映画:グッバイ・クルエル・ワールド

「グッバイ・クルエル・ワールド」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

互いに素性もわからない者同士で強盗事件を起こすが、盗んだ金を取り戻しにヤクザたちに終われる男たちの人生が変わってゆく様を描くクライムサスペンス。主演は西島秀俊、監督は大森立嗣。R-15+。2022年9月劇場公開作品。127分。

あらすじ動画

グッバイ・クルエル・ワールドの主な出演者

安西幹也- 西島秀俊 萩原- 斎藤工 矢野- 宮沢氷魚 美流- 玉城ティナ 武藤- 宮川大輔 蜂谷一夫- 大森南朋 浜田 – 三浦友和 元組員- 奥野瑛太 安西の妻- 片岡礼子 県知事- 螢雪次朗 仕入れ屋- モロ師岡 組長- 奥田瑛二 組員- 鶴見辰吾

グッバイ・クルエル・ワールドのネタバレあらすじ

【起】– グッバイ・クルエル・ワールドのあらすじ1

グッバイ・クルエル・ワールドのシーン1

画像引用元:YouTube / グッバイ・クルエル・ワールドトレーラー映像

夜の町、水色のご機嫌なアメ車「フォード・サンダーバード」が、猛スピードでどこかへ走っている。車に乗っているのは5名。

カーステレオから明るいソウルナンバーが流れている、しかし交わされる会話は

「お前、びびって逃げんじゃねぇぞ」

という、何やら物騒なもの。

見た目も性別も年齢もまるで違い、実は互いの素性すら知らない。

運転をしている中年男の武藤は、後部座席をちらちらとバックミラーで様子を見ている。

というのも、恋人の坂口美流をヤクザの​​萩原政春に人質として囚われていて、心配でならない。

助手席に座る痩せ型の男、安西幹也は武藤が用意した車が、とても目立つことに懸念を持っていた。不満を武藤にぶつけるが同じく後部座席に座る、初老のナイスガイ浜田に宥められようやく黙った。

なるべく目立たなく、静かに動きたかったのに。

ようやく車が止まる。そこは一軒のポップな色合いの古ラブホテル。車から降りた安西たちは白い目出し帽を被り、片手には銃を持った。

此処は、ヤクザの裏金が取引される「資金洗浄現場」となっていた。その金を横取りしようと安西たちは企んでいたのだ。

5人はそのまま萩原の情報のもと、大金がある部屋に突撃し無事に強奪して車で走り去る。

完璧でスマートな強盗、おまけに金は1億円。

そのまま証拠になるとフォード・サンダーバードを乗り捨てると、荒々しい性格の萩原は、美流を解放し武藤に引き渡すと

「さっさと消えろ!」

と、分け前を投げつけ立ち去らせた。

しかし金額を見た美流は、その額に不満を募らせる。武藤は愛しの彼女が帰ってきてくれて、車はおしゃかになったが満足していた。

数日後、闇金を営んでいる萩原のもとに美流たちが再び現れた。不満げな顔をする萩原。

すると別の仕事を紹介して、と強気に頼んできた。

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