映画:グランドイリュージョン2見破られたトリック

「グランドイリュージョン2見破られたトリック」のネタバレあらすじと結末

グランド・イリュージョン 見破られたトリックの紹介:2016年公開のアメリカ映画。奇想天外なマジックやショーと、不可能とも思える強盗を同時に行う、4人組のイリュージョニスト集団、フォー・ホースメンの活躍を描くサスペンス。ハイテク企業の不正を暴こうと新たなショーに挑むホースメンが、巨大な陰謀に巻き込まれていくさまがつづられる。

あらすじ動画

グランドイリュージョン2見破られたトリックの主な出演者

J・ダニエル・アトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)、ディラン・ローズ(マーク・ラファロ)、メリット・マッキニー(ウディ・ハレルソン)、ジャック・ワイルダー(デイヴ・フランコ)、ウォルター・メイブリー(ダニエル・ラドクリフ)、ルーラ(リジー・キャプラン)、リー(ジェイ・チョウ)、ナタリー・オースティン(サナ・レイサン)、アーサー・トレスラー(マイケル・ケイン)、サディアス・ブラッドリー(モーガン・フリーマン)、チェイス・マッキニー(ウディ・ハレルソン)、コーワン(デヴィッド・ウォーショフスキー)、ブブ(ツァイ・チン)、幼少期のディラン(ウィリアム・ヘンダーソン)、ライオネル・シュライク(リチャード・ラング)、アレン・スコット=フランク(ヘンリー・ロイド=ヒューズ)

グランドイリュージョン2見破られたトリックのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ヘンリーの代わりにルーラを迎えダニエルたちは1年半後、オクタ社の陰謀を暴くために登場。しかしプレゼンイベントが別の者にジャックされた。ダニエルたちはマカオに飛ばされ、オクタ社の死んだはずのCEOウォルターにチップを盗むよう命令される。 ②ダニエルやディランが資産を奪った保険会社社長・アーサーの息子がウォルターで、ウォルターは父の仇を討とうとしていた。ダニエルたちはロンドンで彼らを欺き逮捕させるが、すべてサディアスが仕組んでいたことだった。

【起】- グランドイリュージョン2見破られたトリックのあらすじ1

グランドイリュージョン2見破られたトリックのシーン1 (冒頭に失礼。
この作品は映画『グランド・イリュージョン』の予備知識がないと、細かなところまで理解できないようになっています。
もしご覧になる場合には、前作『グランド・イリュージョン』の中身を、じっくり理解したうえで臨んでください)

アメリカ、現在。
4人のマジシャン、ダニエル&メリット&ジャック&ヘンリーは、その腕を買われ、マジシャンならば憧れる〝アイ〟への招待状を受け取ります。
1年後、彼らは『フォー・ホースメン』として活動していました。
保険会社の社長アーサー・トレスラーをスポンサーにして、派手なマジックを披露します。
舞台の上で「銀行強盗をする」と宣言し、観客のひとりを選んでその人の銀行に入ると予告しました。
そして観客が見ている前で、大金を奪います。

強盗まがいのマジックにFBIが出動しますが、担当捜査官のディラン・ローズは彼らのマジックのトリックが分からず、逮捕できません。
FBIは『フォー・ホースマン』に先手を打たれ、3つの強盗すべてが決行されました。
3つめの強盗の際に『フォー・ホースメン』は引退を宣言し、姿を消します。
金が見つかったことから、マジシャンのトリックを見破る元マジシャンのサディアス・ブラッドリーが逮捕されました。

実はFBI捜査官ディランが〝アイ〟のスカウトマン的役割でした。
4人はディランの父であるマジシャン、ライオネス・シュライクの死に関係するサディアスとアーサーに、マジックを使って復讐を果たしたのです。
『フォー・ホースメン』は〝アイ〟に入ることを認められました(映画『グランド・イリュージョン』参照)…。


〔アメリカ・ニュージャージー州 1984年〕

マジックを見破る名人サディアス・ブラッドリーに蔑まれたマジシャンのライオネス・シュライクは、再起をかけたマジックに挑戦するつもりでした。
その名も「奇跡の脱出劇」と名付けられたマジックは、衆人環視の中で分厚い鋼鉄製の金庫に入り、金庫が海に沈められるというものです。
シュライクの息子・ディランはその当時、まだ12歳でした。父がそのマジックに挑戦するのを、はらはらしながら見守っています。

