映画:サイコキラーホテル

「サイコキラーホテル」のネタバレあらすじと結末

サイコキラー・ホテルの紹介:2017年製作のスペイン映画。誰もいないリゾートホテルでサイコキラーに追い詰められていく夫婦の恐怖を描いた戦慄のサスペンススリラー。仕事も結婚生活も危機に瀕していたパブロとエヴァの夫婦。ふたりはエヴァが夏の間働いているホテルに無断で居候することにするが…。

あらすじ動画

サイコキラーホテルの主な出演者

サウル(エクトル・メディナ)、エヴァ・ディアス(ヴィルヒニア・デモラタ)、パブロ(ラファ・カスティーヨ)、スティヴィー(スティーブン・ランス)、ホテル支配人(ノエリア・ガルディアノ)

サイコキラーホテルのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ひとり息子を亡くしたパブロとエヴァの夫婦は住む家も失い、シーズンオフのホテルに隠れ住む。ところが警備員のひとり・サウルに見つかってしまった。サウルは2人を隠してくれるが、目的が分からず2人は戸惑う。 ②無茶苦茶をするサウルは、相棒の警備員や支配人を殺した。エヴァとパブロはサウルを殺し、全員の遺体を溶かして始末した。

【起】- サイコキラーホテルのあらすじ1

サイコキラーホテルのシーン1 2014年、クリスマス。

息子と一緒に外出したパブロは、知人からの電話を携帯で受けて目を離したあいだに、息子を不幸な事故で亡くします。
防ぎようがありませんでした。
息子が買い物に行った屋台に、若者がアイドリングしたバイクが急発進してしまい、突っ込んだのです。

息子は亡くなりました。
これがきっかけで、パブロと妻・エヴァの仲はぎくしゃくします…。


〔2年後〕

2016年、8月。

エヴァは、『リゾート・パライソ』というホテルの清掃員をしていました。
『リゾート・パライソ』は文字通り、リゾート用のホテルです。
それまでは一年中経営していたのですが、今年は経営難でシーズンオフのあいだはホテルを閉めることになりました。
ホテルの支配人が、従業員にその説明をします。

次に集まるのは、次のシーズンの時でした。
エヴァは同僚の女性とあいさつを交わし、ホテルを立ち去ります。

しかし…立ち去ったふりをしたエヴァは、こっそりホテルに戻り、トイレで時間まで隠れていました。
エヴァは夜中にパソコンをいじり、夫のパブロをホテルに招き入れます。


エヴァとパブロは、生活に困窮するようになっていたのです。
そこでリゾートホテルに、シーズンオフのあいだ、こっそり滞在することにしたのでした。
エヴァは自分が従業員なので、詳しいことが分かります。

ホテルには警備員がやってくるのですが、1階のフロント付近にいます。
上層階のホテルの一室に、静かに潜伏すれば、警備員をやりすごせると考えます。

首尾よく部屋に入りこめたエヴァとパブロは、ホテルの一室で暮らし始めました。
フロントから遠く、でもホテルの中で最も広い部屋を占拠します。
あかりは暗めにして(警備員の巡回のときは消して)、使ったものはあとで元に戻すつもりです。

シーズンオフなので、部屋にまで水道は通っていません。
厨房に取りに行く手間はありますが、ふたりは暮らし始めます。


ホテルにはふたりの警備員がいました。
ひとりはロン毛にひげの男性・スティヴィーで、スティヴィーは主に昼間に勤務しています。
スティヴィーはまじめな男性で、きちんと勤務しています。

もうひとりは夜勤を中心におこなう、サウルという若い男性でした。
サウルは動きが読めない部分があります。


警備員の様子を見ながら潜伏したエヴァは、警備員の動きを探るために、監視カメラを設置しました。
フロントが映るように設定し、パソコンで閲覧できるようにします。

夫のパブロは、芸術系の大学教授でした。
この休みの間に論文に取り掛かるつもりです。

夜中にプールを使ったエヴァは、サウルに目撃されました。
エヴァは通報しないでくれと頼み、そそくさとプールから立ち去ります。
サウルは追いかけてくると、「あせるな、誰も知らない」と言い、相棒の警備員・スティヴィーに内緒にしてくれました。
なれなれしいサウルに、エヴァは薄気味悪いものを感じます。

