映画:シークレットルーム

「シークレットルーム」のネタバレあらすじと結末

サスペンス映画

シークレット・ルームの紹介:2016年製作のアメリカ映画。「エイリアス」シリーズのジェニファー・ガーナー主演によるサイコロジカルスリラー。弁護士のハワードはある晩、帰宅が遅くなり倉庫の屋根裏で一夜を過ごす。翌朝、窓越しに自宅にいる妻・ダイアナを見た彼は、ゲーム感覚で覗き見を開始する…。

あらすじ動画

シークレットルームの主な出演者

ハワード・ウェイクフィールド(ブライアン・クランストン)、ダイアナ・ウェイクフィールド(ジェニファー・ガーナー)、タイラー(ビクトリア・ブルーノ)、警察官(デレック・アルバラード)、ジゼル(エレリー・スプレーベリー)、ベン・ジェイコブズ(イアン・アンソニー・デール)、エミリー(ピッパ・ベネット・ワーナー)

シークレットルームのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①優秀な弁護士のハワードはある日、些細なことがきっかけで家に戻らず、自宅前のガレージ2階で妻子を観察することに。日が経過すると帰りづらくなる。 ②妻子を観察して想像していたハワードだが、自宅へ戻ることを決意。身支度を整えて帰還。

【起】- シークレットルームのあらすじ1

シークレットルームのシーン1 (原題は『WAKEFIELD』、主人公の苗字)


アメリカ。

〔春〕

ハワード・ウェイクフィールドは、ニューヨークで働く弁護士の男性です。
郊外に家を持ち、博物館の学芸員である妻・ダイアナと、まだ幼い双子の娘と暮らしています。

その日は珍しく、帰りの電車でハワードは、停電に出くわしました。
停電のために電車が止まり、最寄り駅まで歩くことを要求されます。

帰宅した家も停電のため、暗くなっていました。
駅から車で帰宅したハワードは、ポーチにアライグマを見つけ、追い払います。
するとアライグマは、ガレージに入り込みました。
アライグマを追い払った後、ガレージの2階から向かいを見ると、ちょうど自宅が見えます。

ハワードが妙な行動を取ることになったのは、その日の「停電」が引き金でした。
自宅の向かい側にあるガレージから妻子を見たハワードは、ふっとそこで観察する気になります。
見ていると、妻・ダイアナはどこかへ電話をかけました。ハワードの携帯電話が鳴ります。

帰りが遅いので妻から電話があったのですが、実は今朝ハワードは妻と喧嘩したばかりでした。
そういう偶然が重なり、ハワードはわざと妻からの電話に出ず、放置します。
喧嘩した夫が電話に出ないことを怒った妻は、ハワードの分の食事をごみ箱に捨てました。
なんとなく帰り損ねたハワードは、そのままガレージの2階で眠ってしまいます。


翌朝。ハワードは少し悔いました。外泊してしまったからです。
厳密には自宅の敷地内ですが、ガレージで寝入ってしまった理由を問われると、後ろめたい気持ちになります。
かくなるうえは、「妻・ダイアナが仕事で出勤してから、家に帰ろう」と思ったハワードは、引き続き観察を続けました。

ところが…ダイアナはなんと、警察に通報してしまいます。
家に警察官がやってきて、自分の情報を根掘り葉掘り聞いているらしいと知ったハワードは、出ていくタイミングを逸しました。
さらにその後、ダイアナは母・バーブを家へ呼びました。
バーブ未亡人はハワードにとっては義理の母にあたるわけですが、ハワードはバーブが苦手でした。
これでますます、ハワードは戻りにくくなります。

やっと妻が出かけた後に、ハワードは家に入り込みました。
いきなり妻が通報したことに憤りを感じたハワードは、あてつけのために「しばらく身を隠してやろう」と考え、家から食料や飲み物を持ち出します。

【承】- シークレットルームのあらすじ2

シークレットルームのシーン2 本当は前日、巨額の収入が見込める案件を受けたばかりでしたが、今のハワードにとっては収入よりも、「自宅観察」のほうが魅力的でした。
仕事場にも連絡を入れず、ハワードは自宅の向かいのガレージから、自宅を観察し始めます。

自宅から出たごみを食べつつ、ハワードはひたすら自宅を観察しました。
所持金が少ないのですが、カードを使うと「生きている」ことが分かります。
失踪した風を装いたいハワードは、自宅の小切手を前倒しに解約し、使います。


ホームレスとまじって一般ごみもあさったハワードは、やがてガレージに敷布団を持ち込み、本格的にガレージに住み着きました。
向かいの自宅を見て、妻や子どもたちの会話を想像します。
ソンダーヴァン医師が来ると、ハワードは医師との会話をイメージし、ベン弁護士が来ると、ハワードは事務所を代表してやってきたのだろうと考えました。
ベンは以前から妻のダイアナに色目を使っていたと、ハワードは考えています。

向かい側から妻子の生活を見張るハワードは、いっぽうで妻との出会いを振り返りました。

…妻・ダイアナはもともと、ダーク・モリソンという男がモーションをかけていた女性でした。
ハワードは若い頃、モリソンと親友になりました。
よき親友、よきライバルだったモリソンが好意を寄せる相手ということで、ハワードもダイアナに惹かれます。
モリソンはまだ、ダイアナとベッドインしていませんでした。
それを知ったハワードは、情報を逆手にとって、ダイアナを自分のものにします…。