ディランは父・シュライクに「やらないで」と言いますが、父は「300秒、いやもっと早く脱出するぞ」と声をかけると、金庫に入っていきました。
金庫が閉じて海に投じられた後も、シュライクが姿を現わす様子はありません。
ディランは数をかぞえつづけ、5分が経過しても父・シュライクは水面に顔を出しませんでした。
海に飛び込みそうなディランを、周囲にいた大人たちが制止します…。


・J・ダニエル・アトラス…天才的なマジシャン。若い男性。『フォー・ホースメン』のリーダー的存在。
・メリット・マッキニー…催眠術のプロ。スキンヘッドの男性。相手を催眠で操ることが可能。
・ジャック・ワイルダー…スリの天才。手先が器用な若い男性。表向き、マジックの途中で死んだことになっている。
(・ヘンリー・リーブス…マジシャンの女性。『フォー・ホースメン』の紅一点だったが、今回は出てこない)
・ルーラ…ヘンリーの代わりに入る、『フォー・ホースメン』の新メンバー。

・ディラン・ローズ…『フォー・ホースメン』を〝アイ〟にスカウトした男性。FBIに所属する捜査員。中年男性。マジシャンのライオネス・シュライクを父に持ち、父を死に追いやったマジック見破り人のサディアス・ブラッドリーと、父が死んだ際に保険金を支払わなかった保険会社社長アーサー・トレスラーに恨みを持っている。
・サディアス・ブラッドリー…元マジシャンの初老男性。マジシャンを退いてからは、仲間マジシャンのマジックを見破る手口で、テレビ局から出演料を貰って荒稼ぎをしていた。『フォー・ホースメン』におとしいれられ、現在は獄中に入れられている。
・アーサー・トレスラー…世界的な大富豪で、保険会社社長。初老男性。『フォー・ホースメン』によって、個人資産を奪われた。

・ウォルター・メイブリー…若い男性。『フォー・ホースメン』を翻弄するひとり。実はアーサーの非嫡出子だということが、映画中盤で明らかにされる。
・チェイス・マッキニー…メリットの双子の弟。メリットがスキンヘッドなのに対し、チェイスはもじゃ毛(メリットいわく植毛らしい)。兄・メリットから金を奪って逃亡していたが、ウォルターに雇われて『フォー・ホースメン』に接近。兄同様、催眠術のプロ。

・リー…マカオにある『イヨンのマジックショー』の店主の孫。
・ブブ…マカオにある『イヨンのマジックショー』の店主。本当は英語を話せるのだが終盤まで明かさず、知らんふりを決め込んでいた。実はけっこうな、キーパーソン。


『フォー・ホースメン』が解散を告げて姿を消してから、1年後。
〔アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク 現在〕

潜伏生活を余儀なくされていたダニエルは、退屈していました。
〝アイ〟の秘密基地へ赴き、もうそろそろ行動を起こしたいと訴えますが、声の主は「そのうちにディランから声がかかるだろう」と言います。
『フォー・ホースメン』を〝アイ〟に誘った黒幕のFBI捜査員ディラン・ローズは、4人の行方を知っていながら、まだFBIで捜査の振りを続けていました。

ある日、引っ越したばかりのダニエルの家に、侵入者があります。
その若い女性・ルーラはダニエルのファンだと言いながら、「ヘンリーが抜けて残念」と、なぜか仲間だけしか知らない情報を得ていました。
ヘンリーはダニエルのかつての助手で、『フォー・ホースメン』の活動の時には一人前のマジシャンになっていました。ところがダニエルが束縛したがったために、ヘンリーがチームから脱退したのです。

ダニエルがいぶかしんでいる時、ディランから電話がありました。
ようやく『フォー・ホースメン』に招集がかかります。
その席でディランは、ルーラを新メンバーに加えると言いました。

〝アイ〟からの直接の指示で、次の活動も決まっていました。
次に行なうマジックは「IT企業のオクタ社のCEOオーウェン・ケースが、利用者のプライバシーを悪用しようとしている」ことを暴露することです。

半年後。

新『ザ・ホースメン』は活動を開始しました。
4人はオーウェン・ケースが現れるプレゼンに潜入し、メリットがオーウェンに接近します。
メリットはオーウェンに、「自分が話した内容と同じことを話せ」と催眠をかけました。オーウェンはその催眠にかかります。

