「シマウマ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

シマウマの紹介:2016年製作の日本映画。現代社会の闇を圧倒的なバイオレンス描写でつづり、“絶対に読んではいけない漫画”と評判になった小幡文生の人気コミックを「獣電戦隊キョウリュウジャー」の竜星涼主演で映画化。依頼人の恨みや憎しみといった世間の常識では解消できない問題を暴力で晴らす回収屋となった男の姿を描く。監督は『探偵はBARにいる』シリーズの橋本一。

あらすじ動画

シマウマの主な出演者

竜星涼:ドラ/倉神竜夫 須賀健太:アカ 日南響子:キイヌ 高橋メアリージュン:彩 小澤亮太 岩田素直 杉原勇武 渡部龍平 矢柴俊博 菅原大吉 天乃舞衣子:早苗 脇知弘:吉田 松田賢二:北島 福士誠治:網川 加藤雅也:シマウマ

シマウマのネタバレあらすじ

【起】– シマウマのあらすじ1

シマウマのシーン1

画像引用元:YouTube / シマウマトレーラー映像

東京都。現在。

倉神竜夫の携帯電話に、仲間のヒデが拷問されている動画のUrlが貼りつけられたメールが届きます。ヒデは背中に割り箸を大量に刺され、満身創痍で虫の息でした。仲間がやられると思った竜夫は、彩に電話して「逃げろ」と警戒を促します。

彩の住むマンションのところへ駆けつけた竜夫は、女性が車に乗せられている様子を見て突進していきますが、女性かと思ったのは女装をしたアカという男でした。アカは顔を白塗りしている人物です。アカはハイヒールで竜夫を蹴り、竜夫は気絶します…。(映画タイトル)

なぜこんな事態になったのか、少し以前にさかのぼります。

竜夫は若いチンピラでした。彩、ヒデ、サトシらとともに美人局(つつもたせ)の仕事をしていました。

彩を偽名で結婚相談所に登録させ、そこで知り合った男をうまく騙して脅して、金を巻き上げるのです。この手を使うと1日に3件も4件も金を巻き上げられるので、竜夫らは好んでこの手法を使っていました。

あるとき、いつものように彩を使って結婚相談所で相手の男を脅そうとすると、なんと相手はヤクザでした。相手のヤクザもすごんできたので、竜也は消火器で頭を殴って気絶させ、河川敷に連れて行きます。事情を聞くと、ヤクザも竜夫らと同様に結婚相談所を利用していました。結婚相談所で知り合った女性をレイプして、それを録画して商売にしていたのです。映像は売れますし、女性を脅して金を巻き上げ、さらにAV女優として利用するわけです。

竜夫は相手がヤクザと知っても、臆することはありませんでした。むしろヤクザならメンツが大事だとして、相手を痛めつける様子を録画します。その動画を持っていれば大丈夫だと思いました。ヤクザは「お前の顔、覚えたからな」と竜夫に言います。

そのヤクザが「回収屋」と呼ばれる相手に仕事の依頼をし、それで竜夫らが襲われたのでした。アカは回収屋の手先でした。

気絶した竜夫が目覚めると、アカは彩と竜夫を拉致してどこかの倉庫で拷問しようとします。回収屋とは金で憎い相手に復讐を請け負う仕事でした。相手を殺すのは簡単すぎるので、殺さず生かさずつらい復讐をするのがよいとされました。アカは「女は犯して男は痛めつける」と言いますが、その手法ばかりで飽き飽きしています。しかしそれ以外に方法がないのも確かで、アカは竜夫を吊るすとライターオイルをかけ、生きたまま死なない程度に焼いて苦しめようとします。

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