【承】- サイコキラーホテルのあらすじ2

サイコキラーホテルのシーン2 エヴァとパブロ夫婦がホテルに隠れているのを知ったサウルは、部屋へ会話しに来ました。
しかもサウルは、夫婦のためにわざわざ水道を開いてくれます。
このおかげで、部屋にいながらにして、水道を使うことができました。
ありがたいのですが、警備員の仕事をするはずなのに、知っても追い払わないサウルの目的を、エヴァとパブロは測りかねます。

それだけではありませんでした。
サウルは、夫婦の身元をひそかに調べます。
パブロとエヴァのひとり息子が、2年前に他界したと知ったサウルは、そのことをパブロに言い「エヴァが自殺しないのが不思議だ」と言います。
なれなれしく話しかけてくるサウルを、パブロも持て余しました。

息子の死から2年が経過し、エヴァは死を忘れようとしています。
しかしパブロのほうは、まだ息子の死を克服できていませんでした。
自分のせいで息子を死なせてしまったと思い、パブロは気持ちの切り替えができずにいます。
エヴァは夫のそんな態度を、頼りないと思っていました。


夜勤が中心の警備員・サウルは、行動が次第にエスカレートします。
エヴァとパブロに見せつけるように、2人の女性を連日連れ込み、隣の部屋でベッドインします。
パブロはサウルに注意しますが、サウルはお構いなしでした。


エヴァもパブロも、ホテルから逃げ出そうと考え始めます。
ところがその矢先、サウルがパブロのパソコンを取り上げました。
論文やデータ類が入っているために、取り戻したいと考えます。
しかしサウルがパソコンをどこかに隠してしまったため、回収するまでは、ホテルから立ち去れなくなりました。

パブロとエヴァは連携を組み、パソコン回収のため、ホテルに備え付けられている警報を鳴らします。
管理会社にも通報がいくので、単に警報を切ればいいだけではありませんでした。
サウルは警報を切ったあと、管理会社との電話の応対に追われます。
サウルのほうも、ふたりの目的が逃亡だと気づきました。
電話の応対の後、ホテルの電気を消します。

エヴァは美女2人が待機する部屋に行き、パソコンを奪いました。
エヴァとパブロは機械室で落ち合い、逃げる予定です。

パソコンを持って廊下を通っていたエヴァは、サウルと鉢合わせしそうになったので、隠れます。

【転】- サイコキラーホテルのあらすじ3

サイコキラーホテルのシーン3 しかしモップを倒した音を聞かれました。
ダスト・シュートに隠れたつもりが、誤って下まで転落して、エヴァは少しのあいだ、気絶します。


部屋へ戻ったサウルは、美女2人がパソコンを守らずエヴァに渡したことを知り、女性2人を帰します。
入れ替わりに、相棒のスティヴィーが出勤してきました。
スティヴィーは電気をつけます。

気絶から目覚めたエヴァは、左手の爪をケガしているのに気づき、簡易手当をしました。
うろうろしていたエヴァは、スティヴィーに見つかります。
パブロが来てスティヴィーを殴りますが、サウルもやってきました。
4人が一堂に会します。


不法侵入している者がいると知り、スティヴィーは報告しようと言います。
その必要はないと言い、サウルは拳銃でスティヴィーの足を撃ちました。
サウルはスティヴィーの首に鉄の鎖を巻くと、犬の首輪のように連れ歩きます。

エヴァはそのあいだに逃げますが、サウルは銃を向けると、パブロに「スティヴィーを殺せ」と命令しました。
エヴァは逃げる途中に落としたパソコンを、回収しに行きます。

サウルはスティヴィーを上層階に連れて行くと、吹き抜けからスティヴィーを落とそうとしました。
目の前でそれを見たパブロは、くさりを持って落ちないようにします。
しかし…くさりはスティヴィーの首に巻き付けられているため、吹き抜けから落ちなくてもスティヴィーは首が絞まって死にました。
不自然な形でくさりを持つことも限界で、パブロはくさりを離してしまいます。
スティヴィーの死体は落ち、壁に血が飛び散りました。