【承】- グランドイリュージョン2見破られたトリックのあらすじ2

グランドイリュージョン2見破られたトリックのシーン2 新作のプレゼンの際、『ザ・ホースメン』という名でステージに上がったジャックとメリットは、舞台の上で新メンバーのルーラを紹介します。
1年しか経過していませんので、観客たちはみんな、『フォー・ホースメン』のことを覚えていました。ステージは盛り上がります。
いよいよマジックを披露する段で、メリットはオクタ社CEOのオーウェンの企みを暴こうとしますが、邪魔が入りました。
ステージにハッキングがなされ、『ザ・ホースメン』のステージが乗っ取られます。
死んだこととして伏せられていたジャック(観客席に隠れていた)の生存が暴かれ、さらにFBI捜査員のディランも、5人目のホースマンだと暴露されてしまいました。

真実を暴かれてしまったので、ディランは同僚のコーワンたちに追われる身となり、必死で逃亡します。
『ザ・ホースメン』も逃走を開始しました。
逃亡に備えて設置してあった屋外シューターに、4人は逃げ込みます。
シューターは逃走用トラックに繋いだはずでした。ところが中華料理店に4人は入りこんでしまい、困惑します。
そこへメリットと瓜二つの双子の弟、チェイス・マッキニーが現れました。4人に対し、ニューヨークからマカオへワープしたと言います…。

〔中華人民共和国 マカオ〕

『ザ・ホースメン』たちは、本当にマカオにいました。
チェイスは4人を連れて、車で移動します。
道中、チェイスは兄・メリットとの過去を話しました。

もともと双子のメリットとチェイスは、幼い頃からコンビを組んでマジックの活動をしていました。
ところが12歳の時、チェイスが体調不良で寝込んだパーティーの席で、兄のメリットは「ソロでマジックをする楽しさ」を覚え、コンビを解消しました。
悔しいチェイスは何年か前に兄のメリットの金を奪い、トンズラします。メリットの金を使い、植毛をしたようです。

いつの間にアメリカから中国へ移動したのか考えるメリットたちに、チェイスが「1か月前に何かなかったか、ヒントはザー(ピザのこと、兄弟間での表現)」と言います。
1か月前に、メリットのところへ注文してもいないピザの宅配がやってきたのですが、その配達員がチェイスでした。
チェイスは兄のメリットを催眠にかけ、『ザ・ホースメン』の個人情報を盗み出したのです。
人は思いもよらない事態に陥ると、催眠にかかりやすいと、チェイスは言いました。

〝サンズ〟というビルの最上階に、チェイスは『ザ・ホースメン』を案内します。
そこにいたのはチェイスの雇い主ウォルター・メイブリーでした。
ウォルターは表向きは、昨年死んだことになっています。しかし本当は生きており、影の株主として社会から隔絶したいと思っています。
ウォルターは『ザ・ホースメン』に、ニューヨークからマカオへ瞬間移動の種明かしをします。

…脱出用のシューターは、別にありました。本物は横にあったのですが、あせって逃げている4人は、手前のシューターに入ったのです。
シューターの中には「眠れ」という光によるストロボが点滅してあり、4人はそのために眠りについたのでした。
あとはウォルターが『ザ・ホースメン』を、自家用ジェットで運んだというわけです…。

自家用ジェットで運んでいる最中の、恥ずかしい記念写真を見せられて、4人はショックを受けました。
ウォルターは『ザ・ホースメン』に、自分が長年巨額の投資をしており、去年盗まれてしまったチップ(集積回路)を盗んで来いと脅します。
そのチップがあると、世界中のコンピューターに侵入でき、書き変えることも可能でした。
もし4人がチップを盗み出すことに成功すれば、それを使って警察から身を隠せるように手配するとウォルターは言います。
他の3人は「ディランの許可がいる」と及び腰でしたが、ダニエルは「やる」と言いました。


同じ頃。
FBIから逃げたディランは、『ザ・ホースメン』と合流しようにも、彼らの姿がないことに気づきます。
『ザ・ホースメン』の手がかりもなく、ディランは困っていました。
そんな折に投獄されたサィデアスが、ディランの携帯に電話をかけてきます。
呼び出されたディランは、コーワン捜査官の身分証を用いて、連邦刑務所に行きました。

〔連邦刑務所〕

サディアスは「自分を24時間解放すれば、彼らの居場所を教えてやる」と言い、ディランはサディアスを仮釈放します。

刑務所から出たサディアスは、ディランに「彼らはマカオにいる」と告げました。
ディランはサディアスの分も飛行機のチケットを取り、マカオへ行きます。
道中、サディアスはディランに「30年越しの復讐劇のマジックか」と言い、「私は君の父を殺していない」と告げますが、ディランは聞く耳を持ちませんでした。