ハワードは妻・ダイアナを、深く愛していました。
ガレージにこもった初日の朝に、妻と起こした口論も、つまるところ「嫉妬」が関係していました。
「君に私を求めてほしい。私が君を求めたように」と、ハワードはダイアナに思います。


〔夏〕

暑い時期になっても、ハワードはまだガレージにこもって、自宅の観察を続けています。
ひげと髪は伸びて、ホームレスと見た目が変わりありません。

【転】- シークレットルームのあらすじ3

シークレットルームのシーン3 ある日、ガレージに保管している靴を、双子の娘が取りにきました。
ハワードは見つかってはならないと思い、物音を立てて双子を追い返します。
双子は幸い、そのまま靴のことを忘れました。

しかしそのことで、夏の旅行に妻子が行くと知ったハワードは、「ガレージの2階へ旅行用品をダイアナが取りにくる」と気づきます。
潜伏していることがばれると嫌なので、ハワードは急いでガレージを一時退出し、野宿をしますが、虫がいて不快でした。


翌日。
自宅に戻ると、妻たちは母・バーブと車で出かけていきます。
妻たちが遠出したことで、ハワードはほっとします。
ダイアナたちの目を盗んで行動しなくて済み、ハワードはのびのびと暮らしました。

ある日。
住宅街のロシア人夫妻のごみ捨て場をあさったハワードは、彼らが「旅行に出かけるために、一時的に置いた荷物」をごみと勘違いし、あさりはじめました。
見とがめられ、追われたハワードは、黒人少女・エミリーと出会います。
エミリーは、しゃべることができない少女でした。
ハワードを連れたエミリーは、めがねの少年・ハーバートと引き合わせます。
ハーバートも障害児でした。

エミリーとハーバートは、ハワードに興味を示します。
食事の差し入れにやってきた2人をもてなしたハワードは、自分が久しく「人間」と接していないと気づかされました。つかの間ですが、人との交流の楽しさを思い出します。
帰り際、エミリーとハーバートに「もう来るな」と告げながらも、ハワードは自分がこの場所を去ろうかと考えていました。


〔秋〕

ハロウィンが近づきます。
自宅で今年もパーティーが開かれると知ったハワードは、ダイアナたちが準備をするのを見ながら、「私がいないほうが、幸せにちがいないのだろう」と思い始めます。
観察を始めて、半年近く経過していました。
他者が見ればハワードのしている行動は、「正気の沙汰ではない」と思うでしょうが、ハワード自身は現在こそが正気なのかもしれないと、考えます。

【結】- シークレットルームのあらすじ4

シークレットルームのシーン2 この半年間で、嫉妬、怒り、切迫感、みじめな思い…そういった感情を味わい、勤め人だった頃に比べると、今のほうがよほど、自由になっているとハワードは感じました。

季節はうつろい、日を重ねるにつれ、寒さが増してきます。

夏は暑さとの闘いでしたが、今度は寒さとの闘いです。
食料の保存ができるという点では、ありがたいことでした。
しかし寒さは死につながるので、ハワードは困ります。

雪が降った日、ハワードは熱を出して寝込みます。
このままだと死ぬ…と思ったハワードは、自分が看病されている夢を見ました。
しかしそれは夢ではありませんでした。

気づくとあの少女・エミリーが、ハワードの看病をしていました。ハーバートもいます。
それに気づいた瞬間、ハワードは「慈悲は要求するものではなく、無償で与えられるものだ」と実感しました。
エミリーとハーバートのおかげで、ハワードは病気から快復します。

その頃。
ハワードは偶然、妻のダイアナと出くわしました。
ハワードはしまったと感じますが、もっとショックなことに、ダイアナは目の前にいるホームレス風の男性が、自分の夫だと気づきません。


〔冬〕

クリスマスシーズンになりました。

ダイアナのところへ、ハワードが知らない男女がやってきて、会話をしていました。ハワードは気になります。
その男女は市の職員でした。正体が分かり、ハワードは安堵します。

クリスマスパーティーの客の中に、かつてのライバル、ダーク・モリソンがいると知ったハワードは、嫉妬しました。
このままではいけないと決意します。

ハワードは古着屋へ行って最低限の身支度をし、続いて床屋で髪と髭をととのえます。
綺麗な服に着替えて自分の車に乗り込み、ニューヨークへ出かけました。
一流デパートで高級品の時計やスーツを買い、カードで代金を支払ったハワードは、すがすがしい気分で店を出ます。
その姿で妻子の前に立った時、ダイアナたちはどんな反応をするか、いろんなバージョンを想像しながら、ハワードは帰宅しました。

(最後のシーンでは「妻子が喜んで出迎えるバージョn」「怯えられるバージョン」「しーんと静まり返るバージョン」「妻子がフリーズするバージョン」など、複数の想像あり。
どれが正しいかは、観客にゆだねるラスト)

みんなの感想

ライターの感想

…正直な話、主人公に共感できないストーリーだった。
自宅の向かいにあるガレージの2階に潜伏し、自宅をえんえん監視するっていうのは、興味深い。
ただその行動が不気味すぎるし、「正気の沙汰じゃない」と思ってしまう。
ところどころ挿入される回想シーンはまだいいが、「こうなるんじゃないか」と主人公が相応するバージョンは、必要ないと思う。
主人公のしている行動が、身勝手きわまりないのに加え、悪趣味なのも低評価の理由。

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