映画:スリークリミナルズ

「スリークリミナルズ」のネタバレあらすじと結末

スリー・クリミナルズの紹介:人生の転機を迎えて旅に出たいという叔父の希望を叶えるため、キャンピング・カーを購入した甥っ子兄弟。そんな「なんでもない」はずの行動が、2人を犯罪の渦中へ巻き込むことになったのでした・・・!というクライム・サスペンスで、犯罪モノですが出てくる悪人もほとんどが「憎めないキャラ」の、オフビートな感覚のドラマになっています。

あらすじ動画

スリークリミナルズの主な出演者

スコット(サム・ウィルキンソン)、ジョエル(フェリックス・テイラー)、ジョージ(ティム・スケルトン)、ドニー(ウィリアム・ウォルフ・ホーガン)

スリークリミナルズのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- スリークリミナルズのあらすじ1

スリークリミナルズのシーン1 主人公の青年・スコットは、ダメ男の兄・ジョエルと共に、叔父のジョージの元へ呼ばれ、遊びに行きます。俺もいい歳になり、人生の転換期を迎えて旅に出たい、キャンピングカーが欲しいんだというジョージの頼みを聞き、スコットとジョエルはドニーという男から車を買う手配を取り付けます。終始ニコニコと微笑みながらも、ドニーからは何か胡散臭い印象をスコットもジョエルも受けましたが、車は無事購入することが出来ました。
その夜、スコットは覆面をした2人組に、車の中に拉致されます。「金はどこだ?」と聞いてくる2人ですが、スコットには何のことかわかりません。ジョエルが助けに来て事なきを得ましたが、これが今回の「おかしな事件」の発端でした。
その後、ジョージが「実は今、免停中なので」ということで、スコットの運転でドニーの元へ車を引き取りに行きます。しかし立ち寄ったガソリンスタンドで強盗に会い、手に入れたばかりの車を奪われてしまいます。しかしこれは全て、ジョージの「計画」だったのです。

【承】- スリークリミナルズのあらすじ2

スリークリミナルズのシーン2 ジョージは、バックとチャーリーというヤクザもの2人組から資金を得て、裏ポーカーに熱中していました。儲けの半額を2人に渡す約束だったのですが、ある日ジョージは8万ドルの大勝ちをして、その半額を渡すのが惜しくなってしまったのです。大勝ちの話は当然バックとチャーリーにも伝わり、2人はジョージに分け前をよこせと脅していました。スコットが拉致されたのも、それが原因だったのです。
それでジョージは、知り合いに車の強盗を頼み、「金は車と一緒に盗まれた」ことにしようと考えたのでした。しかし、あてにしていたスタンドにある監視カメラの映像が、証拠品なので渡せないと警察に言われ、この計画は頓挫してしまったのです。そうとは知らないスコットが、ドニーに車が盗まれたを話すと、売った車にはDPSが付けてあり、追跡出来るはずとのこと。追跡すると、車は空き地に乗り捨てられていました。
そしてスコットとジョエルが家に帰ると、中は荒され、飼い犬の姿はなく。「犬は預かった」という置き手紙がありました。ここでようやくジョージは、金のトラブルのことをスコットとジョエルに打ち明けます。犬を「人質」に取られたスコットは、金を素直に渡すようジョージを説得。バックとチャーリーとの受け渡し場所に向かいますが、警官に化けた強盗に、再び金と車を奪われてしまうのでした。