マカオにいる『ザ・ホースメン』たちは、盗みのために手品の小道具が必要だと言い、マカオ市内の世界最古のマジック専門店『イヨンのマジックショー』を訪れます。
そこでダニエルは、他の3人にこっそり打ち明けました。
チップを盗んだ後、そのチップを〝アイ〟に渡すことにより、〝アイ〟に逃がしてもらおうというのです。他の3人は納得し、盗みに身を入れることにしました。
ダニエルは店の電話を借り、〝アイ〟に連絡を入れて、落ち合う場所を決めます。

『イヨンのマジックショー』には、興味深いマジックの品がたくさん置かれています。
店主のブブはダニエルがゆっくり英語を話しても、中国語で応じました。
店の奥から孫息子のリーが出てきて、通訳をします。


〔マカオ科学館〕

問題のチップは、科学館の競売展示会にありました。
南アフリカのギャングの息子ハネス・パイクに催眠術をかけ、その場所を聞き出します。
展示会には、月曜に入札が控えたものが置かれています。

【転】- グランドイリュージョン2見破られたトリックのあらすじ3

グランドイリュージョン2見破られたトリックのシーン3 部屋はセキュリティ室と無塵室とに分かれており、徹底したセキュリティーチェックが行なわれていました。
『ザ・ホースメン』は入札の下見に来た振りを装い、部屋に入ります。

部屋に入ったところで、メリットがアレルギー発作を起こした振りをしました。
無塵室なのでアレルギーの起こしようがないのですが、メリットは「密閉空間アレルギーだ」と言い、苦しむ振りをします。
警備の者と館長の目がメリットに向いているあいだ、ジャックがルーラの髪留めを使い、チップを手に入れました。チップはトランプのカードに保管します。

不審な動きをしたとして、『ザ・ホースメン』はボディチェックを受けますが、4人は巧みにカードを互いに渡し合い、かわしました。
(これけっこう地味だけどすごい)
金属探知機を通る時には、先に通ったダニエルが展示品のドラを鳴らし、ごまかします。
こうして『ザ・ホースメン』は、チップを盗み出しました。


その頃、マカオに移動したディランとサディアスは、『イヨンのマジックショー』を訪問します。
老女のブブは相変わらず中国語しか話さず、サディアスが中国語で応対しました。
ディランも対抗して、中国語を話せるところを見せつけます。
ディランは幼少期、父に連れられてこの店に来ていました。ですから中国語も知っていたのです。

バックヤードを見せてもらったディランは、亡き父・シュライクが注文した試作品の金庫があるのに驚きました。
さらに老婆のブブが、父の形見の腕時計をディランに渡します。
その隙にサディアスは、バックヤードにあるミイラの棺に入り、姿を消しました。
ディランが気づいて棺を開けると、「次は君の番だ」と書かれたメモが残っていました。

ブブの孫息子・リーが「リーダーっぽい奴が、近くの市場で会う約束をしていた」とディランに言います。
その情報を頼りに、ディランはダニエルたちと会うために市場へ行きました。


〔タイパ市場〕

ディランは、チップを盗み出したダニエルたちと会えます。
しかしダニエルは「放っといてくれ」と言いました。自分が〝アイ〟と直接連絡を取り、盗んだチップの受け渡しをこれからするところだと言います。
ディランの言う通りに1年間潜伏しても、何も状態が変わらなかったことに、ダニエルは業を煮やしていました。〝アイ〟と直接交渉した方が早いと言い、ディランを突き離します。

しかし…ダニエルが店で電話をかけた〝アイ〟の相手は、ウォルターでした。
ウォルターはダニエルが裏切ることを見越し、先手を打っていたのです。
そこへディランが突入し、大立ち回りを始めました(ダニエルたちをかばった)。
ディランはチェイスによって、気絶させられます…。

目覚めたディランは、ウォルターの背後にアーサー・トレスラーがいると知りました。
アーサーは2年前に、『フォー・ホースメン』によって個人資産を奪われ、信用も失っています。
アーサーには嫡出子が7人いますが、いずれも無能でした。いっぽうで非嫡出子のウォルターを有能だと買っており、可愛がっています。
今回ウォルターは、父であるアーサーの仇を討つために、『ザ・ホースメン』とディランを陥れたのでした。

