映画:カサンドラクロス

「カサンドラクロス」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

カサンドラ・クロスの紹介:1976年に公開されたサスペンス映画です。アメリカとフランス、イタリアと西ドイツ、イギリスの合作映画となります。細菌に感染した男が列車に乗り込んだことから乗客たちが軍の陰謀に巻き込まれるといったストーリーです。基本的に物語は列車の中だけで進み、一種の群像劇の要素も盛り込まれています。さらにパニックアクション映画の大作として知られる作品で、リチャード・ハリスやソフィア・ローレンといったスターたちが共演しているのも特徴的です。

あらすじ動画

カサンドラクロスの主な出演者

チェンバレン(リチャード・ハリス)、ジェニファー(ソフィア・ローレン)、マッケンジー(バート・ランカスター)、シュトラドナー(イングリッド・チューリン)、ナバロ(マーティン・シーン)、ドレスラー夫人(エヴァ・ガードナー)、カプラン(リー・ストラスバーグ)、車掌(ライオネル・スタンダー)、ハリー(O・J・シンプソン)

カサンドラクロスのネタバレあらすじ

【起】– カサンドラクロスのあらすじ1

カサンドラクロスのシーン1

画像引用元:YouTube / カサンドラクロストレーラー映像

ジュネーブの国際保健機構本部に3人組のゲリラが乗り込んで爆破を企てます。駆け付けた警備員と銃撃戦になり、1人は射殺され、後の2人は立ち入り禁止の部屋に逃げ込みました。

その際、撃たれた1人が薬ビンを割ってしまい、飛び散った液体がゲリラにかかります。負傷した仲間を置いて最後の男は逃げ出し、ストックホルム行きの列車に乗り込みました。

マッケンジー大佐が負傷したゲリラの入院している場所を訪ねます。主任医師のシュトラドナーは、ゲリラが伝染性の強い肺炎にかかっていると知りました。治療法はありません。

実はアメリカ政府は国際保健機構にて、秘密裏に細菌を培養していたのです。ゲリラの襲撃がなければ、国連の決議に反する行為が問題になることはありませんでした。

もしこの菌を持つ者が出歩けば、ヨーロッパ中に感染が広まる恐れがあります。感染者が入院しているから問題ないと考えているシュトラドナーに対し、マッケンジー大佐は仲間がいたことを明かしました。

間を置かずして感染者は死亡し、マッケンジー大佐はアメリカ側で死体を焼くことにします。彼はゲリラの持ち物を調べ、ストックホルム行きの乗車券を発見しました。

ストックホルム行きの列車にチェンバレン博士と元妻のジェニファー、神父やカプラン、犬を飼ってるナバロとドレスラー夫人などが乗り込みます。ジェニファーは元夫の部屋を訪ね、ちょっと話をした後、自らが執筆したベストセラー本を置いて去っていきました。

マッケンジー大佐はストックホルム行きの列車には乗客が1000人いることを伝え、シュトラドナーの医学的見地を求めます。シュトラドナーはゲリラの隔離を提案しますが、マッケンジー大佐は1000人の乗客に感染していた場合、隔離室が足りないと懸念点を口にしました。そのうえどの国も患者の受け入れに応じません。

マッケンジー大佐は事態の収拾を図るため、鉄道局に連絡を入れます。

その頃、ゲリラの男が列車内をうろつきまわっていました。すれ違った神父は、ドレスラー夫人と書かれた部屋を見ています。

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