「ザシャッフル」のネタバレあらすじと結末の感想

サスペンス映画

ザ・シャッフルの紹介:2016年製作のドイツ映画。閉鎖された倉庫の中、4人の登場人物。そこでは大金の受け渡しが行われようとしている。場面は変わり、テーブルに着く4人。ポーカーのカードが配られるたびに、彼らの運命における立ち位置がシャッフルされ、そのたびに事態は違う展開を迎えていく。同じシチュエーションで、もしも人物だけが入れ替わったら?小さなすれ違いが展開を大きく変えていく、実験的シチュエーション・スリラー。

予告動画

ザシャッフルの主な出演者

ロン毛(ユタ・ドレ)、ベン・ボルクマン〔解決屋〕(グイド・グロールマン)、美女〔ミラ〕(エイドリアン・リンケ)、スキンヘッド〔エリック〕(ティム・オルリク・ストーンバーグ)

ザシャッフルのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①「売人」「売人の仲間」「警察官」「正体不明の取引相手」この4つの役割が、ターンごとに「ボルクマン(主人公)」「スキンヘッド」「ロン毛」「美女」で入れ代わる。 ②ボルクマンは潜入捜査官の取引相手で、美女が売人、ロン毛が警察官、スキンヘッドが売人の仲間が正解。スキンヘッドが出し抜いて勝利。

【起】- ザシャッフルのあらすじ1

〝運命がカードを決める
だが、勝負するのはあなただ〟

(この映画はモノクロパートとカラーパートに分かれています。
モノクロでは4人がポーカーをしている様子、カラーでは取引現場の4人の様子が描かれます)

・ベン・ボルクマン…黒髪碧眼の中年男性。物語の主人公。彼の視点から描かれる。
・ロン毛…小太りの中年男性。リンゴをかじっている。饒舌で、タチの悪そうな人物。
・スキンヘッド…スキンヘッドの中年男性。のちにエリックと呼ばれる。内向的なタイプ。
・美女…美しい女性。のちにミラと呼ばれる。

ポーカーのトランプを切り、配っているのは美女です。
ポーカーで勝ち負けを決める重要な要素は、「ゲームをする相手を見極めること」です。
それを元に、次の手を練ることでした。誰がどういうカードを切るかは、その人柄によって決まることが多いものです…。


〔売人の仲間〕

・「ボルクマン」=「売人の仲間」
・「ロン毛」=「売人」
・「スキンヘッド」=「警察官」
・「美女」=「正体不明の取引相手」

夜。
ボルクマンが車を運転し、ロン毛を拾います。
車中でロン毛がボルクマンに、数日でも旅行をしようかと話をしました。
目的地の倉庫に着くと、ロン毛はボルクマンに車へ残るよう指示します。
ロン毛がひとりで取引相手に会いに行くことにし、「もし15分経っても戻らなかったら入ってこい」と言いました。
ロン毛はひとりで、倉庫に入っていきます。

車中に残ったボルクマンは、売人の仲間を長年やってきており、疑問を抱いていました。
今回で身を引くつもりでいます。そのためには、帰り道でロン毛を殺して金を手に入れるつもりでした。

ところが倉庫の中で発砲音がしたことで、ボルクマンは身をかたくします。
銃を向けつつ倉庫へ入ってみました…。

…ロン毛は、取引相手の謎の美女と会い、取引をしようとしていました。
それを物陰から、警察官であるスキンヘッドが見ています。

【承】- ザシャッフルのあらすじ2

美女とロン毛が取引をしている最中に、スキンヘッドがついうっかり物音を立ててしまいました。
美女もロン毛も、互いの仲間を倉庫に潜ませているのではないかと警戒します。
美女が銃を構えてロン毛に向けますが、ロン毛は言い訳をしました。美女はロン毛を椅子に座らせると頭を殴り、周囲を見て回ります。
その背後にスキンヘッドが回り込み、警察官だと名乗って「銃を置け」と美女に指示しました。

スキンヘッドの背後に立ったロン毛が、スキンヘッドに向けて発砲します。
これが、ボルクマンの聞いた発砲音でした。
しかし撃たれながらもスキンヘッドはロン毛に発砲し、ロン毛もスキンヘッドも相討ちになります。
美女が金もブツも手に入れました。

そこへボルクマンが現れ、銃を向けます。
ボルクマンは美女に荷物と金を置くよう指示し、ゆっくり歩けと言いました。
美女がそのとおりにし、しばらくしてから振り返ると、ボルクマンは消えていました。
美女の命は助かり、ボルクマンが金と荷物を手に入れます…。


…さて、ポーカーの回。
ボルクマンは、ロン毛とスキンヘッドが時間を稼いでくれたことをありがたく思い、ひとつ間違いがあったと悔います。
美女を生かしたのは、美女に好意を持ってしまったからなのですが、それは危険要素だったとボルクマンは思います。
ロン毛が今度はカードを配っていました…。


