映画:セブン

「セブン」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(5件)

サスペンス映画

【転】– セブンのあらすじ3

セブンのシーン3

画像引用元:YouTube / セブントレーラー映像

〔金曜日〕

まだ雨が降ったり止んだり、続いています。

朝、出勤前にサマセット刑事はトレイシーと会いました。「悩みは旦那さんに言いなさい」とアドバイスしますが、「負担をかけたくないのだ」とトレイシーは言い、この町にまだほかに知り合いがいないとこぼします。

トレイシーとミルズは州の北部から異動してきていました。引っ越して浅いので、知り合いがいないのです。

トレイシーはサマセット刑事に妊娠を打ち明け、どうしようか悩んでいると言いました。

サマセット刑事は、自分の過去を語ります。

かつてサマセット刑事は恋人の女性と暮らしていました。その女性も妊娠しました。

それを聞いたサマセット刑事は、初めて恐ろしいと思ったそうです。こんな殺伐とした世の中に新たな命を生み出していいのかと悩んだサマセット刑事は、恋人を説得して中絶させたそうです。

それが、サマセット刑事が独身を貫いている理由のようです。

「生まない決断を後悔はしないが、ちがう決断をしたら…と思わない日はない」

そう告げたサマセット刑事は、トレイシーに「生むのなら、思い切り子どもを甘やかしなさい。生まないならミルズ刑事には内緒に」と助言します。

ミルズ刑事は、続く事件に焦っていました。犯人をバカにしており、軽んじる向きもあります。

サマセット刑事はミルズ刑事に繰り返し、こういった連続殺人を行なう手合いの人物は賢い、だから用心しないとならないと警告しました。

その1つとして、ヴィクターを「1年前から」拘束して、木曜日にSWATが突入することまで計算に入れていたことも引き合いに出します。

しかしミルズ刑事は「殺人をおこなう者はいかれてる」として、全く聞き入れませんでした。ミルズ刑事の元来の性格も関係しているようです。

サマセット刑事は裏の手口を使おうと考えました。図書館へ行き、これぞという参考資料の書籍のタイトルを打ち出すと、カフェで金を渡し、ある人物に机の下で封筒を渡します。

相手の男性は1時間後にと言って、立ち去りました。

ミルズ刑事は「あいつは何者だ」と怒りますが、サマセット刑事は「FBI(連邦捜査局)の人だ」と言い、FBIでは内密に利用者の閲覧記録を追跡していることを告げます。

本来は、違法捜査でした。ですから秘密裏に行なっていたのです。

1時間後、閲覧記録を得たサマセット刑事とミルズ刑事は、該当する書籍を共通して借りているジョン・ドゥという人物に辿り着きました。

ところがこの時点では、ジョン・ドゥという人物に特に容疑はなく、あくまで聞き込みという形でしか捜査方法はありません。

ジョン・ドゥのアパートへ行くと、留守でした。廊下に帰ってきた人影が見えると、いきなり発砲して去ります。2人とも無事です。

ミルズ刑事は早速追いかけました。見失ったミルズ刑事はトラックの上から頭を殴られ、銃を奪われます。

しかし銃口を頭に突きつけられただけで、男はそのまま立ち去りました。

サマセット刑事はFBIの内密捜査(図書閲覧のこと)がバレると困るので落ち着けと言いますが、ミルズ刑事は怒りに任せてドアを蹴破ります。

サマセット刑事が改めて金を握らせ、偽の証人を仕立て上げて、部屋に踏み込みました。

ジョン・ドゥの部屋からは数々の証拠品がありました。ミートソースの缶、ホルマリン漬けにされたヴィクターの指、一番奥の暗室にはたくさんの写真があります。

びっちりノートに書きつけられた手記を見て、サマセット刑事は改めて、ジョン・ドゥが頭脳犯だと思い知らされます。

ミルズ刑事は浴室で現像された写真を見て、怒り心頭に発していました。ヴィクターの現場に報道記者として、写真を撮った相手がジョンだったのです。

(ヴィクターの現場で最初に会った時に、ジョンはミルズ刑事に横柄な態度を取られている。この時点からジョンはミルズ刑事に目をつけていた可能性あり)

警察の本格的な捜査の手が入りますが、ジョンの指紋はひとつも出ませんでした。

ジョンの手記は200冊以上もあり、仮に捜査員50名が徹夜して全て読んだとしても、2か月かかるほどの大量なものです。

ジョンの部屋に電話のベルが鳴り響きました。ミルズ刑事が音の発信源から電話機を探し当てて、とります。

電話の主はジョンからでした。こんなに早く辿り着くと思わなかったと言い、「今後の予定を変えることにした」と宣言します。

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