映画:コンプリートアンノウン~私の知らない彼女~

「コンプリートアンノウン~私の知らない彼女~」のネタバレあらすじと結末

コンプリート・アンノウン ~私の知らない彼女~の紹介:恵まれた仕事と美しい妻、誠実な友人たちにも囲まれ、何不自由ない生活を送っていた主人公の前に、突如現れた15年前の恋人。彼女の目的は、そしてその正体は・・・?というサスペンスの要素をはらんだストーリーですが、「波乱万丈」な人生を送ってきた、ヒロインの個性的な生き様を描く作品になっています。

あらすじ動画

コンプリートアンノウン~私の知らない彼女~の主な出演者

アリス/ジェニー(レイチェル・ワイズ)、トム(マイケル・シャノン)、ニーナ(キャシー・ベイツ)、ロジャー(ダニー・グローバー)

コンプリートアンノウン~私の知らない彼女~のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- コンプリートアンノウン~私の知らない彼女~のあらすじ1

コンプリートアンノウン~私の知らない彼女~のシーン1 ニューヨークの経済詰問期間に勤めているトムは、美しい妻のラミーナと不自由ない生活を送っていましたが、デザイナーでもあるラミーナに、カリフォルニアの宝飾学校に通う話が持ちあがります。トムは重要な議題を抱えている最中で、妻を1人で行かせるのか、妻に夢を諦めさせるのか悩んでいました。

そんな折、トムの自宅で知人を招いたパーティーが催されます。知人の1人、生物学者のクライドが連れてきた「新しい恋人」であるアリスを見て、トムは驚愕します。アリスは、15年前に別れた元恋人にそっくりだったのです。

【承】- コンプリートアンノウン~私の知らない彼女~のあらすじ2

コンプリートアンノウン~私の知らない彼女~のシーン2 2次会に出かけた一同の中で、アリスは生まれ故郷を捨て、名前も変えて「人生を再出発した」のだと語ります。そんな彼女の生き様に、知人たちの中でも賛同する者と、「昔お世話になった人たちをどう考えてるの?」と否定的な意見をうる者とに別れます。そして、生物学の知識は豊富なアリスでしたが、過去の話の中で、矛盾点を指摘されてしまいます。

アリスの「過去を捨てた話」もあいまって、彼女は嘘つきだと皆から責められることに。非難を受け二次会の店を黙って出て行くアリスを、トムは追いかけます。「君は、15年前に別れたジェニーだろう?」と聞くトムの言葉を、アリスは否定しませんでした。トムとクラウドが知り合いだということを知って、アリス=ジェニーは意図的にトムに近づいたのでした。

【転】- コンプリートアンノウン~私の知らない彼女~のあらすじ3

コンプリートアンノウン~私の知らない彼女~のシーン3 俺には今、仕事も家庭もある、俺に関わるな!というトムに、ジェニーは自分の凄まじい過去を語り始めます。トムにとっては、彼女は15年前に突然姿を消した「謎の女」のままでした。実際ジェニーは、家族にも黙って失踪したため、両親がトムのところに居場所を聞きに来てもいたのです。ジェニーはトムの前から姿を消したあと、世界各地を回り、そしてそれぞれの地で「違う自分」になっていたのでした。

ジェニーには天才的な才能があり、様々な知識をすぐに吸収して自分のものにし、その部門の「プロフェッショナル」になることが出来たのです。ある場所では医者として、ある場所では奇術師の助手として。そしてニューヨークでは生物学の権威として、実際に研究所で働き、独自の研究を進めてもいたのです。

【結】- コンプリートアンノウン~私の知らない彼女~のあらすじ4

コンプリートアンノウン~私の知らない彼女~のシーン2 「今までに9回、違う自分になってきた。ここで一度、自分をよく知ってる人に会う必用があったの」とジェニーは語ります。そんな彼女の生き様に驚きながらも、いつしかその価値観に惹きこまれて行くトム。そんな時、2人は犬の散歩をしていて転んでしまった老婆を助けたのですが、ジェニーはトムのことを「整骨医者」だと紹介します。そして、トムもそれを受け入れてしまいます。

老婆を家まで送り、老婆が痛めた膝を、そして老婆の夫の持病だという背中の具合を「医者のフリをして」診察するトム。ジェニーの助けもあり、幸いウソはバレずに、2人は老夫婦に感謝されたまま家を後にします。ジェニーの人生を少しだけ「味わった」トムは、「君のしていることは正気じゃないが、ステキに思う」とジェニーに伝えるのでした。

そして、「次の君は?」と尋ねるトムに、「一緒に来る?」と誘うジェニー。しかしトムは、その問いには答えませんでした。ジェニーはトムに「もう帰って」と告げると、1人で町を出て行きます。妻の元に帰ったトムは、妻の「夢」を後押しすることを決意するのでした。

みんなの感想

ライターの感想

冒頭からヒロイン役のレイチェル・ワイズが、医師の格好をしていたり中国のマジックショーで助手として「箱から消える美女」になってていたり、更に物語が始まると絵生物学者として新種のカエルについてペラペラ専門的なことを語り出したりと、いったいどういうこと?と混乱してしまいそうなオープニングで始まる本作でありますが。

物語が進むうち、冒頭で描かれたヒロインの姿が「ヒロインが今まで本当にしてきたこと」だったとわかるのは驚きでありました。どんだけ「才女」なんだよと。現実的には、これだけの職種をそれぞれ違う名前で変えていくというのは困難でしょうし、設定としてはいささかファンタジックではありますけども、わかりやすく言えば現代人の「変身願望」を映像化した物語りなのかなあ、と。

そして、ファンタジックではあるけれど、ヒロインはやはり「生身の女性」であり、変身を続けるうちに「一度、自分を知っている人に会う」必用が生じたということでありましょう。それが15年前に別れたきりのトムだったということでありますね。これは誰でも良かったわけではなく、それだけヒロインはトムのことを愛していたんでしょうね、それでも自分の内なる願望に逆らえずに・・・だったのでしょう。

劇中の登場人物のように、ヒロインの生き様を「有り」だ思うか否定的に考えるかで、この作品に対する評価も変わってくるかもしれません。しかし、老夫婦を演じたキャシー・ベイツ&ダニー・グローバーはじめ、芸達者な面々の演技が見事で、ついつい引き込まれてしまうような魅力を持った作品でもあるかなと思います!

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