〔警察官〕

・「ロン毛」=「正体不明の取引相手」
・「スキンヘッド」=「売人」
・「美女」=「売人の仲間」
・「ボルクマン」=「警察官」

警察官のボルクマンは、ひとりで夜、倉庫へ向かっていました。
数日前、ある気配をかぎとったボルクマンは、倉庫で取引が行なわれると察したのです。
鍵を開けて倉庫に入り、懐中電灯で見て回ります。
車がやってくる音が聞こえたので、ボルクマンは物陰に身をひそめました。

やがてロン毛が入ってきて、椅子に座って待ちます。
しばらくして再び車の音がすると、スキンヘッドがやってきました。

【転】- ザシャッフルのあらすじ3

ロン毛は売人のスキンヘッドに対し、「遅いぞ」と文句を言いますが、スキンヘッドは時間どおりの夜9時半に、この場所へやってきたと主張します。

互いに取引のものを確認しているときに、ボルクマンは2人のところへ姿を現すと、手を挙げるよう指示します。
ボルクマンは2人に手錠をかけました。手錠をかけられながらも、スキンヘッドは後ろ手で携帯を操作し、美女を呼びます。
美女がスキンヘッドに電話したことで、携帯電話を持っていることをボルクマンが知ります。
しかも美女は、ボルクマンに電話を交替しろと指示しました。

ボルクマンが電話に出ると、美女はボルクマンの後ろにおり、銃を置くように指示します。
ボルクマンがそのとおりにしていると、ロン毛が電灯のスイッチを切りました。倉庫が真っ暗になります。

再び灯りがついた時には、全員がおのおの隠れていました。
ボルクマンは携帯で応援を呼びます。
ロン毛とスキンヘッドは隠れたものの、手錠が邪魔でした。ロン毛がスキンヘッドに対し、同じ立場だから協力しようと呼びかけます。
ロン毛の背後に立った美女が、ロン毛を射殺しました。ボルクマンは悩んだ後、姿を現します。
美女はスキンヘッドを呼ぶと、スキンヘッドを盾にしてボルクマンを脅しました。
美女は逃げ、パトカーの応援がやってきます。
ボルクマンはスキンヘッドを逮捕し、連れていきます…。


…再びポーカーの回。
ボルクマンは警察官の回だと、いちおう勝ちはおさめたものの、よくない出来だと思います。
予想外のことが起きると、スキンヘッドは役に立たないと考え、ロン毛もロン毛なりに考えのパターンがあると思います。
美女は強力で攻撃的であるけれども、ボルクマンはなんとか助けたいと思います。
ボルクマンが札を切りながら、打開策を考えました…。


〔正体不明の取引相手〕

・「ボルクマン」=「正体不明の取引相手」
・「美女」=「売人」
・「スキンヘッド」=「売人の仲間」
・「ロン毛」=「警察官」

【結】- ザシャッフルのあらすじ4

ボルクマンは車を降りると、トランクからスーツケースを出します。
倉庫に入って電気をつけました。
実はボルクマンはこの7か月の間、潜入捜査をしています。それを知るのはボスのみで、いわばおとり捜査でした。

やがて美女が入ってきて箱を出すと、ボルクマンに色仕掛けをします。
それが効果なしとみると、美女もボルクマンも銃を向け合い、牽制しました。取引を開始します。
しかしそこでロン毛が登場して美女を羽交い絞めにし、ボルクマンにも銃を向けました。
ボルクマンはロン毛に、自分も警察官なのだと訴えますが、ロン毛は聞く耳を持ちません。

いくら話しても全然聞いてくれないので、やむなくボルクマンはロン毛を撃ちました。
ボルクマンは美女に銃を突きつけますが、美女は取引を終えたいだけだと言います。
ボルクマンは美女に、遺体を外へ出すのを手伝ってくれと頼みました。2人でロン毛の足を持ち、移動させます。
そこへスキンヘッドがやってくると、銃で脅します。

「力を合わせよう」とボルクマンは美女に言いますが、美女は「みんなひとりで、あなたに責任がある」と答えます。
スキンヘッドと美女がボルクマンに銃を向けますが、「もし私の立場なら協力するか」と美女が聞いたことで、スキンヘッドが裏切りだと感じ、美女を撃ちました。
スキンヘッドとボルクマンは見つめ合いますが、ボルクマンは射殺されます…。


…実際のところは?
ボルクマンは潜入捜査官でした。これは事実です。
しかし敵を見誤ったことから、スキンヘッドに背後に立たれ、殺害されてしまいました。
(つまり、最後のターンの役割が正しい)
スキンヘッドはドアノブについた指紋をぬぐうと、金を持って去りました。
勝者はスキンヘッドです。

(もし現実世界がポーカーのようなゲームならば、立場を変えてやり直すことができるということの示唆らしい。
立ち居振る舞いは何通りもあったのに、現実ではこうなった…というパターンをポーカーと交互に挟むことで、示している模様。
実際の勝者はスキンヘッドで、主人公であるボルクマンはスキンヘッドに殺された)

みんなの感想

ライターの感想

うーん。かっこよさを追求した感じ?
面白いと思うひともいるのかもしれないが、もうひとひねり、ほしかった。
4人の役割がかわっていくというのは、興味深かったのだけども、深く掘り下げるわけでもない。
ただ確かに、徐々におのおのの性格は理解できてはいた。
見終わって感心するということもなく、淡々と終わる。微妙。

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