映画:グリーンルーム

「グリーンルーム」のネタバレあらすじと結末

グリーンルームの紹介:2015年製作のアメリカ映画。故アントン・イェルチン主演、「ブルー・リベンジ」のジェレミー・ソルニエ監督によるバイオレンススリラー。売れないパンクバンドがようやく出演の機会を得たライブハウスは、ネオナチ集団の巣窟だった。運悪く殺人現場を目撃、一行は集団から命を狙われるが…。

あらすじ動画

グリーンルームの主な出演者

パット(アントン・イェルチン)、アンバー(イモージェン・プーツ)、ダーシー(パトリック・スチュワート)、サム(アリア・ショウカット)、リース(ジョー・コール)、タイガー(カラム・ターナー)、ゲイブ(メイコン・ブレア)、ダニエル(マーク・ウェバー)

グリーンルームのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①売れないパンクバンド『アーント・ライツ』のメンバー4人が紹介してもらったのは、ネオナチ軍団の巣窟。そこの楽屋(グリーンルーム)で遺体を見つけたメンバーらは拘束され、始末されそうに。 ②楽屋から脱出できるのは入り口のみ、オーナー兼リーダーのダーシーは部下と犬を放つ。生き残りはパットとアンバー。

【起】- グリーンルームのあらすじ1

(『グリーンルーム』=「楽屋」のこと)
アメリカ。
売れないパンクバンド『アーント・ライツ』は4人組のバンドです。

・パット…若い男性。金髪。バンドのリーダー。
・サム…若い女性。バンドの紅一点。肩までの金髪。
・タイガー…若い男性。髪を青に染めている。
・リース…若い男性。ドラム担当。

4人で1台の車に乗り込み、そのまま地方巡業を続ける『アーント・ライツ』は、いまいちの人気でした。
眠気に襲われて、トウモロコシ畑に斜めに突っ込んだまま、寝入っていました。
朝起きたパットは、車がガス欠になっているのを知ります。
スマホで周辺検索をし、11マイル(約17.7キロ)先にアイスリンクがあると知ったパットは、サムと自転車に2人乗りをして、駐車場でこっそりガソリンを盗みに行きました。
どこかでバンド演奏をしても、ガソリン代の方が高くつくほどなのです。

ラジオ局のインタビューに応じた『アーント・ライツ』ですが、モヒカン頭の男性・タッドが言うには、ラジオは地域限定のFM局なので、あまりいい宣伝にはなりそうにありませんでした。ラジオ局といっても、インタビューはタッドの部屋で行ないます。
ギャラというには少ない7ドル弱(約800円)の金と、タッドの家にひと晩泊めてもらうだけでした。
申し訳なく思ったタッドは、従兄弟の仕事を紹介します。
従兄弟のダニエルはオレゴン州北西部ポートランドの近くに住んでおり、明日の昼のライブが空いているそうです。
ギャラは1人350ドル(約4万円)でした。『アーント・ライツ』はその仕事を受けます。

車で移動した一同はダニエルと会い、ライブハウスに案内してもらいます。
バンド名は『アーント・ライツ』なのですが、ハウスの看板には間違って『エイント・ライツ』と記載されていました。それでも文句が言える身ではありません。
バンドのMCにも『エイント・ライツ』と呼ばれますが、一同は黙っています。
ライブハウスの従業員たちはスキンヘッドだらけで、しかも軍靴を履いていました。軍靴で気付けばよいのですが、『アーント・ライツ』は「統制されてて、まるで軍隊みたい」と楽屋で話題にする程度です。

【承】- グリーンルームのあらすじ2

軍隊みたいで面白いと思った『アーント・ライツ』は、急遽、演奏曲を変更して「パンクとカルト(宗教)を一緒にするな。ナチ・パンクス、ぶっ殺すぞ!」という曲を披露しました。
観客はブーイングの嵐で、しかも唾を吐いているのですが、彼らは気付きません。
何曲か披露してギャラをもらい、仕事は終わりました。

しかし…。
メンバーの紅一点のサムが、楽屋に携帯を置き忘れたことに気付きます。充電中だったのです。
小さなライブハウスなので、楽屋はひとつしかありませんでした。ライブのトリを務める『カウキャッチャー』が現在使用中です。
パットがサムにかわって楽屋に取りに行くと、女性・エミリーが倒れていました。左の頭部にナイフがぐっさり刺さっています。血は見られません。
驚いたパットは反射的に携帯電話で警察に通報し、「女の子が刺されている」と訴えました。
しかしこれがきっかけで、『アーント・ライツ』は引き留められることになります。

ライブハウスの責任者・ゲイブは『アーント・ライツ』と『カウキャッチャー』を楽屋に入れ、閉じ込めました。
実はこのライブハウス、ネオナチの巣窟だったのです。
警察の介入をきらったオーナーのダーシーは、信者2名を用意させました。警察に差し出すために、片方の信者にもう片方の信者を刺させます。致命傷というほどの傷ではありません。
ダーシー自身が警察に潜りこんでいました。警察へは無難に対応します。
ダーシーは残る目撃者、『アーント・ライツ』の4人を始末しようと考えます。
『カウキャッチャー』は出てもよいという許可が出て(ネオナチの一味だから)、『アーント・ライツ』は止め置かれます。

