映画:ザフォーリナー復讐者

「ザフォーリナー復讐者」のネタバレあらすじと結末

ザ・フォーリナー/復讐者の紹介:2017年制作のイギリス&中国合作映画。ジャッキー・チェン&ピアース・ブロスナン共演によるサスペンス・アクション。愛する娘をテロによって奪われてしまったクァン・ノク・ミン。復讐を誓った彼は、元特殊部隊のスキルを活かし犯人を捜索するなか、北アイルランドの副首相が絡んでいることを掴むが…。

あらすじ動画

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ザフォーリナー復讐者の主な出演者

クァン・ノク・ミン(ジャッキー・チェン)、リーアム・ヘネシー(ピアース・ブロスナン)、メアリー・ヘネシー(オーラ・ブラディ)、リチャード・ブロムリー(レイ・フィアロン)、マギー(チャーリー・マーフィ)、クリスティ・マーフィー(スティーブン・ホーガン)、ショーン・モリソン(ロリー・フレック・バーンズ)、ジム・カヴァナ(マイケル・マケルハットン)、ファン(ケイティ・ルング)、ケイ・ラム(リウ・タオ)、パトリック・オライリー(ニール・マクナミー)、ヒュー・マクグラス(ダーモット・クロウリー)

ザフォーリナー復讐者のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①北アイルランド解放テロ組織UDIが、ロンドンで爆破テロを起こす。愛娘・ファンを殺された中国人男性クァンは、娘の復讐を誓う。 ②元UDI幹部で現在は副首相のリアムに執念の追跡をしたクァンは、実行犯の正体を突き止めて復讐を果たした。

【起】- ザフォーリナー復讐者のあらすじ1

ザフォーリナー復讐者のシーン1 〔ロンドン〕

クァン・ノク・ミンは、60代の中国人男性です。
かつてはアメリカの特殊部隊に所属し、ベトナム戦争で活躍したこともありますが、現在は退役して一般人となっています。
ある事情で妻と2人の娘を亡くしたクァンは、唯一の家族である娘・ファンとロンドンに住んでいました。
(「ある事情」は後述)
チャイニーズレストランを経営するクァンの生き甲斐は、15歳の娘のファンの成長を見守ることでした。

その娘・ファンが、中学を卒業する時期になりました。
卒業を控えたある日、卒業式の後に着るドレスを買いに行く約束をしたクァンは、娘のファンを迎えに行きます。
車でファンを拾ったクァンは、繁華街のブティックに行きました。
先にファンを車からおろし、クァンは車を駐車しようとします。
直後、ファンが行ったブティックが大爆発を起こしました。
クァンは茫然自失になりながら、ファンを探しに行きます。


その頃、ロンドンの警視庁(ヤード)には、アイルランド独立を求める武装組織「UDI」から、犯行声明が届いていました。
ナイツブリッジのOBT銀行を爆破したことについて触れ、コード名は『フェニックス』で、北アイルランド占領を利する融資を続ける銀行は爆破すると、宣言しています。

男性記者のイアン・ウッドはその無線を傍聴して上司へ報告すると、現場で写真を撮影しました。
冷たくなった娘・ファンの肩を抱くクァンを、イアンは見つめます。
(記者・イアンはあとにも出てくる)


テロの実行犯である若者パトリック・オライリーは、アジトで被害の続報を聞いていました。
死者が12名、ケガ人はその3倍になったと聞いて、しばらくそこへ潜伏しておこうと考えます。


〔北アイルランド首都 ベルファスト〕

北アイルランドの副首相リアム・ヘネシーは、愛人の女性・マギーと同衾しているときにテロのことを知ります。
すっかり冷え切った仲の妻・メアリーから、リアムはUDIの犯行だと聞きました。
メアリーは事件の報告に加えて、今度の日曜日には自分の弟の20回忌であることも告げますが、リアムはろくに応じずに電話を切ります。

