。

エレンの父は山奥で畑を耕して生活していました。しかし日照りが続くと作物が育たないので、暮らしは豊かではありません。農業以外にも手をのばしてヤギを育てようとしましたが、うまくいきませんでした。家には自宅用のニワトリとアヒルを飼っていますが、健康状態が極めてよくない家畜です。

エレンは家畜の死骸を片づけると井戸水で手を洗いますが、井戸も古くて流水量が少ない状態でした。部屋に戻ったエレンの楽しみはラジオですが、電池が切れていてつきません。

お弁当の用意をしたエレンは、それを持って農地へ出かけます。畑では父が草刈りをしており、日照りを嘆いていました。帰宅して昼寝したエレンは、まだ母親が家にいた頃の夢を見ていました。「レンレン」と自分を呼ぶ声で目を覚まします。

家に、年上の親友・マリアンが来ていました。エレンは「ヤン」とマリアンを呼びます。マリアンが遊びに行こうと言ったので、エレンはその場で着替え始めます。マリアンはエレンの肌を見ると、意識して目をそらしました。2人は山に出かけておしゃべりに興じます。

マリアンはエレンに、ラジオ用の電池を渡してくれました。エレンは喜びます。

しばらく遊んだあと、マリアンは町に戻ります。「また来月来る」「必ずよ」と声をかけあっていると、父が戻ってきました。マリアンは丁寧にあいさつしますが、父・ルーカスは無言のまま見送ります。

父・ルーカスに金を貸しているアラン・ヨゼフが家に来ると、金を返せと言います。父は、金は種を買うのに使ってしまったと言い、まだ支払えないと答えました。半年くらい待ってくれと答えます。

しかし父は以前から借金を滞納しているのです。アランはなにか持って帰るものがないか考えて、父が畜産で失敗して残ったヤギ1頭を連れて帰ることにしました。アランがしぶしぶヤギを担いでバイクに乗って帰るのを、部屋からエレンは見ていました。

山奥の暮らしは退屈です。エレンが思い出すのは昔のことです。

エレンも昔、町に家出したことがありました。道に迷い食料もなくて困ったエレンに声をかけて親切に接してくれたのが、マリアンなのです。マリアンとはそのときからの付き合いでした。

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