楽屋に残ったのは『アーント・ライツ』と遺体の女性・エミリーの女友達・アンバー、見張りの男・ジャスティンでした。

【転】- グリーンルームのあらすじ3

そのうちにパットは、本当に女性が死んでいるのかという発言をします(逃げたいから)。
ジャスティンはナイフを引き抜いて「ほら血が出た」と言いました。
パットたちは徐々に、自分たちの置かれている状況が分かり始めます。まずい場所に足を踏み入れたことや、このままだと自分たちは始末されると推理しました。
そこでパットたちは見張りのジャスティンに一斉に飛びかかり、腕ひしぎ十字固めをかけて銃を奪います。
内側にソファを移動させて外部から入りこめないようにし、交渉します。

ダーシーもパットたちが事情を察したと知り、賢いと思いました。部下に命じ、突入させられる人員を用意しろと言います。
パットはジャスティンを拘束し、天井を破壊してみました。脱出口を探すのですが、アスベストまじりのチリしか落ちてきません。
続いて壁を破壊してみますが、やはり出口はありませんでした。
床を破壊すると、一角に地下室があります。希望を持って中に入りますが、そこはネオナチの資金源である、ヘロイン貯蔵庫でした。研究室のような部屋になっています。
地下室にあるダクトは、人間が通るには細すぎ、通風口のところにも外から施錠されており、全く出られません。

ダーシーが「銃を渡せば無事に解放する」と言いました。パットは弾薬を抜き、渡そうとします。
しかしそれは罠でした。下の通気口からのぞいたアンバーは、ドアの入り口に並んだたくさんの足を見てパットに警告し、パットは急いで手を抜きます。
銃は取られませんでしたが、扉を閉めた拍子にパットは左腕を負傷しました。ガムテープで簡易手当てを施します。
その隙にジャスティンがカッターナイフを持っていました。アンバーが取り上げ、ジャスティンは死にます。

ダーシーはネオナチの部下に武装させ、さらに育てていた戦闘用の犬を放つことにしました。

【結】- グリーンルームのあらすじ4

ほかに出口が見つからず、入り口を突破して脱出するしかないと考えたパットたちは、割った蛍光灯を武器にして飛び出しますが、意外にも入り口を出たところには、誰もいません。
「泳がされている」とアンバーが言いました。二手に分かれようと話していると、犬が襲いかかってきます。
角を曲がった途端にリースが射殺され、さらにタイガーも犬に喉を噛まれ、死にました。
サムは消火器で撃退し、犬に足を噛まれたものの、マイクスタンドで殴って部屋に逃げ帰ります。
パット、アンバー、サムの3人になりました。

再び楽屋に戻ったものの、やはり脱出しないと駄目だと思った3人は、作戦を練ります。
また楽屋から出たところ、犬を差し向けられてサムが死にました。サムのポケットに入ったキーが、ダーシーに奪われます。
ダーシーは焦っていました。思いのほか時間がかかるので、今までは「なるべく血が出ないように(証拠が残らないように)」と命じていたのですが、「科学捜査の対策は構わない(血が出ても構わない)」と言います。
パットとアンバーはマイクのハウリング音で犬を去らせ、地下室に相手を引き寄せます。
敵が2人やってきました。パットが地下室に行き、アンバーが部屋に残って相手の弾数を教えます。
敵に撃たせて残弾ゼロになったところで、攻撃をしかけました。

経営者のゲイブを人質にとり、道案内させた2人は、外の道まで歩きます。
そこにはダーシーたちが、偽装工作をしていました。不法侵入で罪を着せるつもりだったらしく、しかも犬がメンバーを殺したかのように装っていました。
パットとアンバーは、ダーシーの頭部を撃って殺します。ゲイブに近所の果樹園の民家へ行け、警察に通報しろと指示します。

すっかり夜が明け、朝が来ていました。ラジオからは『アーント・ライツ』のインタビューの音声が流れています。
犬がやってきました。パットとアンバーは警戒して銃を構えますが、犬は2人の横を通り、飼い主の遺体に寄り添います。
警察を待ちながら、パットはアンバーに「無人島に連れていきたいバンドを思いついた」と言いますが(注:劇中で時々話題にされていた)、アンバーは「別にどうでもいい」と答えます。
(生き残ったのは『アーント・ライツ』のリーダー・パットと、遺体の友人女性・アンバーのみ)

みんなの感想

ライターの感想

何がというわけではないのだが、妙な迫力がある映画。
ホラー的、スプラッタなわけでもなく、じわじわ系。簡単にいえば「脱出劇」。
(でもタイガーくんが喉を噛み切られるシーンはちょっとエグい。パットくんの左腕の傷も、かなり痛々しい。
だからグロテスクじゃないわけではない)
私は詳しくないのだけども、パンクバンドに詳しかったらもっと楽しめたんだろうな。
けっこうぽんぽんといろんなバンド名が挙げられていて、音楽好きな人はそっちでも楽しめそう。

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