映画:キューブゼロ(CUBE ZERO)

「キューブゼロ(CUBE ZERO)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(5件)

キューブ ゼロ(CUBE ZERO)の紹介:2004年製作のカナダ映画。出口のない立方体〝CUBE〟の誕生秘話に迫る、人気スリラーの第3弾。何者かの陰謀により〝CUBE〟に監禁されたヒロインの、手に汗握るサバイバルが展開。前二作ではもっぱら迷宮〝CUBE〟の内部のみが舞台となったのに対し、本作では外部にも話が及ぶ。

あらすじ動画

キューブゼロ(CUBE ZERO)の主な出演者

エリック・ウィン(ザカリー・ベネット)、カッサンドラ・レインズ(ステファニー・ムーア)、ジャックス(マイケル・ライリー)、ハスケル(マーティン・ローチ)、ドッド(デヴィッド・ヒューバンド)、メイヤーホールド(マイク・ナーギャング)、バルトク(リチャード・マクミラン)、ジェリコ(テリ・ホークス)、オーウェン(トニー・マンチ)

キューブゼロ(CUBE ZERO)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①キューブ内を監視する役目のウィンは、なぜ監視するのか、なぜこんな施設があるのか疑問に思う。被験者のレインズに肩入れしたウィンはキューブに入り、逃亡を手助け。 ②反逆罪で捕らえられたウィンは施術され、記憶を失った状態でキューブに放り込まれる。 ③死ぬ順番「1.チクリス(何らかの事情で監視者から被験者へ、棘部屋で刺さる。遺体の破損状況から一番古いのではないか)」「2.リズキン(遅効性の塩酸かけられ皮膚が溶ける)」「3.バルトック(ワイヤー巻かれて10つのパーツに切断)」「4.オーウェン(出口に達したもののファイナルアンサーに失敗し焼却処分)」「5.ジェリコ(肉食性ウイルスを植えこまれ出血して死亡)」「6.メイヤーホールド(ジェリコから感染して出血&超音波でパーンと破裂)」「7.ドッド(ジャックスに腹を裂かれ、胃から連結器を摘出後放置される)」「8.ハスケル(棘部屋で棘にぐっさ刺され&焼却処分)」

【起】– キューブゼロ(CUBE ZERO)のあらすじ1

キューブゼロ(CUBE ZERO)のシーン1

画像引用元:YouTube / キューブゼロ(CUBE ZERO)トレーラー映像

古めかしい鋼鉄製の立方体の部屋に、1人の中年男性・リズキンがいました。部屋には正方形の全ての壁の中央部に円形のハッチがあり、反時計回りにハッチを開けると隣に行くことができます。

リズキンの左手の甲にはバーコードが記されています。

隣の部屋に移動すると、四方から液体が噴霧されました。全身に浴びたリズキンは緊張しますが、水だと分かると指に付着した液体を必死で吸います。迷い込んだ密室・キューブ(CUBE)には飲み物も食べ物もないからです。

ところが…吸っていた手の甲の皮膚が溶けはじめました。遅効性の塩酸が噴霧されたようです。

手の甲、指、腕の皮膚が溶けはじめたリズキンは、顔の皮膚も溶けて倒れました。ターゲット死亡の文字が、パソコンの画面に表示されます。

それを確認した眼鏡をかけた若いキューブ職員・ウィンはデータをDVDに焼いて保存すると、リズキンのファイルを閲覧していて相棒の職員・ドッドに注意されました。あまり深く詮索すると、上層部から目をつけられるとドッドは言います。

小太りの中年男性・ドッドは自分の職務に疑問を抱いていませんでしたが、ウィンはずっと、なぜこんな実験をしているのか気になりました。

職務の殆どの時間はすることがなく、今回のように被験者が死亡するとデータを保存し、あとは時々指示が下った時のデータを取るくらいです。

ドッドとウィンはチェスをしますが、ドッドが盤面を見ているのに対し、ウィンは目隠しチェスができます。ボードを見ずに盤面の移動だけでチェスをするためには、全部の駒の位置を覚えておく必要があり、かなり高度な記憶力を要求されます。

イラストを描きながらチェスをするウィンは、高度な数学力を持っていました。

ウィンは斜め向かいに座るドッドをイラストで描きながら(チェスマンと表記し、スーパーマンみたいなスーツを着せている)、同僚のオーウェンやチクリスが欠勤なのを気にします。

ドッドは「チクリスは今週末小麦色の肌になって戻って来る」「オーウェンは…また具合が悪くて休んでいる」とウィンに告げますが、どこまで本当なのか怪しいです。

研究施設はコンピュータと監視カメラのモニター画面の他には、職員の私物が少ししかありません。同僚の金魚に餌をやったウィンは、エレベーターの上昇音を聞きつけて近寄りました。

エレベーターには、食事を入れた皿と指示ボードが置かれています。食事は小さなカプセル1錠ですが、これで充分事足ります。指示ボードには「NO.17-24-09の眼球運動を確認せよ」と書かれていました。急いで検索を開始します。

モニターには金髪の中年女性・レインズの映像が映し出されました。夢を見ているレインズの脳内を記録せよというのが、指令です。

レインズの夢には、キューブのハッチのマークが額に描かれた軍人がレインズと娘・アンナを襲い、麻酔銃を撃たれる様子や、その後、脳にマイクロチップを埋め込む手術が映し出されました。

それらを遠隔操作で脳内スキャンしながら、ウィンは記録します。

キューブの内部の人間たちもずっと出られませんが、ウィンも記憶する限り外出した覚えがありません。それをドッドに問うと、「詮索はするな」とドッドは注意します。

しかし一度疑問に思い始めると、ウィンは追究したくなりました。レインズの夢の内容も、ウィンは気になります。

目を覚ましたレインズは隣に移動して、複数の人物と会いました。

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