「オープンウォーター第3の恐怖」のネタバレあらすじと結末の感想

オープン・ウォーター 第3の恐怖の紹介:2010年製作のスペイン映画。海での楽しいレジャーが地獄へと変わるスリラー。ヨットでクルージングに出掛けた7人の若者。沖合いで水泳を楽しんでいるとヨットのラダーが脱落し、船に上がることができなくなってしまう。絶望の淵を漂う彼らの前に、一隻の小船が近付いて来て…。

予告動画

オープンウォーター第3の恐怖の主な出演者

ヘルマン(ミゲル・アンヘル・ムニョス)、ルイス(アレハンドロ・アルバラシン)、ソフィ(マニュエラ・ベレス)、カルロタ(マルタ・ミランス)、ベル(ニュル・ガルシア)、アマヤ(レティシア・ファビアン)

オープンウォーター第3の恐怖のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①7人の男女が地中海へクルージングに出かける。しかしヘルマンのミスでハシゴを設置しないまま海へ、船室に残ったカルロタはハシゴ設置に失敗。ベルがクラゲに刺されて死に、ソフィは陸地を目指して溺死。 ②5人はボートを見つけて助けを乞うが、密入国の船だった。引き上げられてから衝突してフェルナンドが刺殺され、ヘルマンは衰弱死。アマヤ、ルイスは助かり、カルロタは流産。

【起】- オープンウォーター第3の恐怖のあらすじ1

地中海。

アマヤはラテンアメリカとスペインでは名の知れた歌手です。そのため、常にパパラッチに追われています。
兄のフェルナンド夫婦に付き添われたアマヤは、久しぶりに仲間と楽しむために、ヨットでクルージングに出かけます。
沖合だと、パパラッチの目を気にしなくていいからです。
3組のカップルが途中、ヒッチハイクをする女性・ソフィを拾いました。
ソフィも連れて、7人で沖合に出ます。

・アマヤ…黒髪の若い女性。有名な歌手。
・ヘルマン…父親の船で沖合に出ることに。アマヤといいムード。考えなしの直情径行型。
・フェルナンド…アマヤの兄。カルロタの夫。
・カルロタ…フェルナンドの妻。船酔いばかりしているが…。
・ルイス…父親が漁師であることから、船に詳しい。ヘルマンの父の船で沖合に出たが、船長の役目は実質的にルイス。医師の国家試験の勉強をしている。メンバーの中では理知的な役割。
・ベル…ルイスのお相手にと思い、ヘルマンが呼んだ。しかしソフィと仲良しに。
・ソフィ…金髪の若い女性。何かわけありな様子だが…。

4日間の航海の予定です。ですから、7人が海に出ることを知っている者も、4日間の予定だと思っています。

沖へ出ると、カルロタは船酔いでずっと船室にこもっていました。
ベルとルイスが泳ぎたいと言って、いち早く潜ります。
ベルはルイスと潜水競争をしようとしますが、何者かの遺体を見つけて、パニックに陥りそうになりました。
ルイスが、黙っておくように言います。航海初日で不吉なことを言って、休暇を台無しにしてはよくないと思ったからです。
ソフィは、4か月のあいだ、ひとり旅を続けていました。
その日、夕食をみんなで囲みながら、談笑します。

夜。
ルイスはソフィが片時もバッグを離さないのを見て気になり、こっそりバッグを見ました。
中に「フェンタニル」という薬を見つけます。薬学の本で調べると、ガンの疼痛治療薬でした。
ルイスは夜間の事故をおそれ、浮輪を海に投げ入れます。

【承】- オープンウォーター第3の恐怖のあらすじ2

カルロタとフェルナンドは眠り、ソフィはベルと打ち解けました。そのまま女性同士、深い仲になります。
アマヤとヘルマンはベッドインします。ルイスは寝ていました。
事が終わった後、ヘルマンは甲板に出てソフィとベルが親しい仲になるのを、目撃します。

翌朝。
6時に起床したルイスは、ヘルマンが甲板で寝ているのを見て、思わず笑いました。
何事もなかったことに安心しつつ、ルイスは浮輪を回収します。
カルロタの吐き気が続くので、ルイスは妊娠を疑いました。カルロタも妊娠に気づいていますが、夫のフェルナンドにはまだ言っていないそうです。

翌日もカルロタは船酔い(本当はつわり)で、船室にこもりました。
前日と同様に、ソフィとベルが海に降り、アマヤも海に入ります。
それを見たルイスが、一度回収した浮輪をまた海におろします。
その時、冗談でルイスをヘルマンが突き落としました。
まだ金属製のハシゴ(ラダー)を降ろしていないことを、ルイスが指摘しようとしますが、それよりも先にヘルマンは飛びこみました。

浮輪はあるものの、のぼるハシゴがないまま、6人が海に入ってしまいます。
でもまだ船室にカルロタがいると言い、みんなでカルロタを呼びました。
事情を話し、ハシゴを設置するよう頼みます。
ところが気持ち悪くて弱っているカルロタは、船の上でふらついていました。
設置できず、ハシゴごと海に落ちてしまいます。金属製のハシゴは海中に沈みました。
7人全員が、海に取り残されます。

甲板までは高さ3mほど、柵があるので5mほどです。
みんなは海パンのヒモとビキニの上を出し、腕時計で結び合わせて甲板の上に投げ、ひっかけようとしました。
しかしなかなか届きません。
浮輪に乗ってひっかけろとアマヤに指示し、何度か試みますが、駄目でした。
ベルがチャレンジしますが、勢いあまって甲板に全部が乗ってしまい、橋渡しができなくなります。