【転】- スリークリミナルズのあらすじ3

スリークリミナルズのシーン3 この「2回目の強盗」を仕組んだのは、ドニーでした。サイコパスな性格の持ち主であるドニーは、GPSを頼りに、スコットたちを追跡、金を奪ったのです。そしてドニーは金を返す代わりに、スコットたちにある民家の高級車を盗むよう指示。不思議に思いつつ車を盗もうとするスコットたちでしたが、悪良いしていたジョエルのせいで車泥棒は失敗してしまいます。
ドニーはその一方で、バック&チャーリーにも接触。2人の家に身元のわからぬ死体を置いていきます。元々ヤクザな稼業をしている2人は、死体を見つけて警察に通報するわけにもいかず(自分たちが疑われるだけなので)、なんとか密かに死体を処理。家に帰ると、ドニーが家の中で待ち受けていました。ドニーは、家に死体を置いたのは自分だ、更に2人が欲しがっている金=スコットたちから奪った金を自分が保管していると打ち明けた上で、2人に「選択肢」を言い渡します。
ひとつは、金を受け取って町から離れること。その代わり、死体を殺した犯人として、警察に追われることになる。もうひとつは、金を諦め、犬も飼い主に返す。その代わり、死体についての嫌疑はかからないよう取り計らうというものでした。理不尽な「取引」に、2人は力づくでドニーを追い出そうとしますが、ドニーは拳銃を取り出すと、顔色ひとつ変えずに2人を射殺します。

【結】- スリークリミナルズのあらすじ4

スリークリミナルズのシーン2 一方スコットは、ジョージと連絡が取れなくなったことに不安を抱きつつ、車を盗むよう指示して来た手紙に書かれたマークが、ドニーの家で見たものと同じことに気付きます。ジョエルと共にドニーの家に向かいますが、家はもぬけのから。そして警察から、スコットに連絡が入ります。なんと、ジョージが死体で発見されたという知らせでした。
結局ドニーが、金に関わる関係者を始末し、金を独り占めして逃亡したのでした。スコットは警察にそのことを説明しますが、現実離れしていると、取り合ってもらえません。実はバック&チャーリーが住んでいた家は、ジョエルが賃貸用に貸し出していた物件で、そこで死体が見つかったことで、ジョエルが犯人と疑われていまっていたのです。スコットが家に戻ると、そこに犬と置き手紙が。金を正式に相続すべきなのはあなただ、巻き込んでしまって申し訳ないというドニーからの手紙でした。
ドニーは「善意の第三者」であるスコットを信頼し、警察へ向かい。スコットはドニーが置いていった金を持って、飼い犬と共に町を出て行くのでした。

みんなの感想

ライターの感想

どこかコーエン兄弟の作品を思わせる、犯罪ドラマでありながら肩の力の抜けた、「オフビートな作品」です。元々はあんたが分け前シブるから悪いんや!と思いつつ、どうにも責められない悪人とは言い切れないキャラのジョージ叔父さんや、叔父さんに比べれば「ワル」の部類なんだろうけど、でも人質として(この場合は「犬質」と言うべきかしら)さらった犬を可愛がっちゃう2人組バック&チャーリーなど、いい味出してるキャラが勢ぞろいであります。
なので、犯罪ドラマなのに何かのほほんとしたムードでお話は進んでいくのですが、これが「サイコパス」ドニーがいきなり本性をむき出しにしてくるからビックリ仰天、あっという間に(画面には映らないけど)死体の山!バック&チャーリーは致し方ないとしても、叔父さんまで殺されちゃうのは正直ビックリでした。上にも書いたように、キャラとして「憎みきれないロクデナシ」な人だったので。
ただ、「オフビート感覚」をウリにする映画としては、もうひとつ「キレ味」を欠いていたかなという印象はあります。人質の「体の一部」を切断して送りつける非情な手段を取ろうとして、犬可愛さのあまりハサミを入れられない2人組とか、なぜか車泥棒を命じられて頑張ってはみるもののマヌケな失敗で逃げだすハメになるシーンとか、ところどころはいい感じなんですけどね。全体的に「まったりムード」過ぎたかな?と。
なので、最終盤でドニーさんが本性出すところが、ちょっと唐突に感じちゃうんですよね、そこらへんが「キレ味不足」だと思った原因でしょうか。それでも、ちょっと変わった感覚のクライム・サスペンスとして、なかなか楽しめる作品に仕上がっていると思います!

映画の感想を投稿する

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

映画「スリークリミナルズ」の商品はこちら