「イングリッドネットストーカーの女」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

イングリッド -ネットストーカーの女- ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

Blu-ray > 外国のミステリー・サスペンス映画
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
オーブリー・プラザ（出演）,オシェア・ジャクソン・Jr（出演）,エリザベス・オ…

￥1,559

Amazonで見る

価格・情報の取得：2020-06-20

（原題『Ingrid Goes West』＝『イングリッド、西へ行く』）

イングリッド・ソーバーンは、スマートフォンのネット中毒でした。

SNSを常に見ていないといられず、他者からの評価も異様なまでに気になります。

シャーロットという女性とかつて、イングリッドは円満な関係を築いていました。

しかしシャーロットもイングリッドの病的なまでのストーカー気質に嫌気がさし、徐々に疎んじます。

シャーロットが結婚式を挙げること、それに自分が呼ばれていないことを知ったイングリッドは、逆上しました。

シャーロットの結婚式場に入り込むと、シャーロットに催涙スプレーをかけます。

取り押さえられたイングリッドは、シャーロットへの接近禁止令を出されました。

施設に入り、グループカウンセリングなどで少しずつ、心の病を治していきます。

…退所したイングリッドですが、もともとの気質はそう変えられません。

施設に入っているあいだに、母マージョリー・ソーバーンが死に、イングリッドは6万234ドル21セント（約671万円）の遺産を手に入れます。

相変わらずイングリッドは、スマホを手放せない身でした。いつも操作しては、いろんな人のSNSを覗きます。

そんなイングリッドの目に留まったのは、テイラー・スローンという女性でした。

テイラーはリア充の生活を送っている、カリフォルニア州の女性です。

ロスコという犬を飼い、夫のエズラとも良好な家庭を築いているようでした。

その日から、イングリッドはテイラーの追っかけを始めます。

小さな町では退所しても、イングリッドには近所の目が鬱陶しく感じられました。

誰もがイングリッドとシャーロットの間にあった出来事を知っており、こそこそ噂されます。

テイラーという新たな憧れの女性ができた今、イングリッドに未練はありません。母も他界しています。

ある時、イングリッドはテイラーの住む町がヴェニスビーチだと知りました。

そこでイングリッドは町を出て、ヴェニスビーチを目指そうと思います。

全財産（遺産）を銀行でおろしたイングリッドは、「Ingrid Goes West（イングリッド、西へ行く）」という新たなアカウントを作成し、移動します…。

アメリカ・カリフォルニア州ヴェニス。

ヴェニスへやってきたイングリッドは、貸し物件を見つけました。

その物件は隣家に住む黒人の男性ダン・ピントの所有する物件です。

ダンは脚本家の卵で、映画を撮るのが夢でした。

イングリッドはその場で、家を借りる決断をします。

名乗るとすぐさま、イングリッドのSNSにダンがフォローします。

イングリッドはテイラーの行きつけの店へ行ったり、テイラーが通う美容室に行ったりと、同じことをしました。

髪色は、イングリッドは黒だったのですが、テイラーと同じ金髪に変えます。

なんと、町でテイラーを見かけました。イングリッドはどきどきします。

テイラーのいる洋服屋へ入ったイングリッドは、さりげなさを装いたいのですが、どうしても行動が怪しくなります。

テイラーをそのまま尾行したイングリッドは、自宅を突き止め、ずっと観察を始めました。

そのうち、テイラーと夫・エズラが出かけたので、イングリッドは家に入り込むと飼い犬のロスコを連れ去ります。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