「イソップの思うツボ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

イソップの思うツボの紹介:2019年製作の日本映画。上田慎一郎監督ら『カメラを止めるな!』の製作スタッフが手がけた、オリジナル脚本による青春ストーリー。複雑な家庭に育った3人の少女の出会いと、そこから起きる騒動の行方が描かれる。石川瑠華、井桁弘恵、紅甘というオーディションで選ばれた新鋭3人がヒロインを務める。

あらすじ動画

イソップの思うツボの主な出演者

亀田美羽 – 石川瑠華 兎草早織 – 井桁弘恵 戌井小柚 – 紅甘 戌井連太郎 – 斉藤陽一郎 田上 – 藤田健彦 八木圭佑 – 髙橋雄祐 兎草信司 – 桐生コウジ 近藤 – 川瀬陽太 亀田美紗子 – 渡辺真起子 兎草裕子 – 佐伯日菜子

イソップの思うツボのネタバレあらすじ

【起】– イソップの思うツボのあらすじ1

イソップの思うツボのシーン1

画像引用元:YouTube / イソップの思うツボトレーラー映像

2018年11月。関東地方。

女子大学生の亀田美羽は、内気でした。同じ大学の同級生に兎草早織がいますが、早織とは対照的です。昼食時に弁当を購入しようとした美羽は、なかなか決められずに困っていました。早織ら同級生3人組に急かされて購入したものの、3人のせいで転んでも相手にされません。弁当は転げた拍子に床にぶちまけてしまいました。

台無しになった弁当の代わりにカップラーメンを食べていると、食堂のテレビが早織の出演する番組を映します。早織は父・信司、母・裕子と3人で「仲良しの兎草家」を売りにしているタレント一家でした。同級生らは早織をちやほやしますが、地味な美羽はきらびやかな集団からは距離を置いています。

マンションの部屋に帰宅した美羽は、母・美紗子に迎えられながらペットの亀に餌をやります。母・美紗子は美羽といっしょに夕食をとりながら、大学の様子を聞きました。美羽は「友だちはいるし、学校は楽しいよ」と答えます。母に「好きな人はいないの?」と聞かれて、美羽はことばに詰まりました。美羽は恋をしていませんでした。

近所にチーズダッカルビの店ができたから家族で行こうと、美紗子は美羽を誘います。父や兄も連れて行こうと言われ、美羽は約束しました。

美羽の通う大学の山田教授の代理として、新任の臨時講師がやってきました。八木圭佑だと自己紹介する男は、前髪多めの眼鏡をかけた好青年です。早織は惚れっぽいらしく、28歳の八木に夢中になりました。そして、美羽もその講師を気にかけます。

美羽が大学構内にいる八木を隠し撮りしようとしていると、早織が近づいて話しかけました。早織は他の同級生とやってきましたが、同級生たちはしばらくするとその場を去りました。早織は八木をデートに誘いますが、八木は断ります。

帰宅した美羽は母に「好きな人ができた?」と聞かれました。母にうまくごまかした美羽は、あとで録画した動画を見ます。

その後も美羽は八木のことをちらちら見ていました。それはすなわち八木にアタックする早織を見つめることになります。早織が美羽に近づくと、名前を呼びました。自分の名前をフルネームで覚えていたと知り、美羽は驚きます。

美羽が見つめてくることを、早織は「美羽が自分を好きなのだ(同性愛)」と思っていました。美羽が否定すると早織は恥ずかしそうにします。早織は、ようやく狙っていた八木とデートにこぎつけることができたと話し、それを聞いた美羽は失恋で落ち込みます。

ようやく早織が口説き落としたと喜んだ八木は、立体駐車場の車のなかで早織の母・裕子と密会していました。裕子はワイドショーのコメンテーターの仕事を持っているのですが、収録が早く終わったと言って八木と車中でキスします。

失恋した美羽が帰宅すると、部屋は暗くいつもなら迎えてくれる母の姿もありません。美羽は、机にあったチーズダッカルビのチラシを握りつぶしました。買っている亀の鉢は割れており、横でカメがあおむけになって倒れています。

翌朝「空から亀が降ってきて軽傷を負った」男性のニュースが、テレビやラジオで報じられていました。

そのニュースをラジオで聞きながら、戌井父子は田舎の倉庫近くの空き地で縛った男をミニカーで引きずっていました。その男が逃げそうになったので小柚が蹴りを入れ、連太郎が首を絞めて気絶させました。

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