映画:ジャッリカットゥ 牛の怒り

「ジャッリカットゥ 牛の怒り」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

ジャッリカットゥ 牛の怒りの紹介:2021年7月17日公開のインド映画。第93回アカデミー賞国際映画賞のインド代表作品として選出されたパニック・スリラー。肉屋のアントニが一頭の水牛を屠ろうと鉈を振ると、命の危機を察した牛は全速力で逃げ出す。牛が暴走を続けるなか、牛追い騒動はやがて人間同士の醜い争いへと発展していく。監督は、驚くべき視覚的トリックと奇想天外のアイデアで、インドにおいてカルト的な人気を集めるリジョー・ジョーズ・ペッリシェーリ。

ジャッリカットゥ 牛の怒りの主な出演者

アントニ(アントニ・ヴァルギース)、カーラン・ヴァルキ(チェンバン・ヴィノード・ジョーズ)、クッタッチャン(サーブモーン・アブドゥサマド)、クリアッチャン(ジャーファル・イドゥッキ)、ソフィ(シャーンティ・バーラクリシュナン)、警官(ティーヌー・パッパチャン)、バングラデシュ・バーイー(ラージクマール)、サニ(プラシャーント)、オーマナ(ソニヤ)

ジャッリカットゥ 牛の怒りのネタバレあらすじ

【起】– ジャッリカットゥ 牛の怒りのあらすじ1

ジャッリカットゥ 牛の怒りのシーン1

画像引用元:YouTube / ジャッリカットゥ 牛の怒りトレーラー映像

『またわたしが見ていると、ひとりの御使が、底知れぬ所のかぎと大きな鎖とを手に持って、天から降りてきた。

彼は、悪魔でありサタンである龍、すなわち、かの年を経たへびを捕えて千年の間つなぎおき、

そして、底知れぬ所に投げ込み、入口を閉じてその上に封印し、千年の期間が終るまで、諸国民を惑わすことがないようにしておいた。その後、しばらくの間だけ解放されることになっていた。』(黙示録20:1-3)

インドの西南端にある、ケーララ州。

エーラパーラ村は森の奥深くにある小さな村です。スマホを持つ村人もいるいっぽうで、彼らの生活はまだ原始的なスタイルを数多く残しています。彼らの2~3代前の人が平地から移住して、こつこつ開墾して畑や農園を作りました。

まだ朝の暗いうちから、村には「カツ、カツ」という木を削る音が響き渡ります。村人たちはこの音を聞いて目覚めます。カツカツという音は、ゴムの木に傷をつける音でした。樹液を採取するために樹木の高いところにのぼり、木に傷をつけて容器をセットするのです。この作業には曜日など関係ありません。

村人の多くが横になっていたのは、その日が日曜日だったからです。小さな村に黎明がゆっくり訪れます。

森の奥では、肉屋も働いていました。肉屋の店主は中年男性のカーラン・ヴァルキと言います。いつも朝に森の中で水牛を屠(ほふ)り、その肉をさばいて村人たちに売ります。ヴァルキの店の肉は上物だとして、村では好評でした。なかなか口に入らないごちそうですが、日曜日くらいは奮発してココナツ味の水牛カレーを食べたいと思う村人たちが買いにきます。ヴァルキの店では、アントニともう1人従業員がいます。アントニは働き者で、店主・ヴァルキの言うことをよくきき、忙しく立ち働いています。

ゴム農園のオーナーであるクリアッチャンは、婚約式の準備をしています。クリアッチャンの娘は10代後半で、婚約させる予定でした。その式典で振舞う料理を何にするか、クリアッチャンは張り切っています。

さてその村で、ある日たいへんな事件が起きました。早朝に森のなかで屠られる予定の水牛が、綱を振り切って逃げ出したのです。逃げ出した水牛はジャングルに逃げ込みますが、その際に山積みになっていた干し草にたき火の炎が移りました。炎が燃え広がってしまい、村人たちはその騒ぎで目を覚まします。

みんなで協力して火を消し、消し終わったころには夜が明けていました。ヴァルキの店の水牛が逃げたことが伝達され、水牛の捜索隊が駆り出されます。

ヴァルキは友人のプラヴァーカランのところへ立ち寄り、一緒に探そうと思いました。プラヴァーカランは懐中電灯を持って出てくると、捜索隊に加わります。2人で探しながら歩いていると、プラヴァーカランはヴァルキの耳に痛いことを話します。

ヴァルキの父親も昔、水牛を逃がして今回のように村の男たちが捜索隊として駆り出されたことがありました。ヴァルキの父親はそのときに、井戸に落ちたのです。そのことを話題にされて、ヴァルキは嫌な顔をしました。「アントニはどこだ?」と話題をそらします。

捜索隊は人海戦術になっています。手の空いている男たちが、森に出て水牛を探しています。冷静に水牛の行き先を探る一団もいました。プランテーションや農園のほうへ逃げたという情報が出ます。農園の奥には広大な森が広がっています。水牛を探す人たちの頭上では、ヤシの樹木にのぼった男がいます。男はヤシの花を刈り取った場所に容器を設置しており、それを回収していました。容器にはヤシ酒が入っています。

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