「クラッシュ(1996年)クローネンバーグ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

【転】– クラッシュ(1996年)クローネンバーグのあらすじ3

クラッシュ(1996年)クローネンバーグのシーン3

画像引用元:YouTube / クラッシュ(1996年)クローネンバーグトレーラー映像

ヘレンはジェームズに、自動車事故に性的な快感を覚える集団がおり、彼らが定期的に会合を開いていることを教えます。ヘレンについてその会合に参加したジェームズは、病院でヘレンに付き添っていた男性と再会しました。男性はヴォーンという名でした。

ヴォーンはみんなの前で、ジェームズ・ディーンが亡くなった自動車事故の詳細に関しての詩に似たコメントを披露していました。1955年9月30日に愛車のポルシェ・550に走行中に起きた事故を語ると、その事故を再現すると言います。

ヴォーンは仲間のシーグレイブという男性と車に乗り込むと、本当に事故を再現してみせました。衝撃で大破する車を見て、その場にいた者たちは拍手をします。

どうやって知ったのか、パトカーが何台もやってきました。参加者はそれに気づくと、蜘蛛の子を散らすように去ります。パトカーは警察ではなく、運輸省の連中なのだそうです。ジェームズはヘレンやヴォーンといっしょに、衝突の衝撃で脳震盪をおこして朦朧としているシーグレイブを連れて逃げました。

ヴォーンが連れていったのは、事務所のような場所でした。ヴォーンいわく、そこは仕事場で、ヴォーンが住んでいるのは車なのだそうです。ヴォーンとシーグレイブはそこで、「次回はJ(ジェーン)・マンスフィールドの事故を再現する」という意見で一致しました。ヴォーンはジェームズが仲間になるのを手放しで喜び「力を貸してくれ」と言います。

ヴォーンが連れて行った仕事場には、ガブリエルという女性もいました。ガブリエルも車の事故に興奮する人物でした。

ジェームズはヘレンやヴォーンと親しく付き合うようになり、妻のキャサリンも紹介します。キャサリンは、ジェームズが男性のヴォーンに強く惹かれているのではないかと指摘しました。ジェームズがヴォーンと性行為をするとしたら、どのように行なうかということを質問しながら、キャサリンはジェームズと身体を重ねます。

ジェームズはその後もヘレンと関係を持っていました。行為のあと、ヘレンはいままでに関係を持った相手のことを話します。

次の会合で交通事故に興奮する仲間たちは、事故の実験映像でマネキンや車が大破するVHSの映像を鑑賞しました。ヘレンはそれが好きなようで「もう一度、スローモーションで見ましょう」と提案します。ビデオテープを見返しながら、ジェームズとヘレンとガブリエルはお互いを触り合います。

ヴォーンはジェームズと車に同乗して、「事故車を運転するのが夢」と語ります。途中で停車したヴォーンは娼婦と交渉すると、ジェームズに運転させながら後部座席でその女性とセックスにふけります。

別のとき。ヴォーンがジェームズに送ろうかと言いますが、ジェームズはキャサリンが迎えに来ると言いました。そしてキャサリンが迎えに来ます。

ジェームズが運転してヴォーンとキャサリンが乗った車は、事故現場の横を通りかかりました。事故直後でまだケガ人らもその場におり、ヴォーンは車を止めるようジェームズに言うと、興奮してカメラで撮り始めました。多重事故の現場にいる負傷者の隣にキャサリンが座ると、ヴォーンはキャサリンを事故車の近くに導いて撮影します。ジェームズはそれを見物します。

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