現在は北アイルランドの副首相にまで上り詰めていますが、リアムは若いころ、UDIに所属していました。
今回のテロリストのように、過激な活動を辞さない人物なのです。


同じころ。
娘のファンを失ったクァンは、まだ実感が湧かずにいます。
娘の部屋で茫然と過ごしたクァンは、少しずつ復讐を考え始めます。


〔イギリス政府閣僚
キャサリン・デービス〕

キャサリンはリアムに、どんな情報でも欲しいと要求します。
リアムは取引として、自分の身内に恩赦を出せば、犯人の目星がつけられるかもしれないと言いました。


事件発生から、2日ほど経過しました。
クァンのもとへ警察官が来ると、ファンの遺品を渡します。
クァンは「犯人を早く捕まえてくれ」と催促しました。
捜査が遅々として進まないので、クァンはイライラします。

リアムはUDIの会議を開き、テロの実行犯を特定しろと、幹部たちに指示しました。


〔ロンドン警視庁 テロ対策司令部〕

5日経過しても犯人が捕まらないので、クァンは警視庁へ出かけます。
2万ポンドを出して「犯人の名前を教えてくれ」と言いました。
そのしつこさに、リチャード・ブロムリー担当指揮官は当惑します。

ただものではなさそうなクァンを、ブロムリーは調べました。
クァンは、1984年から英国市民です。
その前にアメリカ軍に所属したことや、タイの海賊に2人の娘、妻を殺害されたことが判明しました。
唯一の肉親を殺されたクァンが、復讐の鬼になっていることは容易に想像できます。

【承】- ザフォーリナー復讐者のあらすじ2

ザフォーリナー復讐者のシーン2 事件から3週間が経過しました。それでもまだ、容疑者特定に至りません。
警視庁が捜査の進展を図れないと知ると、クァンは自分で調べ始めます。
テレビ番組でリアムを見たクァンは、リアムが元UDIの兵士だと知り、犯人を知っているのではないかと考えました。

リアムの事務所へ何度も電話をかけ、犯人の名前を教えろと言います。
リアムは、知らないと怒って電話を切りますが、クァンはそれでは収まりません。

クァンは復讐を決意しました。
今まで持っていた妻子の写真や、関連する新聞記事を焼きます。
チャイニーズレストランの従業員女性・ラムは、クァンに同情的でした。
ラムに店の権利書を渡して「この店は君のものだ。よく働いてくれたから」と言うと、ひとりで復讐の準備をします。
意図に気づいたラムは、気遣って電話を入れますが、それを無視してクァンは出かけていきました。


〔北アイルランド ラーン港〕

車でフェリーに乗り込み、北アイルランドへ渡ったクァンは、リアムの事務所へ行きました。つまみ出されそうになりますが、リアムと会って話をします。
一市民にすぎないクァンを、リアムは鬱陶しく思いました。ごまかすために「今の私は無力だ」と答えます。

犯人を教える気がないと知ったクァンは、リアムに「いまに考えが変わりますよ」と言って、いったん立ち去ったふりをしました。
トイレの個室にこもり、持ち込んだ酒瓶を2つぶらさげて、手際よく時限爆弾装置を作ります。
(酒瓶の口に布を吸わせ、マッチを使って時間差で火がつくようにしていた)
トイレが吹き飛ぶほどの爆破を起こしたクァンは、すぐさまリアムの事務所に電話をかけて、「気が変わったか」と聞きました。
リアムは、クァンがただものではないと気づきます。


〔ニューヨーク〕

クァンが厄介な人物になりそうだと踏んだリアムは、甥っ子のショーン・モリソンに電話をかけて、呼び寄せます。
ショーンには、テロの実行犯を調べろと指示しました。


ホテルにチェックインしたクァンは、黙々と爆弾を作ります。
リアムの車に発火装置を仕掛けて、脅しました。
(いきなり爆発するのではなく、わざと見つかるようにしていた)

リアムは、クァンがねじろにしているホテルがあるはずと見込みをつけ、付近のホテルを捜索させます。
ねぐらはありました。リアムは大勢の手下を差し向けますが、クァンは格闘の末、逃げます。

