映画:ザサークル

「ザサークル」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

ザ・サークルの紹介:2017年11月10日公開のアメリカ映画。SNS社会が孕む脅威を鮮明に暴き、衝撃を与えたデイヴ・エガーズの同名小説をエマ・ワトソン主演で映画化したサスペンス。超小型カメラによって自身の生活を公開するSNSのサービスのモデルとなった女性が、システムの裏に潜む欠陥に気づき、暴こうとするさまが描かれる。SNS企業のカリスマ経営者ベイリーをトム・ハンクスが演じる。

あらすじ動画

ザサークルの主な出演者

メイ・ホランド(エマ・ワトソン)、イーモン・ベイリー(トム・ハンクス)、タイ・ラフィート〔カルデン〕(ジョン・ボイエガ)、アニー・アラートン(カレン・ギラン)、マーサー(エラー・コルトレーン)、トム・ステントン(パットン・オズワルト)、ヴィニー・ホランド(ビル・パクストン)、ボニー・ホランド(グレン・ヘドリー)、ジェシカ・ヴィラロボス博士(プールナ・ジャガナサン)、ダン(ネイサン・コードリー)、ミッチ(ジミー・ウォン)、レナータ(エレン・ウォン)、サントス(ジュディ・レイエス)、スカイ(アンドレア・ブルックス)、ベック(ベック)

ザサークルのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①一流IT企業ザ・サークルに転職したメイは、カヤックの最中夜霧にまかれ転覆、See Changeというカメラ機能があったためにレスキュー隊員に救われた。メイはSee Changeをすばらしいと思い、会社の広告塔になる。 ②See Changeの追加機能、ソウル・サーチでボーイフレンドのマーサーが死に、メイは危険性に気付く。See Changeの開発者・タイに協力してもらったメイは、代表者のベイリーとステントンの悪事を暴いて会社を去った。

【起】– ザサークルのあらすじ1

アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス。

若い女性メイ・ホランドは、水道会社のお客様窓口の仕事をしていました。

毎日寄せられる客からの苦情に、あきあきしています。

メイの楽しみは、川をカヤックで漕ぐことでした。気分転換に時々、メイはカヤックを借りて川に漕ぎだします。

帰りの車が不調になった時、ボーイフレンドのマーサーが車を見てくれました。

吸気マニホールドの不調だと言います。

両親の住む家に行ったメイは、両親が元気かチェックしました。

メイの父・ヴィニーは難病のMS患者(多発性硬化症、神経に障害が起こる病気)で、母・ボニーが世話を焼いています。

父の病気にはお金がかかり、金銭面でもメイは心配でした。

ある日、メイは女性の親友アニー・アラートンから電話をもらいます。

アニーは一流IT企業、ザ・サークルに勤務しており、多忙でした。メイはアニーに仕事の紹介を頼んでおり、このたび面接が決まったのです。

面接に行ったメイは、面接官の矢継ぎ早の質問に答え、合格をもらいました。

水道会社から、一流企業ザ・サークルへメイは転職します。

親友のアニーはいつも忙しそうでした。メイの知る限り、いつも出張続きでせわしなく働いています。

新しい職場に行ったメイは、指導係の男性・ジャレッドに仕事内容を教わりますが、ザ・サークルではみんなが忙しく立ち働いていました。ジャレッドの教えるスピードも素早く、当初メイは戸惑います。

それでもクレーム対応だった前の職に比べて、ザ・サークルの仕事は目新しく、やりがいのあるものだとメイは感じます。

勤務1週間後。

会社では週に1度、『ドリーム・フライデー』と言って、経営者のイーモン・ベイリーが壇上に立ち、社員にスピーチをする場があります。

ベイリーは新入社員のことを「グッピー」と呼び、成長を楽しみにしていると言いました。

今回の場では、会社が新発売する商品『See Change』をベイリーが紹介します。

ベイリーはみんなに親しげに、新商品を説明します。

サーフィンをしている時に録画するビーチの監視カメラは、画素が粗くて映像が美しくありません。

それに対し、ザ・サークルが開発した『See Change』というプログラムは、直径2cmほどの球体のワイヤレスの小型カメラを動かすことができます。衛星で映像を操作でき、ほかにもいろんな機能を搭載する予定でした。

近々安価で発売するつもりだと言ったベイリーは「シェアはケアだ」と言います。

「起きたことを我々は知るべきだ」「知ることはいい」と、ベイリーはしきりと訴えました。

賛同する社員たちで、会場は拍手に包まれます。

そのあとに開かれた野外ステージには、有名人のアーティストが歌っていました。

アニーに連れられたメイは、ベイリーとステントン(後述)の話し合いの部屋を案内してもらいます。

多忙なアニーに取り残されたメイは、短髪の黒人男性に会いました。男性が誰かも知らず、2人で酒を飲みます。

毎日が刺激的でした。

両親に会いに行ったメイは、親友のアニーは会社で重要なポジションにいる40人のうちのひとりだと言います。

母・ベニーも口にはしないものの、メイが情流企業に就職したことを喜んでいました。

ボーイフレンドのマーサーに、今度会社に遊びに来てとメイは誘いますが、マーサーは嫌がります。

父・ヴィニーが発作を起こしたので、マーサーとの会話はそこまででした。母・ベニーは父の対応に追われ、メイも父のことを心配します。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「ザサークル」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×