アーサーは復讐として、ディランを金庫に入れて海に沈めます。それは、ディランの父が失敗したマジックでした。
金庫を沈めた後、アーサーとウォルターの乗った船は去ります。
危機一髪のディランは、サディアスが「彼(ディランの父)はいつだって奥の手を袖の中に仕込んでいた」と言ったのをヒントにし、肩身の時計の針を抜いて、金庫脱出に成功しました。
金庫から出たものの力尽きていたディランを、ダニエルが潜って助けます。
ダニエルたち『ザ・ホースメン』は、ディランとの信頼関係を回復します。

ダニエルはディランに「盗んだチップは偽物だった」と告げ、誰がどの時点で自分たちをあざむいたのか考えます。(正解はラストに)
自分たちよりも上をいく者がいることを知りながらも、現段階のダニエルたちは、ウォルターに追われる身でした。
チップが偽物だということを、ウォルターは知りません。ですからこのまま、本物が自分たちの手にあるように振る舞えばいいのだと、『ザ・ホースメン』は考えました。

しかし自分たち5人では、少々手こずると思っていた矢先、思わぬ人物が協力を申し出ます。
それは『イヨンのマジックショー』の店主・ブブと、孫息子のリーでした。
ブブは英語をしゃべることができ、ブブとリーも〝アイ〟のメンバーだと、『ザ・ホースメン』たちは知ります。心強い味方の登場に、『ザ・ホースメン』たちは喜びました。


『ザ・ホースメン』は動画サイトに投稿し、「大晦日の夜12時、ロンドンでマジックを行なう」「死者を生き返らせる」と予告します。
これを見たアーサーとウォルターは、ロンドンへ向かいました。
FBIも駆け付けます。


ウォルターの手下・チェイスが、兄の行動パターンを先読みします。
より効果的に演出するためには、ゲリラ・ライブを行なうのではないかと言いました。
ウォルターはそれを聞き、ロンドン中の監視カメラで監視します。

まずジャックが登場し、人間大の大きなカードを使い、観客を使ってパフォーマンスを始めました。(客もグルだった)
続いてルーラが別のエリアに登場し、ハトを飛ばす芸を披露します。(うーん、…これだけは分からなかった)
ダニエルも現れ、雨粒を止める魔術を披露しました。止めるだけでなく、逆さに上空へあげるマジックを行ないます。(ストロボライトと降雨機で、目の錯覚を起こしていた)

【結】- グランドイリュージョン2見破られたトリックのあらすじ4

グランドイリュージョン2見破られたトリックのシーン2 チェイスは彼ら3人が出現した場所を見て、兄の思考回路を先読みし、「最後のパフォーマンスは、テムズ河で行なう」とウォルターに言いました。
ウォルターはテムズ河を警戒し、チェイスは合っているか確かめに、兄のメリットを探します。
チェイスはメリットに会い、自分の予想をぶつけました。メリットが顔をくもらせたのを見て、推理が当たっていると喜びます。
(この直後に、実は一瞬何かあるのだが、後述)
チェイスに見つかったメリットは、メンバーに「すぐに合流」と知らせました。
ディランの生存も露見します。

『ザ・ホースメン』とディランは捕まり、ウォルターとアーサーの乗るジェット機に乗せられました。
チップを要求され、取り上げられたチップは本物でした(なぜ本物なのかは後で説明)。
チップを手に入れたウォルターにとっては、『ザ・ホースメン』とディランは用済みです。
「飛行機から放り出そう」とチェイスが言い出し、『ザ・ホースメン』とディラン5人は、飛行機から落とされました。

チップを手に入れ、父・アーサーの仇を討ったウォルターは、父・アーサーと祝杯のシャンパンを飲もうとします。
ところがシャンパンはにせものでした。飲み物の色が変わります。
それとともに窓外に死んだはずのダニエルたちが現れ、笑って手を振っていました。
驚くウォルターとアーサーの顔が、スクリーンに大きく映し出されます…。


実は…。騙されていたのは、ウォルターとアーサーたちでした。
仕掛けていたのは、『ザ・ホースメン』たちと、テムズ河に集まった観客たちです。
観客たちはみんなマジックのタネを知っており、それを見物していました。知らなかったのは、ウォルターたちだけでした。

ジャックたちはマジックを披露しているかたわらで、ひそかにトラックの運転手をすり替えていました。
さらにウォルターの飛行機の格納庫もすり替えます。
双子の弟・チェイスは、兄のメリットに接触した時に催眠状態にかけられました。
メリットと会ったすぐ直後に、ジャックに催眠をかけられ、「飛行機から放りだそう」という提案をさせられたのです。
(意外性があるほど、催眠がかかりやすいというのを、逆手に取った)

