「スクランブル」のネタバレあらすじ動画と結末

スクランブルの紹介:2017年製作のフランス&アメリカ合作映画。高級クラシックカー専門の強盗団、フォスター兄弟の活躍を描くクライム・アクション。マフィアがオークションで落札した車を強奪しようとしたがために、敵対するマフィアのボスから車を盗むはめになる兄弟と仲間たちの行方が描かれる。

あらすじ動画

スクランブルの主な出演者

アンドリュー・フォスター(スコット・イーストウッド)、ギャレット・フォスター(フレディ・ソープ)、ステファニー(アナ・デ・アルマス)、デヴィン(ガイア・ウェイス)、ジャコモ・モリエール(サイモン・アブカリアン)、マックス・クレンプ(クレメンス・シック)、ローレン・モリエール(アブラハム・ベラーガ)

スクランブルのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①世界に2台しかない車をオークション会場から盗んだフォスター兄弟は、落札者のモリエールに脅され、クレンプのフェラーリを盗むと宣言。モリエールは監視役に従兄弟のローランをつけた。 ②兄弟はクレンプと組んでおり、モリエールの名車コレクションを盗むのが目的だった。

【起】- スクランブルのあらすじ1

フランス・マルセイユ(フランス最大の港湾都市)。

世界にたった2台しか存在しないという高級車、37年型ブガッティがオークションに出品されます。
それを4100万ドル(約44億円)で落札したのは、ある黒人男性でした。
オークション会場では、それを2人の若者・フォスター兄弟が見ています。

フォスター兄弟は、異母兄弟でした。兄がアンドリュー、弟がギャレットと言います。
彼らは車を盗み出すことで生計を立てていました。
その日、彼らが目をつけたのは、37年型ブガッティです。

落札後、車がトレーラーで運ばれるのを見た2人は、盗みを実行に移しました。
兄のアンドリューがフックをつけてトレーラーの上に乗り、弟のギャレットはトレーラーの走行妨害をします。
落札者の男性が、車が狙われていると気付いて発砲しますが、兄弟は荷台を開けると車を奪い、運転して去りました。

翌日フォスター兄弟はいつものように、取引相手・パナヒという地元のギャングに車を盛っていきます。
ところがパナヒは車を見ると「欲しいとは言ったが、盗めとは言っていない。危険な相手を怒らせてはいけない」と言いました。
その場に銃を持った一団が現れると、パナヒは射殺され、兄弟は布袋をかぶせられて連れられます。
フォスター兄弟は知らなかったのですが、37年型ブガッティを落札したのは、マルセイユ最大のヘロイン密売人、ジャコモ・モリエールだったのです。

モリエールの趣味は、クラシック・カーを集めることでした。屋敷のガレージに、錚錚たる名車コレクションを集めています。
事態を察した弟・ギャレットは、命乞いのために取引を持ちかけました。
このところマルセイユに進出してきている、財閥マックス・クレンプの車を盗むと宣言します。

マックス・クレンプは西ベルリンの名家の三代目で、15歳でミュンヘン大学を卒業した男です。その利発さでわずか30歳にして、父から事業を受け継いでいました。
クレンプは時価3800万ドル(約41億円)の名車、62年型フェラーリ250GTOを所持しています。それを盗み出すと、ギャレットは言ったのです。
モリエールはベルリンの不動産取引で、クレンプに損をさせられた恨みがありました。
そこで、「1週間で盗んでこい」と言うと、モリエールは2人を解放します。

兄・アンドリューにはステファニーという、スリでハッカーの恋人がいました。プロポーズするつもりで、アンドリューはすでに指輪も購入しています。
ステファニー、通称:ステフは話を聞くと、「チームを組もう」と言いました。

【承】- スクランブルのあらすじ2

同じスリ仲間の女性・デヴィンを2人に紹介します。
さらにデヴィンの友人である太っちょの爆薬専門家・レオン、4人のドライバーも用意しました。

弟のギャレットは昔、盗んだフェラーリを女性に奪われたことがありました。以来、なんとしてもフェラーリを盗み出し、一矢報いたいと自分に思い聞かせています。
いつか機会があれば、ブレーキを踏みつつアクセルも踏み急発進する「リビエラ・ラン」という手法を試したいと、兄弟はステフとデヴィンの前で話します。

フォスター兄弟のところへ、モリエールの従兄弟ローラン・モリエールがやってきました。
ローランはモリエールの監視役でもあり、兄弟がきちんと仕事を進めているか確認するために派遣した者でした。
ローランが「クレンプとの知り合いを紹介する」と言い、クーンというロン毛の男性と引きあわせます。

ステフがクーンと交渉すると、クーンは兄弟の腕前を確かめたがりました。
弟のギャレットがドリフト走行を見せますが、それに満足しないクーンは「滑走路で離陸直前の貨物機を止めろ」と命令します。
ギャレットは乗っていた車で貨物機に近づきますが、クーンを助手席に乗せた兄・アンドリューも、「見に行こう」と言って滑走路に行きます。
追跡するパトカーをぶっちぎった兄弟2人は、弟のギャレットがルーフを上げ、貨物機のプロペラを破壊することで停止させます。
その貨物機はクレンプの自家用でした。

クーンの紹介で、フォスター兄弟は車泥棒としてマックス・クレンプに紹介されます。
モリエールの従兄弟・ローランは帰り際、クレンプに車を見せてくれと頼みました。
クレンプのガレージには、赤いフェラーリばかりがずらりと並んでいます。
この時、アンドリューは車庫の暗証番号を盗み見て、メモしたマッチをステフに渡しました。