サウルはエヴァに、壁の掃除を命令しました。
パブロを厨房に連れて行くと、スティヴィーの死体を始末しようとします。
死体をバラバラにして、工業用シンナーで溶かすつもりだと、サウルは言いました。
パブロは死体を切断するよう命ぜられますが、吐き気がして無理です。
吐いたパブロは、隙を見て包丁を手にします。

そこへ、ホテルの支配人が客を連れて、やってきました。
何をしているのかと、壁を掃除しているエヴァに訊きます。
エヴァは通報してくれと訴えますが、支配人は無線で問い合わせをしました。
そのせいで、サウルは支配人が来ていることを知ります。

【結】- サイコキラーホテルのあらすじ4

サイコキラーホテルのシーン2 サウルは階下へ降りてくると、2人の男性に包丁を振り下ろしました。
客も、支配人も刺されます。
客は即死し、支配人は肩に包丁が刺さったままでした。

パブロが銃を手に入れ、サウルの右胸を撃ちます。
しかし致命傷には至りませんでした。
パブロとエヴァは玄関の窓ガラスを割り、そこから逃げようとします。

絶命していない支配人が、肩に包丁が刺さったまま歩いているので、サウルは支配人を撃ち殺します。
パブロは支配人の携帯を手に入れますが、通報する前にプールへ落とされました。
その時に、サウルもプールへ落ちます。
エヴァの機転で、サウルは片足に重りをつけられていました。
サウルはプールから、上がれなくなります。


エヴァは、サウルが低体温症で死ぬのを待とうと思います。

サウルとの戦いで次第に度胸がついてきたパブロは、スティヴィーの遺体を切断してランドリーに入れ、シンナーで溶かします。
エヴァも痕跡を消すために、掃除を始めました。
支配人と客の遺体も片付けたパブロとエヴァは、痕跡を消してから、支配人の車で逃げるつもりです。

片付けを終えて車で逃げようとしたふたりは、駐車場のシャッターの鍵が必要だと気づきます。
プールサイドへエヴァが取りに来た時、サウルが攻撃をしてエヴァは足首を鉛筆で刺されました。
エヴァはそれでも必死で、パブロのところへ戻ります。

エヴァとパブロはシャッターを開け(相当に分厚いので、ふたりで開かないとならない)、車に戻ると、サウルが後部座席に乗り込んでいました。
サウルは攻撃を仕掛けてきますが、パブロが鉄パイプで逆襲します。
鉄パイプはサウルの口に刺さり、サウルは絶命しました。

衝撃でパブロもエヴァもつかの間、気絶しますが、すぐに置きました。
サウルの死を確認したパブロは、「終わった」と言います。

パブロとエヴァは車を降り、サウルの死体を始末しました。
プールサイドもきれいにします…。


…後日。
『リゾート・パライソ』のオーナーが決まりました。
リニューアルオープンの日程も決まったので、エヴァは正社員になるよう勧められますが、断りました。
『リゾート・パライソ』を去ります。

大学で講義をしたパブロは、あとでパソコンを開き、憶えのない動画ファイルを見ます。
それはサウルが録画したものでした。
「中国の花瓶の警備をした警備員は、退職の日、守っていた花瓶を壊して去った。
壊すことにより、警備員は花瓶を現実であると感じたかったのだ。
守るもののない警備員は危険だ…」
サウルが無茶をした理由が、そこに示されていました。
見終わった後、パブロは動画を削除します…。

みんなの感想

ライターの感想

シーズンオフのホテルに滞在する夫婦が、警備員に存在を知られて…。
ハラハラドキドキはできる作品。
最後の動画のところで、サウルがなぜ無茶苦茶をしていたかという理由は、なんとなく理解できた。
しかしエヴァとパブロ夫妻がなかなか逃げる決断をせず、途中もたついた感じ。
設定としてご都合主義の部分はあるが、そこそこ楽しめる。
息子を亡くして及び腰だった夫婦が、次第に度胸をつけていく過程が見られて、よかった。

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