続いてヘルマンが、船室の窓のひっかかりに手をかけようとしますが、2cmほどなのでつかめません。

【転】- オープンウォーター第3の恐怖のあらすじ3

カルロタが弱り始めました。カルロタは祈ります。
甲板でアマヤの電話が鳴っていました。このまま電話に出なければ、誰か異変に気づいてくれるのではないかと言います(アマヤは芸能人だから、他の人よりかは注目してもらえるという意味)。
4日間の航海を知る者は、ヘルマンの父くらいでした。しかもまだ航海2日目です。
ヘルマンをベルが責め始め、レズビアンと言われたベルは怒ってその場を離れました。

離れた場所でクラゲに刺され、ベルはアナフィラキシーショックを起こします。
誰もなすすべがなく、やがてベルは死んでしまいました。ソフィはショックを受けます。
ソフィは「私には失うものがない」と言いました。
前夜、薬を見たルイスが余命を聞き、「余命4か月と言われて、半年が過ぎた」と答えます。
ソフィは陸地に向けて泳ぎ続けました。そして疲れて大の字になり、そのまま沈みます(溺死)。

カルロタが弱っていき、ヘルマンが謝ります。
その時、小さなボートを見つけたルイスとヘルマンは、助けを呼びにその船に泳いで行きました。
頼もうとしますが、相手はなんと、密入国を企む黒人系の一団です。小さなボートに、何人もが乗り込んでいます。
スペイン語も少ししか通じませんでした。
片言ながら会話を交わすと、相手のリーダー格の男性が「ボスはアブドゥ」と言います。
それに承諾し、アマヤ、ヘルマン、フェルナンド、カルロタ、ルイスは助けてもらいました。
黒人の密入国者たちも、ボートを船の後ろに係留し、乗り込みます。

妊娠しているカルロタの具合が悪くなったので、助けを呼びたいとヘルマンが主張しますが、アブドゥたちは密入国なので、電気もつけるな、無線も駄目と言います。
5人は船室に閉じ込められ、アブドゥたちはキッチンのナイフ類を集めました(抵抗時に使われてはいけないので)。
子どもの具合が悪いと言われ、ルイスが診に行きました。舌を噛んで出血していただけでした。
ルイスが交渉をし、問題を起こさないことを条件に、軟禁状態になります。

【結】- オープンウォーター第3の恐怖のあらすじ4

ヘルマンが携帯電話を見つけ、トイレに行くと言って電話をかけようとしました。
話し声がトイレの中で聞こえるので、アブドゥたちは警戒します。
通話を切ったので、相手がかけ直してきました。ヘルマンが電話を持っているのがバレます。
ほかの者も持っていないか、所持品検査をされました。密入国の女性は、財布の金も抜き取ります。
折り畳みナイフを見つけたアマヤは、こっそり隠しました。
5人はまた船室に監禁されます。

カルロタが股間から血を流し、苦しみ始めます。流産です(死んでいない)。
5人は開けてくれと訴えますが、なかなか開けてもらえませんでした。
怒ったフェルナンドが、持っていたナイフで密入国のメンバーを刺します。ヘルマンも加勢しました。
フェルナンドは続けて、救援弾を発射しました。
アマヤが人質にとられ、フェルナンドは刺されて甲板に放置されます(失血死)。
男連中は危ないと警戒され、ルイスとヘルマンは海に飛び込めと言われました。
2人は浮輪につかまったまま、放置されます。
弱ったヘルマンの身体を浮輪に通し、ルイスが支えました。

密入国の男性の中には、温和な人もいました。その男性が飲み物を持ってきて、アマヤに「友達、大丈夫か」と聞かれます。
ヘルマンは弱り切っていました。ルイスは密入国者のボートに辿り着き、乗り込みます。
ヘルマンはそのまま流されました。ルイスはボートに乗り込んだまま、意識を失います。

翌朝。
目覚めたアマヤは、船が地中海に接近していると知りました。
密入国者たちは、知らぬ間に船を抜け出しています(密入国に成功)。
別の場所では、ボートが岩場に辿り着いていました。ルイスも目覚めます。
生き残ったのは、アマヤ、ルイス、カルロタ(言及されないが、たぶん生きていると思われる)です。

アマヤはマスコミに対し、無言を貫きました。
後日、ルイスは街で警察に追われる黒人と、ばったり出くわします。
それはあの、密入国者でした。まだ話の分かる、温和な男性です。
ふたりはしばらくのあいだ見つめ合いますが、黒人はうっすらと笑顔を浮かべ、立ち去りました。ルイスはそれを見送ります。

みんなの感想

ライターの感想

途中までは、もろ『オープン・ウォーター2』といっしょ。ハシゴがないまま海に取り残されちゃったバージョン。
そこから先は新たな展開。助けの船があるも、それはなんと密入国者の船だったという。
ここまでは「面白そう」と思ったんだけど、はっきり言って、よけいなことに時間を割き過ぎてる。
別に、ソフィとベルの同性愛設定とかは、いらんかったんじゃないか。
ソフィが末期がんという設定も、全く役に立たなかったし(そもそも何の癌なのかも明らかにされず、余命4か月というわりに、ぴんぴんしている)。
おバカなトラブルメーカーのせいで、仲間たちが災難に遭遇するというのは、よくあるものだけど、けっこうこの作品にはイライラさせられた。
後半は暗い中での格闘なので、見えにくい。

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