今回は「『ザ・ホースメン』とディランが、ウォルターの手に捕まる」ことが大前提でした。
ですから、わざと見つかって逃げる振りをしていたのです。
飛行機内の会話は、すべて観客に聞かれていました。FBIも聞いていました。
ウォルター、アーサー、チェイスたちは、殺人未遂容疑や、チップを使って悪事を働こうとした罪で、衆人環視の中、FBIに逮捕されます。

タネ明かしをした『ザ・ホースメン』は、逃亡を開始しました(彼らも指名手配中だから)。
ディランはFBIの同僚ナタリー・オースティンに捕まりかけますが、証拠のUSBと引き換えに見逃してもらいます。


〔グリニッジ天文台〕

無事に作戦が成功した『ザ・ホースメン』とディランは、〝アイ〟の支部である天文台でブブとリーと落ち合います。
〝アイ〟には世界中に支部があるというのは、本当でした。

『ザ・ホースメン』たちは老女・ブブに案内され、部屋に行きます。
そこには今回彼らが仕組んだトリックのミニチュアが作られ、展示されていました。
さらにダニエル、メリット、ジャック、ルーラの資料ファイルのラベルが貼られている引き出しがありました。
そこには、彼らの功績が資料として、保管されているのです。
〝アイ〟の正式なメンバーとして認められていることを、こうして目の当たりにし、『ザ・ホースメン』たちは喜びました。


ディランは天文台の奥に入ったところで、『ザ・ホースメン』と行動を別にしていました。
ディランの目に留まる、重要なものがあったからです。
それは亡き父の写真でした。額に入れ、机に飾られています。

写真の父は、ライバルであったはずのサディアスと、親しげに写っていました。
サディアスが現れると、ディランにタネ明かしをします。

…サディアスとシュライクは敵対するライバルを演じていましたが、本当はよきパートナー同士でした。
ライバルを装うことで、マジックを盛り立てるという役割をしていたのです。
(ニューヨークからマカオに向かう機内で「私は彼を殺していない」と言っていたが、ディランは聞く耳を持たなかった。しかしこうして、親しげな写真を見せられることで、やっとディランも聞く耳を持った)

唯一の誤算は、ディランの父が死んだ脱出マジックだけでした。あれだけは、正真正銘の事故でした。
サディアスは、ディランを父同様、立派なマジシャンになるために、あえて一度どん底に落とす必要があると考えました。
そう、今回のオクタ社の一件はすべて、サディアスが獄中で仕組んだことだったのです。

(オクタ社の秘密を暴露する一件で失敗させることも、ウォルターのチップを盗ませることも。
チップが最初偽物だったのは、「『ザ・ホースメン』とディランを団結させるため。
最後にチップが本物になっていたのは、サディアスがすりかえた。
それまで偽物にしていたのは、悪用されるのを防ぐため。

但し「もともとそんなチップは存在しない」という考え方もできる。
案外それが真実かも。
実は『ザ・ホースメン』が忍びこんだマカオ科学館の館長も、〝アイ〟のメンバーだと分かるシーンがある。
つまり、マカオ科学館長もグル。
あまり深く考えなくてもいいと思う。


映画『グランド・イリュージョン』で、ディランは「サディアスは〝アイ〟から招待状が届かず、妬んでマジック見破りの仕事を始めた」と言ったが、それは誤り。
サディアスも〝アイ〟の一員で、シュライクと共に活動していた)

サディアスはディランに、「君の好きなようにやれ。そうだな、次はよき後継者を見つけることだ」と言い、引導を渡します。


自分たちの資料を見ていた『ザ・ホースメン』は、「カーテンを覗くな」という言葉にひかれ、カーテンを覗きます。
そこにはドアがありました。ドアを開くと、螺旋階段があります。
『ザ・ホースメン』たちはわくわくしながら、階段をおりていきました…。

(階段の先にあるものは不明。まだ未知の領域のマジックがあるということを示唆)

みんなの感想

ライターの感想

今作品は、モーガン・フリーマンがいいところ一人占め!
…まあ、確かに前作品で「…本当にこれでいいのだろうか」と思っていただけに、やっぱりなあ、という思いもあった。
それにしても、話のややこしいこと、ややこしいこと。
最初のほうは地味めのマジックなのだが、決してあなどってはならない。
これらの地味めのマジックがすべて、伏線になっているのは、前作品同様。
でもこれって、いくらでも作品つくれそうな気がする。続編希望!

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