映画:クーリエ:最高機密の運び屋

「クーリエ:最高機密の運び屋」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

クーリエ:最高機密の運び屋の紹介:2021年9月23日公開のイギリス映画。1962年、キューバ危機に際して戦争回避に大きく貢献した英国人セールスマン、グレヴィル・ウィンの物語を描くスパイサスペンス。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』、『ドクター・ストレンジ』のベネディクト・カンバーバッチが主演と製作総指揮を務め、メラーブ・ニニッゼ、レイチェル・ブロズナハン、ジェシー・バックリーが共演する。監督は『追想』などを手がけたドミニク・クック。

クーリエ:最高機密の運び屋の主な出演者

グレヴィル・ウィン(ベネディクト・カンバーバッチ)、オレグ・ペンコフスキー(メラーブ・ニニッゼ)、エミリー・ドノヴァン(レイチェル・ブロズナハン)、シーラ・ウィン(ジェシー・バックリー)、ディッキー・フランクス(アンガス・ライト)、グリバノフ(キリル・ピロゴフ)、アンドリュー・ウィン(キーア・ヒルズ)、レナード(ジョナサン・ハーデン)、イリサ(オルガ・コフ)

クーリエ:最高機密の運び屋のネタバレあらすじ

【起】– クーリエ:最高機密の運び屋のあらすじ1

クーリエ:最高機密の運び屋のシーン1

画像引用元:YouTube / クーリエ:最高機密の運び屋トレーラー映像

〝実話に基づく物語〟

〝1960年までに東西陣営は核兵器を大量製造、配備し

アメリカとソ連の所持する核兵器の量は地球上の全人類を滅亡させるのに

必要な量をはるかに上回っていた

競い合う米ソの動きに

多くの人々が世界の終焉を予感させられていた〟

〔ソ連 モスクワ 1960年8月12日〕

東西冷戦下において、米ソ間の核武装競争は激化の一途をたどっており、世界中の人々は核戦争の脅威に怯えていました。ソ連の最高指導者ニキータ・フルシチョフはアメリカに対する敵対心を込めた演説をしており、それを見てこのままではいつ核戦争が起きてもおかしくないと憂えたのは、ロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)のオレグ・ペンコフスキー大佐でした。

他の職員と同様に、ペンコフスキーもフルシチョフに拍手を送っています。しかしこのまま米ソが対立するのはよくないと思ったペンコフスキーは、アメリカに機密情報を流そうと決めました。機密文書を封筒に入れると、通りがかったアメリカ人の若者2人に近づいて「これを大使館の首席公使に渡してくれ」と差し出します。若者はそれを受け取ると、アメリカ大使館へ行きました。

ペンコフスキーの情報はアメリカに渡ったのですが、アメリカCIAは何も動きませんでした。信憑性に欠けると思われたのかもしれません。但し、ペンコフスキーという人物がGRUに存在し、アメリカに書類を送ったという記録は残りました。

〔イギリス ロンドン MI6本部〕

ペンコフスキーに目を付けたのは、イギリスMI6です。ソ連から機密情報を得ようと考えたのは女性のエミリー・ドノヴァンでした。エミリーはペンコフスキーとコンタクトを取りたいと思いますが、東西冷戦下の折にはソ連に人を送るのも大変です。当時使っていたスパイのポポフ少佐が捕まってしまって以来、モスクワで動ける者もいませんでした。

エミリーは不自然でない人物を探し、ある案を思いつきます。

グレヴィル・ウィンは優秀なサラリーマンです。東欧諸国に工業製品を卸すセールスマンをしています。妻・シーラと10歳の息子・アンドリューと暮らしています。グレヴィルは得意先の男性2人とゴルフに興じました。最終ホールのパットを外したグレヴィルは、その後に2人と飲みながら仕事の契約を交わして旋盤を買ってもらいます。本当はグレヴィルのゴルフの腕はよいのですが、製造会社の取引相手2人にゴマすりするために、わざとパットを外したのでした。

ある日グレヴィルに、商務庁のジェームズを名乗る男性がコンタクトを取りました。昼食の約束をしてグレヴィルが会ったのは、ヘレンと名乗るエミリーです。ジェームズも偽名で、ディッキー・フランクスという男性でした。グレヴィルと会ったエミリーは、食事をしながらソ連に興味がないかと質問します。グレヴィルが東欧を訪問して商談をまとめていることを指摘し、販路をソ連にも広げてみればどうかというのです。

それを聞いたグレヴィルは「政府の別の組織では?(君たちはスパイかい?)」と冗談めかして言いますが、2人の反応を見て本物らしいと感じました。「僕はただのセールスマンだ」と慌てて辞退しようとします。

エミリーは怖気づくグレヴィルにゆっくり諭します。グレヴィルがセールスマンだということは承知している、ソ連で新規顧客を開拓すればいい、あなたはただソ連へ行って、いつもどおりの商売をすればいい…普段と変わりないと聞いたグレヴィルは、頷きました。

エミリーたちは詳しい任務を言いませんでした。言わないのはグレヴィルの安全を守るためで、知らない方がグレヴィルも意識せず動きやすいだろうということです。

グレヴィルは特殊なネクタイピンを渡されて、これをモスクワでつけてくれと言われました。本当にそれだけだったので、グレヴィルは引き受けます。帰宅後、グレヴィルは妻のシーラにソ連で仕事するかもしれないと話しました。シーラは「収容所だけは避けてね」と冗談を返します。

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