フォスター兄弟とお目付け役のローランが帰宅すると、インターポール(国際刑事警察機構)の2人組が家に上がり込んでいました。
インターポール2人組はローランに名前を聞き、さらに「最近車が盗まれる時に、フォスター兄弟の名が挙がっている」と警告します。

【転】- スクランブルのあらすじ3

フォスター兄弟は街を出ることを検討しますが、約束を果たすよう脅すため、ステフがモリエールの手先に拉致されました。
さらに地元のギャング、パナヒの手下からも、兄弟は追われる身となっています。

モリエールに「どんな作戦を考えているのか教えろ」と言われた兄弟は、明朝7時に礼拝堂に来いと答えました。
礼拝堂で会ったアンドリューは、作戦内容をモリエールに話します。
ブルドーザー、パトカー、警察のバンを盗んだ後、クレンプに「今日、手入れがある」という密告電話を入れます。
その後に警察車両で入りこみ、逃走を考えるクレンプにわざと逃げ道を作ると告げます。
クレンプを屋敷から離して、その隙に盗み出すのです。

スリの初歩的なテクニック「別のもの(警察車両の手入れ)に気をそらせて、その間に盗む」と聞いたモリエールは、納得しました。
礼拝堂にヘリコプターと、車3台がやってきます。
車にはクレンプが乗っており、モリエールにマルセイユを奪うと宣戦布告して立ち去りました。
立腹したモリエールは「明日やれ、俺も混ぜろ」と言います。

夜にフォスター兄弟と監視役・ローランが店で食事をしていると、そこへインターポール2人組がまたやってきました。
インターポール2人組はローランが偽名を使ったことを指摘し、モリエールの親族だと知っていると言います。
「目をつけられているから、仲間割れをした振りをしよう」とローランに言うと、アンドリューはわざとインターポール2人組の前でローランを殴りました。
弟・ギャレットはデヴィンと意気投合し、ベッドインします。ステフはモリエールのところで、人質になっています。

決行当日。
集合場所に行ったモリエールとローランのところへ、インターポール2人組が現れました。
モリエールはインターポール2人組に逮捕されそうになりますが、知っている刑事の名を挙げて彼らが知らないことから、「偽のインターポール」だと気付きます。
それと同時に、モリエールの脳裏に「スリの初歩的テクニック」がよぎりました。
「別のものに気をそらせて、その間に盗む」
つまり「クレンプの車を盗むように見せかけて、モリエールの車を盗む」のが、フォスター兄弟の描いた本当の作戦だったのです。
(インターポール2人組は、フォスター兄弟の仲間)

【結】- スクランブルのあらすじ4

真相に気づいたモリエールは、急いで自宅に戻りました。しかし名車は盗まれていました。
拉致されたステフが、侵入の手引きをしたのです。裏を返せば、ステフが拉致されることも、フォスター兄弟の計算のうちでした。
ステフは部屋を抜け出してモリエール邸内の警報を誤作動させ、警備の者たちを惑わせていました。
その隙に、ガレージにあった車を盗み出し、追跡用の車は爆破して阻害します。

モリエールとローランが追跡を開始しますが、しんがり(最後尾)をつとめるアンドリューとギャレットが、わざと別の道を行きます。
途中、アンドリューは車を停車すると、ステフにプロポーズしました。ステフは受けます。
名車コレクションは別ルートを走行し、マルセイユ港につけていました。そのまま船で輸送するつもりです。
アンドリューとギャレットの車2台は、モリエールとローランの車2台を渓谷の蛇行する道へ誘導しました。
ローランはトラックと正面衝突します。
橋を渡ったギャレットは、そこに仕掛けた爆薬を爆破しました。橋が壊れ始めます。
兄・アンドリューはリビエラ・ランで、橋を渡り切りました。モリエールは足止めを食います。

車の行き先を調べろと黒人の手下に命じたモリエールは、車が港にあると知り、ハンドルを回します。
港まで追ってきたモリエールに、兄弟はチキンレースをしようとしました。
そこへデヴィンがバスで突っ込み、モリエールの車は海に落ちます。

フォスター兄弟はもともと、クレンプと組んでおり、モリエールのコレクションを盗み出すのが目的でした。クレンプに車を引き渡します。
別れ際、アンドリューはデヴィンにクレンプのガレージの暗証番号を渡します。

後日。フランス・パリ。
フォスター兄弟とステフは、パリへ移動していました。
兄・アンドリューはステフと結婚するつもりですが、弟のギャレットはデヴィンと約束なしで別れたので、振られたと思っています。
ところがそこへ、62年型フェラーリ250GTOが現れました。ハンドルを握っていたのはデヴィンです。
デヴィンは車のキーをアンドリューに渡しました。アンドリューのリベンジがかない、喜びます。

もうこれで足を洗おうと思った兄弟でしたが、ステフが「53年型シアタ・クーペという、世界に9台しかない車の1台がバルセロナにあるの」と囁きました。
まだまだフォスター兄弟は、車泥棒の世界から足を洗えそうにありません…。

みんなの感想

ライターの感想

どんでん返しがあるものの、話自体は非常に単純で判りやすい。
クラシックカーがたくさん見られる映画でもある。
もちろん、ガレージに陳列されているだけでもよいのだが、終盤で「山道をクラシックカーが隊列組んで走る」のが画になる。
当然、価値の高いクラシックカーなので、オシャカにはできません。だから、クラッシュ率は低くなる。
ちょびっとカーチェイスがある程度かな。
腕前がいい兄弟のはずなのに、モリエールがそれと同じ程度の運転技術を持つなんてなあ…(笑)。

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