映画:キューブCUBE

「キューブCUBE」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(5件)

謎の立方体空間から脱出を図るという異色のシチュエーションサスペンス。閉じこめられた人間の頭脳と精神と肉体を極限まで追い込みます。果たして出口を見つけることが出来るのか。そして出口の先にあるものは。

あらすじ動画

キューブCUBEの主な出演者

クエンティン(モーリス・ディーン・ウィント)、ハロウェイ(ニッキー・グァダーニ)、レブン(ニコール・デボアー)、レン(ウェイン・ロブソン)、ワース(デヴィッド・ヒューレット)、カザン(アンドリュー・ミラー)、オルダーソン(ジュリアン・リッチングス)

キューブCUBEのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①いきなり立方体の部屋に閉じ込められた男女。無数の部屋への通路は壁にあるハッチのみ。何のための部屋か、何のためにいるのか不明なまま一同は移動を開始する。規則性、法則性を探りながら脱出を図る。 ②キューブ状の部屋は一定周期で移動していた。部屋の間の金属プレートに書かれた数字は因数と判明。船橋に辿り着いて脱出できたのは1人のみ。 ③死ぬ順番。「1.オルダーソン(細いワイヤーでサイコロステーキばりの肉片にカットされる)」「2.レン(顔面に強い酸を浴び、頭部の半分以上が溶ける)」「3.ハロウェイ(キューブ外探索中、クエンティンにわざと手を離されて墜落死)」「4.レブン(執拗に追ってきたクエンティンに、ハッチのハンドルで胸を刺される)」「5.クエンティン(脱出しようとした時ワースの妨害で、キューブ移動で身体切断)」「6.ワース(クエンティンとの戦いで腹部損傷、いずれ死ぬ予定)」自閉症・カザンのみ外に出られた。

【起】– キューブCUBEのあらすじ1

キューブCUBEのシーン1

画像引用元:YouTube / キューブCUBEトレーラー映像

細いスキンヘッドの男・オルダーソンが目覚めると、立方体の箱のような部屋に閉じ込められていました。部屋は全体的に発光しており、立方体の各面には中央に正方形のハッチ式の扉があります。

そのハッチを反時計回りに一周させると扉は開きますが、隣も同じ形状の部屋があります。

オルダーソンは赤く光る部屋から隣のオレンジの部屋に移動しました。その瞬間、細い網状のワイヤーが張り巡らされ、オルダーソンは小さなサイコロ状の肉片となって転がりました…。

…この謎の立方体(CUBE・キューブ)の部屋に閉じ込められた男女は、何が何やら分かりません。まずはワースのいる部屋にクエンティンが入り込み、ハロウェイが新たに、さらにレブンとレンも加わりました。

・クエンティン…中年の黒人男性。9歳、7歳、5歳の3人の子持ちだが妻とは現在別居中。警察官でリーダーシップがあるも、やや乱暴で粗雑な面も併せ持つ。

・ワース…中年にさしかかった白人男性。非常にやる気なし。実はこのキューブの外壁設計を担当していたのだが、途中までは皆に内緒にしている。

・ハロウェイ…中年の独身女性。金髪の白人。精神科の開業医を営む。正論をぶちかますので、たびたびクエンティンと衝突する。

・レブン…若い女子学生。黒髪の白人。眼鏡を所持しているが読書用、しかも序盤で眼鏡を割るトラブルで、眼鏡の右側はヒビが入っている。数学に強い。

・レン…小柄な初老男性。部屋の罠を見抜く天才。7つの刑務所を脱獄し〝アッティカの鳥〟と呼ばれた過去を持つ男。理性的で無駄がない人物。

(・カザン…白人の青年。探索の途中で上記の5人に見つけられる。自閉症でハロウェイのサポートを受けるが、映画終盤に因数を即座に解く能力があると発見される。)

集まった5人はまず互いに情報交換します。ハロウェイは夕食中に拉致されたと言い、国家が大掛かりに何かの実験を行なっているのだという国家陰謀説を唱えます。

レンも「監視されているような気がする」と言いました。クエンティンは右腕に軽い切り傷を負っています。

食料も水もないので3日経過すると脱水症状で危険だと指摘したハロウェイに、レンは「ボタンを舐めろ」と言いました。ボタンを口中に含むことで唾液の促進を図れるのです。

クエンティンがレンを〝アッティカの鳥〟と見抜きました。警官だと名乗ったクエンティンは、レンが脱獄のプロだと言います。

部屋の色は白・赤・青・緑・薄茶などさまざまですが、基本構造は同じでした。時々罠がある部屋が存在しますが、部屋の色と罠の関係性はありません。

皆同じ服装を着せられ、同じ革靴を履いています。軍靴のような靴の紐を解き、紐をぎりぎりまで長くして端を持ち、隣室に入る前に靴を投げ入れ、センサーや罠がないかチェックする案をレンが出しました。皆、レンを頼もしく思います。

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