クァンはリアムの尾行をし、愛人の女性・マギーと店で密着している姿を撮影し、メール添付でリアムに送信します。
(この画像が大事!)
そうやってクァンは、リアムの行動を見張っていると脅しました。
リアムはクァンを邪魔に思います。


〔グリニッジ 王立海軍学校〕

リアムの甥のショーンは、ブロムリー指揮官と会います。
ショーンは「UDIは関係がなく、別の組織の仕業ではないか」とブロムリーに答えますが、ブロムリーは犯人の名前が分かれば、すぐに知らせろと言いました。

クァンはリアムへの脅迫を、エスカレートさせていきます。
リアムの農場に近づいたクァンは、納屋に爆弾を仕掛け、午前3時に爆発させました。
妻のメアリーは怒り、どうにかしろとリアムに言って娘のケリーのところへ避難します。

リアムが犯人を特定していないのは、事実でした。
リアム側も、実行犯を調べているところです。

【転】- ザフォーリナー復讐者のあらすじ3

ザフォーリナー復讐者のシーン3 リアムはクァンを撃退するために、手下を農場に呼びました。
近くの森に潜伏しているであろうクァンを探させますが、クァンが返り討ちにします。
リアムは、甥のショーンを呼び寄せました。
元英軍特殊部隊のショーンならば、対抗できるかと考えたのです。

その頃ショーンは、リアムの妻・メアリーと密会していました。
メアリーとショーンは深い仲でした。
UDIで過激な運動をしていた夫・リアムに、メアリーは弟殺しの復讐の鉄槌を下してもらいたかったのですが、夫のリアムは副首相になったことで、「守りに入った」と不満に思っています。


同じころ。
イギリス政府閣僚のキャサリンは、クァンの身元調査結果をリアムに送りました。
リアムは、クァンがアメリカ陸軍省で活躍した特殊部隊で、優秀であると知ります。
クァンには妻子がいましたが、タイの海賊に襲われた際に、ハイとユエという娘を8歳と11歳で亡くし、妻もこの時に殺害されていました。
生き残ったのはクァンとファンでしたが、そのファンもUDIのテロで倒れ、15歳で他界しました。
クァンが復讐の念に駆られているというのは、容易に想像できます。

UDIの部下ヒュー・マクグラスが、リアムの家を訪ねてきました。
リアムは、UDIの武器保管庫から10キロ分の爆薬セムテックスHが消えていることを告げますが、マクグラスは気に留めず、「同志を説得してくれ」と、リアムに再びUDIの指揮を執れと示唆します。

副首相になったリアムは、これ以上手荒なことをしたくありません。
対照的にマクグラスは、以前と同様にテロ活動をすることで、世間へアピールしたいと思っていました。
リアムとマクグラスの意見は対立し、リアムはマクグラスを帰します。
会話の途中で、マクグラスが自分の妻の居場所を知っていたと、リアムは気づきました。

マクグラスとの会話を終えたリアムが書斎へ行くと、愛犬チャーリーが不自然に寝そべったままでした。
クァンが部屋に侵入したと、リアムは気づきます。
犬は眠らせただけだと、クァンが言いました。

クァンは自分の体に爆弾を巻き付けており、犯人の名前を要求します。
リアムは、本当に知らないのだとクァンに主張します。
その代わりにUDIで、次に爆弾を使った際には、犯行声明時に使う合言葉を変えるようにして、特定させようと考えていました。それをクァンに教えます。
クァンは猶予を1日与えると言い、去りました。


ロンドン警視庁では、事件当日の街の監視カメラをつぶさに観察し、テロ実行犯の目星をつけました。
犯人の右手の甲に、ヤケドの跡があると判明します。

【結】- ザフォーリナー復讐者のあらすじ4

ザフォーリナー復讐者のシーン2 その矢先に、バスに爆弾を仕掛けたという犯行声明があり、直後に爆発がありました。
ブロムリー指揮官からテロを聞いたリアムは、合言葉の変更が洩れていたと気づきます。

