映画:ゼロの焦点(2009年)

「ゼロの焦点(2009年)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

サスペンス映画

ゼロの焦点(2009年)の紹介:2009年公開の日本映画。同年に生誕100周年を迎えた松本清張の同名小説の映画化。結婚直後に失踪した夫の謎を追う妻が、衝撃の事実を知るサスペンス。広末涼子、中谷美紀、木村多江の三大女優の共演も話題となった。

あらすじ動画

ゼロの焦点(2009年)の主な出演者

鵜原禎子(広末涼子)、室田佐知子(中谷美紀)、田沼久子(木村多江)、鵜原憲一(西島秀俊)、鵜原宗太郎(杉本哲太)、宗太郎の妻(長野里美)、鳴海享(崎本大海)、本多良雄(野間口徹)、金沢警察署の警部(モロ師岡)、青木所長(本田博太郎)、板根絹江(市毛良枝)、室田儀作(鹿賀丈史)

ゼロの焦点(2009年)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①新婚の禎子は夫・憲一が引き継ぎの仕事で金沢に行ったきり帰らないことを不審に思い、金沢へ行った。そこで憲一の得意客・室田儀作&佐知子夫妻と会う。室田の会社にはスラングの英語を話す久子という女性もいた。 ②憲一は行方不明、探しに来た憲一の兄・宗太郎も殺され、憲一の後輩・本多も刺殺される。憲一が巡査をしていた過去から、禎子は思いがけない接点を見つける。 ③久子と佐知子は米兵に身体を売る仕事をしていた。再会した憲一は偽名を使って久子と暮らしていたが、禎子とやり直すために自殺を偽装し、佐知子に殺されていた。佐知子は真相に辿り着く宗太郎や本多も殺し、久子を自殺においやる。禎子に看破された佐知子も自殺した。

【起】– ゼロの焦点(2009年)のあらすじ1

ゼロの焦点(2009年)のシーン1

画像引用元:YouTube / ゼロの焦点(2009年)トレーラー映像

昭和18年10月21日、出陣学徒壮行会の映像。流れるのは陸軍分列行進曲。

…昭和32年8月。

東京・銀座のホテルで、禎子は鵜原憲一と見合いをします。禎子は英語が堪能で、山之内商事の開発部で働いていました。

東洋第一広告に勤務する10歳も年上の憲一は、見合い当時は石川県の金沢出張所に赴任して2年目で、月に10日ほど東京の本社で働いていました。見合いをしたのもその時にです。

憲一は戦争の際に機銃掃射で右肩に大きな傷跡が残り、憲一の所属した部隊は生存者が憲一ともう1人だけという、最前線で戦っていました。

憲一と禎子の結婚が決まります。憲一は結婚と共に栄転し、東京本社に戻ることになりました。

この当時は見合いで結婚することが多く、結婚相手の憲一の過去を、禎子は殆ど知ることなく嫁ぎます。

式を挙げてすぐ、憲一は仕事を後輩・本多に引き継ぐため金沢に行きました。上野まで見送りに行った禎子にキャラメルを1つ渡すと、憲一は「1週間なんてすぐだ。8日には戻るから」と言います。

しかし…禎子が夫・憲一を見たのはこの時が最後でした。

金沢から一足先に憲一の荷物が届き、中の封書にも「予定通り戻る」と書いてありましたが、予定日の8日を過ぎても憲一は戻ってきません。

不安になった禎子は、憲一の兄・宗太郎とその妻・道子に相談に行きますが、「どうせ遊びながら帰ってきているのだろう」と兄・宗太郎は楽観的でした。

兄・宗太郎から昔話を聞くにつれ、禎子は夫・憲一のことを何も知らない自分が不安になります。先に着いた荷物を整理していた禎子は、瀟洒な館の写真と小さなボロ家屋の写真を見つけました。

本当に私は何も憲一のことを知らない、そう思った禎子はたまりかねて金沢へ列車で行きます。金沢駅まで迎えに来てくれたのは、青木所長と後輩の本多でした。

金沢に着いてすぐ、禎子は羽昨(はくい)の海岸であがった遺体の身元確認を要求されました。幸いそれは憲一ではありませんでしたが、日本海側のこの界隈では絶壁が多く、自殺の名所・能登金剛があると聞かされます。

憲一の下宿先に行きたいと言った禎子に対し、青木所長はしぶい顔をします。実は憲一は1年半前に下宿を引き払っており、以降、憲一が金沢でどこに身を寄せていたのかは、誰も把握していませんでした。

青木所長は保身に走り、親身になってくれたのは憲一の後輩の本多です。

本多の案内で禎子は、憲一の得意先の顧客・室田耐火煉瓦株式会社の社長・室田儀作とその妻・佐知子と会いました。

取り次いだのは受付嬢の田沼久子という女性です。

室田儀作と佐知子は憲一失踪のことを、心当たりがないと言います。

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