「シーフォーミー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

シーフォーミーの紹介:2021年製作のカナダ映画。盲目の少女が侵入者である強盗集団にサポートアプリを駆使して立ち向かうスリラー。ドキュメンタリー作品を数多く手掛けるランドール・オキタが監督を務める。自身も視覚に障がいを持つスカイラー・ダヴェンポートが盲目の少女ソフィを、アプリを通して彼女をサポートするケリーを『ミッシング・ガール』のジェシカ・パーカー・ケネディが演じた。

あらすじ動画

シーフォーミーの主な出演者

リコ(キム・コーテス) ケリー(ジェシカ・パーカー・ケネディ) デボラ(ローラ・ヴァンダーブート) ソフィの母(ナタリー・ブラウン) ソフィ・スコット(スカイラー・ダヴェンポート) ブルックス(エミリー・ピグフォード) アーニー(パスカル・ラングデール) デイヴ(ジョー・ピングー) オーティス(ジョージ・テコートヴ) カム(キートン・カプラン)

シーフォーミーのネタバレあらすじ

【起】– シーフォーミーのあらすじ1

シーフォーミーのシーン1

画像引用元:YouTube / シーフォーミートレーラー映像

まばたきをするソフィ・スコットが、ゴーグルを装着します…。

2019年、アメリカ。

部屋にはスキーのジャンプグランプリのトロフィーが、いくつもあります。テレビではアルペンスキーグランプリの競技の実況中継が、流れていました。それを聞きながらソフィは荷造りします。ソフィは目が見えないらしく、荷物には区別をつけるためにボトルに輪ゴムが巻かれてあったり、安全ピンが複数つけられていたりします。

テレビを消して足音を忍ばせたソフィはこっそり家を出ようとしますが、母に見つかりました。母はどこへ行くのかと干渉してきます。バイトだとソフィが答えると、銀行口座に4200ドルもの高額の金が振り込まれているのをチェックした母は「パパ活か」と詰問しました。ソフィは否定して「留守中に猫の世話をするのだ」と答えます。それでも母は食い下がり、タクシーはもったいないから送っていくと言い出しました。ソフィは「タクシー代も雇い主が支払うのだ」と説明します。

母のハグを鬱陶しそうに振り払ったソフィはタクシーに乗り込むと、サングラスをかけます。

(映画タイトル)

ソフィはかつてジャンプスキーの選手でした。U-18部門では何度も優勝しており、オリンピック出場も有力視されていました。しかし2年前に網膜色素変性症を患って盲目となり、オリンピック出場の夢を絶たれました。光を感じる程度で、まったく見ることができません。

ソフィの母はそんなソフィを心配するあまり、つい過保護になっていました。ソフィも母に素直になれず、ついつれないそぶりをしてしまいます。

タクシーの車中にすぐ母から着信があります。「シーフォーミー」という視覚障害者に便利なアプリがあり詳細はメールで送ったと話す母に、ソフィは電波の状況が悪い振りをして通話を切りました。

ソフィが着いたのは、ニューヨーク北部にある豪華なお屋敷でした。そこの主はデボラという女性で、お世話をする猫はアーチーという名でした。デボラは大富豪の男と結婚したもののうまくいかず、離婚したばかりなのだそうです。旅行へ出かけるものの猫シッターの募集を出すのが遅くなり、応募してきたのはソフィだけだと言いました。デボラは防犯セキュリティのパスワードを告げると注意事項を述べて、出かけて行きます。

ソフィは猫をおやつで呼び、発信機つきの首輪をつけました。そのあとスキー仲間の親友・カムという男性にビデオ通話をします。スマホで屋敷の映像を見せながら、カムにどんな場所か口頭で説明してもらいました。カムは既に何度も行なっているようで、ソフィに判りやすく説明していきます。

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