甥のショーンにクァン捜索を命じたリアムですが、直後に部下のジムから、ショーンが自分の妻・メアリーと密会していたことを聞かされました。

ブロムリー指揮官が、犯人を割り出してリアムに知らせます。
実行犯はパトリック・オライリーという29歳の男性で、マクグラスと3週間前から接触をしています。
マクグラスが裏切者でした。

それを聞いたリアムはマクグラスに怒り、テロ実行犯のメンバー全員の名前を書けと言います。
実行犯は男性3人に女性1人でした。いずれも若者です。
ほかにマクグラスと、リアムの愛人・マギーも関与していました。
マギーはリアムを引き入れるために、接近して関係を持っていたと知ります。
怒りに任せて、リアムはマクグラスを射殺します。


その頃、マギーは記者のイアン・ウッドに接触していました。
イアンがシャワーを浴びに行った間に、ラップトップパソコンのバッテリー部分に爆弾を仕掛けます。


森の中へ行ったショーンは、クァンと戦います。
クァンは右肩を負傷しますが、ショーンを捕らえてテロ実行犯を聞こうとします。
ショーンは、テロ実行犯の右手の甲にヤケドがあることを教えました。
ショーンが話したので、クァンは拘束を解きます。

ショーンはリアムのところへ戻ると、クァンとの戦いに負けて実行犯の特徴を教えたと言いました。
リアムがショーンと妻との関係について指摘すると、ショーンは、メアリーからマクグラスに情報が漏れていたことを言います。
リアムはショーンに、マクグラスの遺体を片づけてニューヨークへ帰れと命じました。


テロの実行犯のアジトを、警視庁が見張っています。
突撃の準備をしていると、クァンが単独でやってきました。
クァンはガス点検作業員を装い、ガス漏れだとして女性家主に言い、部屋へ入ります。

部屋に入ったクァンは、部屋の中にいる男性の手の甲にヤケドがあるのを確認してから、戦い始めます。
部屋の中で銃撃戦が始まったので、警視庁らも特殊部隊を投入しようと考えました。
突入した際に、クァンの姿はありませんでした。
男性3人は射殺され、サラ・マッカイという女性は捕縛されていました。

ケガを負ったサラに電気ショックで口を割らせて、「9分後に空中で爆破が行なわれる」というテロを知ります。
記者イアン・ウッドのパソコンに仕掛けられた、爆弾のことでした。
警察は空港へ急ぎ、ウッドの名前を連呼してパソコンを回収します。
これにより、飛行機爆破はまぬかれました。
(爆弾は搭乗口から人のいない場所へ投げられ、惨事を防いだ)


後日。

マクグラスの遺体を処理したショーンは、リアムの妻・メアリーをサイレンサーで射殺します。(裏切っていたから)

クァンはリアムに接触し、リアムが愛人と密着している画像を示し、送信ボタンを押せといいました。
リアムはボタンを押しました。写真はマスコミ関連に送られて、リアムはテロリストの一味の疑いをかけられることでしょう。

復讐を終えたクァンは、チャイニーズレストランへ戻りました。
店員のラムが喜び、クァンに抱きつきます。
クァンの頭部に赤い小さな光が示されます。

テロリストのアジトに突入したことで、クァンも指名手配されていました。
ブロムリー指揮官が指揮権を握っています。
しかしブロムリー指揮官は「ドラゴンを起こすことはない」と言い、射殺を取り下げました。
(クァンは無罪放免)

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みんなの感想

ライターの感想

内容はシリアス、そしてハードボイルド、アクション多め。
ジャッキー・チェンが笑いません。笑顔を見せません。
(娘のファンを失ってからは。冒頭で笑顔を少し見せたきり)
とにかく陽気な部分を一切封印したジャッキー。別人かのような表情。
ピアース・ブロズナンはジャッキー・チェンに追いかけられる副首相役。
単に過激派テロと被害者の父の対立…を描いたわけではなく、リアムを出すことで、UDI内部にも分裂があるのだと示唆。
アクション、サスペンスとしてもいい。

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